創業100年目のパラマウントが選ぶ“映画遺産”とは?
2011年9月7日 20:29
[映画.com ニュース] 映画市場を牽引するメジャー・スタジオのひとつ、パラマウント・ピクチャーズが、「エバーグリーン(常に緑を茂らせている常緑樹)」と銘打ち、決して色あせることのない不朽の名作“映画遺産”をファン投票により選出しようとしている。
特設サイト「あなたが選ぶ映画遺産 パラマウント エバーグリーン キャンペーン」(http://paramount-campaign.com/evergreen/)では、同社厳選の100作品のポスタービジュアルと作品情報がジャンルごとに掲載。その中からユーザーが5作品を選んで投票することで、「エバーグリーン」作品が決定する運びとなっている。
パラマウントは1912年の前身会社の設立を含めると、来年2012年で創業100周年。50~60年代のオードリー・ヘプバーン主演作品(「ティファニーで朝食を」ほか)から、70年代の「ゴッドファーザー」シリーズ、80年代の「インディ・ジョーンズ」シリーズ、そして90年代から近年にかけての「ミッション:インポッシブル」シリーズや「トランスフォーマー」シリーズなど、傑作ぞろいのライブラリーだからこそ実現した試みといえそうだ。
9月4日現在の暫定トップ3は、「ローマの休日」「ゴースト ニューヨークの幻」「トップガン」の3作品(特設サイトではトップ20作品が閲覧可)。投票は9月30日まで受け付け中で、投票者から抽選で合計100人に、10万円分の旅行券や5万円分のギフトカード、「トップガン」特製フライトジャケットなどの豪華賞品がプレゼントされる。