マット・デイモンが「クリント・イーストウッドになりたい」宣言
2010年3月15日 11:41
[映画.com ニュース] クリント・イーストウッド、スティーブン・ソダーバーグ、ポール・グリーングラスら大監督たちとの仕事がつづくマット・デイモンが、いずれは自分も監督業に乗り出したい意向を明かした。
デイモンは、グリーングラス監督と組んだ最新作「グリーン・ゾーン」(5月14日日本公開)の英国メディア向け記者会見で、「いつかは監督をやりたいが、すばらしい監督たちと仕事をする機会を逃すこともできない」と発言。「ポールとは3回、クリントと2回、スティーブンとはすでに5、6回一緒にやらせてもらった。このあとはコーエン兄弟の作品も待っているし、仕事がなくならないかぎり、なかなか俳優を辞めることはできないだろうけどね」と話した。
さらに後日、米Comingsoon.netのインタビューに答えたデイモンは、そうした監督たちのなかでも同じく俳優から監督に転じたイーストウッドには、とりわけ強い感銘を受けていることを告白。「彼が監督業に進出したのが、今の自分と同じぐらいの年のときで、それ以来こんなにも長いあいだ自分の仕事から活力を得つづけている。そういう男の姿が本当に格好よくて圧倒されるよ」と話し、「自分もそうありたいと思っている。彼のように、何かを語ろうとすることに対してうんざりしたりシニカルになったりすることなく、精力的で充実した人生を送りたい」と、大先輩への憧れを語った。