カンヌ映画祭閉幕!パルムドールはハネケ監督。タランティーノ新作も受賞!
2009年5月25日 12:00

[映画.com ニュース] 第62回カンヌ国際映画祭の最終日となる5月24日、コンペティション部門の受賞作品が発表された。
最高賞のパルムドールには、オーストリアのミヒャエル・ハネケ監督の新作「ザ・ホワイト・リボン」が選ばれた。ハネケ監督は、01年に「ピアニスト」で同映画祭のグランプリ、主演男優賞、主演女優賞の3冠に輝き、05年には「隠された記憶」で監督賞を受賞するなど同映画祭の常連でもある。日本公開された近作「ファニーゲームU.S.A.」(07)は、自作「ファニーゲーム」(97)をアメリカに舞台を移してセルフリメイクしたもので、ティム・ロス、ナオミ・ワッツ、マイケル・ピットら豪華俳優が出演して、大いに話題になった。6月26日にDVDがリリースされる。
なお、コンペ部門は、菊地凛子が主演したスペインのイサベル・コイシェ監督作「マップ・オブ・ザ・サウンズ・オブ・トウキョウ」の受賞が期待されたが、残念な結果に終わった。また、クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」からは、クリストフ・ワルツが主演男優賞に選ばれて気を吐いた。
主な結果は以下の通り。
▽グランプリ ジャック・オディアール監督「Un Prophete(原題)」
▽監督賞 ブリラント・メンドーザ監督「Kinatay(原題)」
▽主演男優賞 クリストフ・ワルツ「イングロリアス・バスターズ」
▽主演女優賞 シャルロット・ゲンズブール「アンチクライスト」
▽脚本賞 「スプリング・フィーバー」ロウ・イエ監督
▽審査員賞 「フィッシュ・タンク」アンドレア・アーノルド監督、「サースト」パク・チャヌク監督
▽特別賞 アラン・レネ監督
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