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竹野内豊、豪州で海外映画祭に初参加&英語スピーチを披露

2011年11月22日 06:01

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ファン800人が見守るなか、舞台挨拶に立った竹野内豊
ファン800人が見守るなか、舞台挨拶に立った竹野内豊

[映画.com ニュース] 俳優の竹野内豊が、豪シドニーで開催中の第15回日本映画祭に出席し、主演映画「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」の上映に際し、現地で舞台挨拶に立った。竹野内が、海外の映画祭に参加するのは初めてのこと。両作ともメイン会場となるEvent Cinemas George Streetの800席を埋め尽くし、大歓迎を受けた。

「太平洋の奇跡」は、日米開戦70年特別企画として元米海兵隊員ドン・ジョーンズが発表した「タッポーチョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」を映画化。太平洋戦争の激戦地サイパン島で、わずか47人の兵力で米軍4万5000人を神出鬼没な戦略で翻ろうし、畏敬の念を込めて“フォックス”と呼ばれた実在の人物・大場栄大尉と、米軍側のハーマン・ルイス大尉、双方の視点で描かれた。

竹野内は、「オーストラリアの人々にこのように温かく迎えていただき、大変うれしく思っています。『太平洋の奇跡』は、第二次世界大戦を描いた重いテーマの映画ではあります。しかしながら、この作品がオーストラリアと日本の人々をつなぐ役目を少しでも果たせれば、素晴らしいことではないかと思います」と英語でスピーチ。質疑応答では、タイ王国・ラヨンでの過酷な日々を振り返り「日中40度を超えるなか、軍服を着ての撮影が連日あったので大変でしたが、自分たちは水が飲みたければスタッフの方が用意してくださる環境にありましたし、常に死と隣り合わせにある状況でもなかった。当時、戦った方々のことを考えると、全然大変じゃなかった」と真摯(しんし)に語った。

「大木家のたのしい旅行」は、竹野内がコメディに初挑戦した意欲作。けん怠期を迎えた新婚夫婦が1泊2日の温泉付き新婚旅行へ出かけることになり、旅先で次々と不思議な出来事や奇妙な人々との触れ合いを軸に据えた、笑いと愛に満ちたヒューマンコメディだ。主人公・大木信義について、「(『太平洋の奇跡』の)大場大尉とは比較にならないほどダメな男ですね(笑)」とニヤリ。そして、「樹木希林さんや荒川良々さんら、みんなものすごい個性の方ばかりなので、自分はできるだけ動じず、ニュートラルに佇んでいようと思いました」と述懐した。

場内は、約90%が現地在住の日本人を含むアジア圏のファンが中心。そのなかには、この日のために日本や米ニューヨークから来た人の姿も見られた。場内では竹野内が後方から登場したため、800人のファンが一斉に立ち上がり、スタンディングオベージョンで出迎え大盛り上がり。初の海外映画祭参加となったが、今後の海外進出についても「ご縁があれば、ぜひ参加してみたいと思います」と意欲的だった。

同映画祭の理念は、「楽しい!感動する!癒される!映画祭。」。オーストラリアでふだん鑑賞することができない近年公開された日本映画を集め、一挙上映する試みだ。上映作品はすべて英語の字幕付きで、メジャー大作からインディペンデント系まで、バラエティに富んだ作品を厳選している。上映作品は両作のほか、「ステキな金縛り」「武士の家計簿」「借りぐらしのアリエッティ」「アントキノイノチ」「八日目の蝉」「人間失格」「ミロクローゼ」など35本で、過去最大規模となる。同映画祭は、シドニーで27日まで、29日から12月6日までメルボルンで開催。

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