坂本龍一らが、アカデミー会員候補に
2012年7月2日 15:00
映画芸術科学アカデミーは、映画芸術の発展を図るために1927年に創設された組織で、既存メンバーの推薦があって初めて入会できる仕組みになっている。近年は新メンバーの受け入れに積極的で、アカデミー賞にノミネートされた人の多くが招待されている。
今年のアカデミー賞で作品賞をはじめとする5部門を獲得した「アーティスト」からは、俳優のジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、 ルドビック・ブールス(音楽)、トマ・ラングマン(プロデューサー)、ミシェル・アザナビシウス(脚本・監督)の5人が選ばれているほか、俳優ではジョナ・ヒル(「マネーボール」)、ジェシカ・チャステイン(「ヘルプ 心がつなぐストーリー」)、メリッサ・マッカーシー(「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」)、オクタビア・スペンサー(「ヘルプ 心がつなぐストーリー」)らが選ばれている。また、「ツリー・オブ・ライフ」のテレンス・マリック監督や、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」で初の英語作品を手がけたウォン・カーウァイ監督、さらにはホラー小説の巨匠スティーブン・キングなどの大ベテランにも招待状が発送された。
日本からは、作曲家として活躍する坂本龍一氏(「ラストエンペラー」、「シェルタリング・スカイ」)と、邦画・洋画で撮影監督として活躍する栗田豊通氏が選ばれている。招待を承諾した新アカデミー会員は、来年のアカデミー賞から投票できるようになる。
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