カイロの紫のバラ

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

ウッディ・アレンが監督・脚本を手がけ、映画ファンの女性がスクリーンの中から飛び出してきたスターと恋に落ちる姿を描いたファンタジックなラブストーリー。1930年代、大恐慌真っただ中のニュージャージー。セシリアは失業中の夫と愛のない生活を続けながら、ウェイトレスの仕事で家計を支えていた。彼女にとって、つらい現実を忘れられる映画鑑賞だけが心の支えだ。そんなある日、お気に入りの映画「カイロの紫のバラ」を映画館で見ていると、映画の主人公トムが突然セシリアに向かって話しかけてきて……。「ローズマリーの赤ちゃん」のミア・ファローがヒロインを務め、「愛と追憶の日々」のジェフ・ダニエルズが劇中映画の主人公トムと彼を演じる俳優ギルの2役を演じた。

1985年製作/83分/アメリカ
原題:The Purple Rose of Cairo
配給:ワーナー・ブラザース映画

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第43回 ゴールデングローブ賞(1986年)

受賞

最優秀脚本賞 ウッディ・アレン

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジェフ・ダニエルズ
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ミア・ファロー
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映画評論

フォトギャラリー

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写真:Photofest/アフロ

映画レビュー

4.5【”第4の壁を越えた恋・・。夢には惹かれても現実で生きるしかない・・。”映画設定の妙と、若きミア・ファローの映画を観ている無垢なる表情に魅了される作品。】

NOBUさん
2022年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 映画館で映画を観る際には、仕事の悩みなどは全て忘れて、漆黒の中、スクリーンに映し出される世界に没入する。
  そして、客電が上がった後に、リフレッシュした気分で映画館を後にする。-

◆感想

 ・今作は、映画大好きなウディ・アレン監督の、”現実と映画で描かれている事は、似て非なるモノなんだよ・・”という優しいメッセージに満ちている。

 ・景気が悪いという事を理由に、仕事もせずに酒ばかり飲んでいる夫を持つセシリア(ミア・ファロー)は、ダイナーで働くも、要領が悪く馘になってしまう。
 だが、彼女には楽しみがあった。それは、映画館で映画を観る事。

 ・ある日、何度も観ていた”カイロの紫のバラ”を鑑賞中、端役の冒険家トム(ジェフ・ダニエルズ)が、セシリアの方に眼をやり、画面から出て来て彼女に語り掛ける。
ー このシーンは、今でも覚えている。-

 ・トムは色のついた現実世界を楽しみ、セシリアは憧れの映画スターとの逢瀬を楽しむ。

 ・混乱する”カイロの紫のバラ”の出演者達。オロオロする映画関係者の姿も可笑しい。

 ・だが、トムを演じていたギルの言葉を信じ、セシリアは家に戻るのだが・・。
 - ここは、可なり切ない・・。ギルはハリウッドにセシリアに一言も告げずに戻っていたのだ。-

<ギルに見捨てられ、家にも戻れないセシリアはいつも通う映画館に行き、銀幕の中で繰り広げられる物語をハンカチを目に当てながら観ている。
 涙を流しながらも、その表情は映画を観る喜びに溢れている・・。
 今作は、映画って、矢張り良いモノだなあと思わせてくれる作品である。>

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NOBU

4.0スクリーンから

LaLaさん
2022年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、TV地上波
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LaLa

4.0独特の設定 軽妙な展開

越後屋さん
2022年2月11日
PCから投稿

何度観ても面白くないアニーホールですが、知人に「これなら大丈夫かも?」と勧められたらストライクでした。ありそうでなかった設定。都会の庶民のシニカルなセンス。
話の展開テンポ、画面の洒脱な雰囲気、コメディと切なさのバランスが「ローマの休日」に似ています。アレン君パチパチパチ。

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越後屋

4.0生と死の境界。

2021年11月29日
iPhoneアプリから投稿

再見。
こんなに良かったか。
演者、美術、編集、物語、何処か気の抜けた、力みの無さが肝。
その奥に生と死の境界をも軽やかに大らかに捉えんとする作者の鬼気迫る凄みが立ち昇る。
これが何十年に一本しか撮れない不思議が映画の醍醐味。
強く支持。

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きねまっきい
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