「氷の微笑」「ショーガール」の脚本家ジョー・エスターハスが復帰!
2009年8月12日 12:00

[映画.com ニュース] 米バラエティ誌によると、「ショーガール」(95)以降、ハリウッドを追放されてデトロイトで鳴かず飛ばずの人生を歩んできた大脚本家ジョー・エスターハスが、南米のカトリック世界では有名な16世紀メキシコで起こった「グアダルーペの聖母」の物語を映画化する脚本家として雇われ、ハリウッドへの復帰が叶いそうだという。
ジェニファー・ビールス主演の「フラッシュダンス」(83)で一躍名を挙げたエスターハスは、グレン・クローズ主演の「白と黒のナイフ」(85)、シャロン・ストーン主演の「氷の微笑」(92)や「硝子の塔」(93)といったエロティックスリラーで、世界でもっとも高給取りの脚本家となった。
しかし、脚本を改ざんされた「硝子の塔」(プロデューサーは著書「くたばれ!ハリウッド」で有名なロバート・エバンズ)でケチがつき、リンダ・フィオレンティーノ主演の「ジェイド」(95)や、エリザベス・バークレイ主演の「ショーガール」(95)が相次いで失敗。ハリウッドから完全に干されて、業界用語で牢屋を意味する「ハリウッド・ジェイル」(ジョン・ランディス監督も現在干されている)に10年間以上も追放されたままだった。
ようやく再起のチャンスをつかんだエスターハスは、新作でメル・ギブソン監督がキリストの受難を描いた「パッション」(04)のプロデューサー、スティーブン・マケビティと組むという。セクシーなヒロインを描いてきたエスターハスだが、今度の物語は聖母。何やらカトリックの世界でまたまた物議を呼びそうな内容になりそうだ。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
テイラー・スウィフトのアルバムプロモーション映画が首位!「ワン・バトル・アフター・アナザー」は全世界累計興収1億ドルを突破【全米映画ランキング】
2025年10月6日 19:00
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ