「猿の惑星」最新作 CGのサル、動物愛護団体からお墨付きもらう
2011年8月12日 11:18

[映画.com ニュース] 動物愛護団体の最大組織PETAが、毎年動物に対して友好的な企業や製品へ贈呈するプロギー賞を、人気SFシリーズの最新作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の作品中のリアルなCGのサルに対して、ルパート・ワイアット監督に贈った。
シリーズ第1作「猿の惑星」(1968)のプリクエル(前章)として製作された同作は、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや「アバター」などでアカデミー賞視覚効果賞を受賞しているWETAデジタル社が製作を担当。持ち運び可能なパフォーマンス・キャプチャーの装具を開発し、全ての動きをスタジオで撮影。「アバター」とは異なる、屋外でのパフォーマンス・キャプチャーに成功し、ビジュアル・エフェクトと実写の壁を消し去った。
また、「キング・コング」のコング役、「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム役を務めたアンディ・サーキスが、物語の中心となるサルのシーザーに扮し、動物的な表現を追求。サルの毛並みから、内面を映し出すような独特の表情まで精巧に作り上げた。WETAが参加することで、本作の出演を決めた主演のジェームズ・フランコも「芸達者な本物のサルと共演した気分だったよ」と、サーキスの演技を絶賛している。
PETAは動物愛護団体として、毛皮反対を訴えるため全裸モデルのポスターを作ったり、生のレタスを使用したビキニで家畜の飼育に反対しベジタリアン食を訴えたりと、その過激なパフォーマンスが常に話題となっている。動物タレントが出演する映画を批判の対象とする事もあり、最近ではサルの喫煙シーンがある「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」を激しく非難した。
本物のサルの出演シーンが一切ない本作に、PETAは「CGIのサルを本物のサルも愛してしまうでしょう」とコメント。また、本作を公認し、全面的にサポートをすることを発表した。PETAは「この技術の進化が他のスタジオでも使われることを願っている」と語っている。
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」は、10月7日から全国で公開。
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