「007」シリーズ第23作に、オスカー監督サム・メンデスが急浮上
2010年1月6日 16:56
[映画.com ニュース] 「007」シリーズ第23作、通称「ボンド23」の監督候補として、「アメリカン・ビューティー」のオスカー監督、サム・メンデスが急浮上してきた。
米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、現在、メンデス監督が「007」シリーズを製作するイオン・プロダクションと交渉に入っているという。また同誌によれば、これまで2010年末スタートと報じられてきた同作の撮影が、早ければ6月に前倒しされる可能性もあるようだ。
メンデス監督が決定すれば、「007」シリーズ史上初めてオスカー監督がメガホンをとることになる(2000年のデビュー作「アメリカン・ビューティー」で作品賞と監督賞を受賞)。同監督の近作は、妻のケイト・ウィンスレットとレオナルド・ディカプリオを主演に迎えた「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」。
「ボンド23」には、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグと、M役のジュディ・デンチが続投。脚本に、「クィーン」「フロスト×ニクソン」のピーター・モーガンと、「007/カジノ・ロワイヤル」「007/慰めの報酬」などを手がけたシリーズ常連のニール・パービスとロバート・ウェイドのコンビが起用されている。