仏映画ファンが選ぶウディ・アレン作品 1位は「マンハッタン」
2012年6月23日 20:30
[映画.com ニュース] 仏映画情報サイトPREMIEREが、ユーザーが選ぶお気に入りのウッディ・アレン監督作品を発表した。アレン監督の作品を10点満点で評価し、1位は6.4ポイントを獲得した「マンハッタン」だった。
1979年公開の「マンハッタン」は、ニューヨーク舞台にアレン演じる2度の離婚歴がある中年作家アイザックと17歳の恋人、そして元妻やアイザックの友人ら、都会で生きる人間の恋模様を描いた物語。全編にジョージ・ガーシュインの音楽を用いたことでも有名だ。2位は第50回アカデミー賞で作品賞含む4冠獲得、ダイアン・キートンの好演で知られる「アニー・ホール」、3位はスカーレット・ヨハンソン主演のサスペンス「マッチ・ポイント」、4位は「カイロの紫のバラ」、5位は「ハンナとその姉妹」だった。
一方、評価が低かったのは「スコルピオンの恋まじない」、「ウディ・アレンの影と霧」、監督デビュー作の「泥棒野郎」だった。
ほぼ年に1作のペースで精力的に新作を発表しているアレン監督。第84回アカデミー賞脚本賞を受賞した「ミッドナイト・イン・パリ」は1966年の監督デビュー以来、キャリア最高のヒットを記録した。ローマロケを行った「To Rome With Love(原題)」が6月22日全米公開。既にその後の最新作のキャスト候補も報道されている。