ファニーゲームU.S.A.

劇場公開日:2008年12月20日

ファニーゲームU.S.A.

解説・あらすじ

「ピアニスト」「隠された記憶」のミヒャエル・ハネケ監督が、自身の傑作「ファニーゲーム」(97)の舞台をアメリカに移してセルフリメイク。主演のナオミ・ワッツが製作総指揮も務め、ティム・ロス、マイケル・ピットら豪華俳優が集結したサディスティック・スリラー。夏の休暇で湖のある別荘にやってきたファーバー一家のもとに、卵を分けてほしいと隣人の青年が突然やってくる。母親のアンは感じのよい青年に卵を分けてやるが、青年は卵を不自然に落とし……。

2007年製作/111分/PG12/アメリカ・イギリス・フランス・オーストリア・ドイツ合作
原題または英題:Funny Games U.S.
配給:東京テアトル
劇場公開日:2008年12月20日

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(C)2007 Celluloid Dreams Productions – Halcyon Pictures – Tartan Films –X Filme International

映画レビュー

4.5 極めて不愉快、だからこそ傑作

2026年7月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

斬新

​なぜ、これほどまでに救いがなく、胸糞が悪い映画に、私はどうしようもない魅力を感じてしまうのだろう。

​全編を支配する、静かな暴力とあまりにも理不尽な展開。観客の淡い期待を嘲笑うかのように、映画のルールさえも書き換えて絶望を突きつけてくるあの演出。本作が、人間の尊厳を徹底的に踏みにじる「極めて不愉快な作品」であることは間違いない。

​だが、これだけは言える。ひとつの映像作品が、観客の感情をここまで激しく揺さぶり、苛立たせ、恐怖させ、コントロールしてみせるということ自体が、この映画がとてつもなく「優れた作品」であることを何よりも物語っている。安易な感動を与える映画よりも、この消えない不快感と戦慄を脳裏に刻み込んで離さない本作の方が、映画としての強度は遥かに高いのだ。

​そして、オリジナルの精神をそのままに、このあまりにも過酷なハリウッドリメイクに挑んだ名優陣には、心からの感謝と敬意を申し上げたい。
​ナオミ・ワッツやティム・ロスといった実力派のスターたちが、映画スターとしてのイメージやカタルシスをすべて捨て去り、ただただ理不尽に蹂躙されていく被害者を剥き出しの演技で表現しきった。彼らの卓越した演技力と覚悟があったからこそ、ハネケ監督の悪意に満ちた実験は、単なる悪趣味に終わらず、私たちの感情をここまで狂わせる至高の映像作品として成立したのだ。

​万人には絶対に勧められない。しかし、名優たちの魂の演技によって、映画というメディアが持つ「感情を刺激する力」の極限を見せつけられる、抗えない魅力を放ち続ける悪魔的傑作だ。

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エスディーマン

3.0 オリジナルよりマイルドになってて見やすい

2025年9月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

驚く

ドキドキ

オリジナル版に続けてアメリカ版を見ました。
やや胸糞悪さは薄まっていますね。
でもやはり楽しい映画ではないことは確か。
たまに見返して見るのもいいのかも。

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芭蕉翁

4.5 観ていて色々な意味で不快になれる作品

2024年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

OPのメタルでもうすでに眉間にシワが寄るでしょう

不快にするように作られた作品なのでイライラできたらもう思惑通りにされてます

吹き替えで観ましたが三木さんの演技が良すぎてほんとイライラしかしない

パニックホラーへのメタ要素もあるのでスカッともしない

思い出すだけでイライラする
もう一度観よう

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高い坂

2.5 シネマライズで鑑賞

2024年6月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

鬱な映画を鬱なままに作った作品。
結局、人は鬱になると知っていても鬱を繰り返すものだ。

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ムーラン

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