名優ダスティン・ホフマン、72歳で映画監督デビュー
2010年3月15日 11:41
[映画.com ニュース] 「クレイマー、クレイマー」(79)と「レインマン」(88)で2度のアカデミー主演男優賞に輝いた名優ダスティン・ホフマンが、72歳にして映画監督デビューを飾ることになりそうだ。
米映画サイトThe Playlistによると、「戦場のピアニスト」「潜水服は蝶の夢を見る」の脚本家としても知られるロナルド・ハーウッドが自身の戯曲「カルテット(原題)」の脚色にあたる映画版の監督として、ホフマンと最終交渉に入っているという。
同作は、老人ホームで暮らす引退したオペラ歌手4人が、作曲家ベルディの誕生日を祝うために再び歌おうとする姿を描いたコメディドラマ。すでに主役4人のうち、マギー・スミス、アルバート・フィニー、トム・コートネイの実力派英国人俳優3人が決まっており、4人目はもしかしたらホフマンではないかとも推測されている。
BBCフィルムズの製作で、「17歳の肖像」のフィノラ・ドワイヤーがプロデューサーを務める予定。