廣木隆一監督、ゆうばりファンタスティック映画祭審査委員長に
2012年1月16日 16:30
[映画.com ニュース] 「軽蔑」「雷桜」の廣木隆一監督が、2月23日に北海道・夕張で開幕する「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012」オフシアター・コンペティション部門の審査委員長を務めることがわかった。同映画祭は1月16日、札幌市内で概要を発表。オープニング招待作品が「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」、クロージング招待作品が「僕等がいた 前篇」に決定したことも発表した。
「つながろう、映画の力で。」が開催テーマである今年の同映画祭では、東北復興企画「WHITE ROCK KIZUNA」をスタートさせる。メイン会場・アディーレ会館ゆうばりの隣接地に大型テントを建設。映画祭期間中、東北が舞台となった「エクレール・お菓子放浪記」「がんばっぺフラガール! フクシマに生きる。彼女たちのいま」など4作品を上映するなど、東日本大震災被災地に向けてさまざまな支援事業を実施する。また、石原プロが3月に始める全国チャリティ上映会に先立ち、「黒部の太陽」を特別上映する。
廣木審査委員長をはじめ、速水典子、アルベルト・カレロ・ルゴ、いまおかしんじ、ジン・パクが審査員を務めるオフシアター・コンペティション部門。応募総数313作品から、「くそガキの告白」(鈴木太一監督)、「大阪外道」(石原貴洋監督)、「元気屋の戯言」(上原源太監督)、「ビートルズ」(坂下雄一郎監督)など12作品がノミネートされた。
招待作品部門では、「バッド・ティーチャー(原題)」(キャメロン・ディアス主演)、「あさっての森」(二階堂ふみ主演)、「ウルトラマンサーガ」(DAIGO主演)、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(エマ・ストーン主演)、「種まく旅人 みのりの茶」(陣内孝則主演)、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(メリル・ストリープ主演)などが上映される。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012は、2月23~27日開催。