薬師丸ひろ子、20年ぶりライブでファン1000人を前に往年ヒット曲を熱唱
2010年1月7日 19:58

[映画.com ニュース] 映画「今度は愛妻家」に主演する薬師丸ひろ子が1月7日、東京・グランドプリンスホテル赤坂で行われた「薬師丸ひろ子 songs 2010/映画『今度は愛妻家』公開記念」ライブで20年ぶりに往年のヒット曲を生披露。約1000人のファンを大いに沸かせた。
薬師丸がライブに出演するのは、「NTTサウンドコンサート・ハートデリバリー薬師丸ひろ子'90」以来20年ぶりのこと。映画「今度は愛妻家」のキャンペーンの目玉として開催され、昨年12月に8940(やくしまる)円で発売されたチケット2000枚(東京、大阪各1000枚)はわずか3分間で完売する根強い人気を見せつけた。
この日はシングルデビュー曲で当時86万5000枚を売り上げた「セーラー服と機関銃」をはじめ、会場に集まる往年のファンの期待に応えるために、薬師丸本人が「探偵物語」「あなたを・もっと・知りたくて」など12曲を選曲した。薬師丸が主演した映画の名シーン集とともに「メイン・テーマ」でライブが幕開けると、満員の客席からは大喝采が起こり、最初こそ緊張した面持ちだった薬師丸は、全盛期と変わらぬ透明感あふれる歌声でファンを魅了。最終的にはアンコールで2曲を追加し、計14曲を歌い上げた。
「何10年ぶりかに(笑)皆さんの前で歌える機会を持てて、うれしく思っています」とファンに挨拶した薬師丸は、今回のライブが「今度は愛妻家」の打ち上げパーティで自分の歌を披露したことがきっかけだったとコメント。また昨年9月に放送されたテレビドラマ「戦場のメロディ」で実在の歌手・渡辺はま子を演じたことで、自分と歌との距離が縮まったことも背中を押したと語り、「歌の力ってすごいなって。この1年、皆さんにとって、素敵なことがたくさん起こりますようにと願いをこめてステージに上がりました」とファンに語りかけた。
映画は、02年に初演された同名ヒット舞台劇が原作。かつては売れっ子だったが今は仕事がなく、だらけた毎日を送っているカメラマン・北見俊介(豊川悦司)と、大の健康マニアの妻・さくら(薬師丸)が、結婚10年目にある重大な局面を迎える姿を描く。ライブの中盤では、豊川と行定監督も参加するトークイベントが開催され、「素晴らしいですね。1曲1曲自分の青春時代とオーバーラップしました」(豊川)、「歌は時代を越えるんですね。ありがとうございますと言いたいです」(行定監督)と薬師丸の熱唱に感激しきり。「きらきらひかる」以来約17年ぶりとなる薬師丸との夫婦役に、「今回、キスシーンがないのが残念でした」と不満をもらす豊川だが、「さくらという女性は薬師丸さんしか考えられない。近年の薬師丸さんの作品では、ベストだと確信している」と太鼓判。薬師丸は「この寒い季節に心がポッと温かくなっていただければ。映画を通して、大事な人をもう一度再確認してほしい」と1000人のファンにアピールした。
「今度は愛妻家」は東映配給で2010年1月16日全国公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ