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新版「嵐が丘」のヒロインに、18歳の新進美人女優が抜擢

2010年4月5日 11:30

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不朽の名作のヒロインに大抜擢
不朽の名作のヒロインに大抜擢
Photo:Rex Features/アフロ

[映画.com ニュース] 過去に何度となく映像化されているエミリー・ブロンテの不朽の名作「嵐が丘」。その最新映画版のヒロイン、キャサリン役に、イギリスのファッションモデルで女優のカヤ・スコデラーリオ(18)が抜擢されたことが分かった。スコデラーリオが4月3日、自身のツイッター上で明かし、彼女のオフィシャルサイトもそれを正式なニュースとして報じたもの。

数年前から進行中のこの企画、監督とキャストの人選が二転三転してきた経緯がある。当初、監督にジョン・メイバリー、キャサリン役にナタリー・ポートマン、ヒースクリフ役にマイケル・ファスベンダーの布陣でスタートしたものの、その後ポートマンが降板。昨年5月には「真珠の耳飾りの少女」のピーター・ウェーバー監督、キャサリン役に「007/慰めの報酬」のボンドガール、ジェマ・アータートン、ヒースクリフ役に「ゴシップガール」のエド・ウェストウィックが決定したと報じられていた。

そのまま動きがなかったが、今年1月にまたしても監督が変わり、「フィッシュ・タンク(原題)」で09年カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した女性監督アンドレア・アーノルドが就任した。スコデラーリオは、英国の人気TVシリーズ「Skins」で国内ではよく知られた存在。ただし映画への出演は「月に囚われた男」(4月10日公開)と「タイタンの戦い」(4月23日公開)の2作品のみで、まさに大抜擢と言っていいだろう。なお、キャサリンと宿命の恋に落ちるヒースクリフ役は未定とのことだが、5月にはクランクインが予定されており、近日中に判明するものと見られている。

ちなみに、ブロンテ姉妹関連では現在、シャーロット・ブロンテ作「ジェーン・エア」の映画化も進行中だ。こちらはオーストラリア出身の新星、「アリス・イン・ワンダーランド」のアリス役ミア・ワシコウスカ(20)が主演、「闇の列車、光の旅」(2010年初夏日本公開)のキャリー・ジョージ・フクナガ監督がメガホンをとることになっている。

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