ブラピが世界の危機に立ち向かう「ワールド・ウォー Z」予告編公開
2012年11月16日 14:00
[映画.com ニュース] ブラッド・ピット主演のアクション大作「ワールド・ウォー Z」のワールドワイド版ティーザートレーラーが、このたび公開された。ピットが演じる、愛する家族と世界を救うために戦う主人公の雄姿は、新たなヒーローの誕生を予感させる。
予告編は、主人公ジェリー(ピット)が妻と娘2人とともにクイズを楽しむ和やかな車内の風景からスタート。ところが爆発が起きたり、トラックが他の車に衝突したりと街の様子が一変。人々がパニックに陥るなか、ジェリーは家族を連れて海上の船に避難する。無事にたどり着き安心したのもつかの間、事態を収拾すべく、家族を後に残して混乱の中に身を投じることになる。変異した人々が壁をよじ登ろうとして積み重なり、山になったシーンも圧巻。壮絶な戦いを期待させる、迫力のある映像に仕上がった。
今作は、中国の人里離れた小さな村で発生した謎の疫病が世界中に広がり、地球規模で起こるパニックを、国連職員ジェリーの視点で描く。原作は、マックス・ブルックス著「WORLD WAR Z」(文藝春秋刊)。世界中の国や地域の歴史背景・文化を巧みに取り入れながら、人間対ゾンビの戦争がインタビュー形式でつづられている。レオナルド・ディカプリオも映画化権の獲得に乗り出していたが、最終的にピットが手に入れた。
メガホンをとったのは、「007 慰めの報酬」のマーク・フォースター監督。ピットが製作も務め、デビッド・エリソンとダナ・ゴールドバーグが製作総指揮に名を連ねる。脚本は、デイモン・リンデロフ(「プロメテウス」、テレビシリーズ「LOST」)とマシュー・マイケル・カーナハン(「大いなる陰謀」)。女優のミレイユ・イーノスが、ジェリー(ピット)の妻役を演じた。
「ワールド・ウォー Z」は、2013年8月に全国で公開。
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