英エンパイア誌が「落ち込む映画」ランキングを発表
2009年4月8日 12:00

[映画.com ニュース] 英エンパイア誌が、「落ち込む映画」ランキングのトップ10を発表した。
第1位は、主演ミッキー・ロークが数々の映画賞に輝いた「レスラー」(初夏日本公開)のダーレン・アロノフスキー監督作「レクイエム・フォー・ドリーム」。エレン・バースティン、ジャレッド・レト、ジェニファー・コネリーが出演した本作は、米コニーアイランドの寂れたアパートに住む孤独な女性と、ドラッグ中毒の息子が辿る哀しい人生の顛末を描き、バースティンはアカデミー主演女優賞にノミネートされた。ちなみに、同誌は「これを見たらビールを飲んで、もう二度と見ないと誓うこと」とアドバイスしている。
第2位はシドニー・ポラック監督、ジェーン・フォンダ、マイケル・サラザン主演の「ひとりぼっちの青春」。30年代の不況のハリウッドを舞台に、挫折と裏切りに満ちた人生を歩んできた女優志望の女性と、映画監督として成功を目指す男性がダンス・マラソン大会に出場するが、彼女の精神はますます疲弊し、死への願望が芽生えていく。
第6位は、野坂昭如の同名小説を高畑勲監督が映画化した戦争アニメ「火垂るの墓」。第7位は、カンヌ国際映画祭でパルムドールと女優賞を受賞した、ラース・フォン・トリアー監督、ビョーク主演の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」だった。
「落ち込む映画」トップ10は以下の通り。
2.「ひとりぼっちの青春」(69)
3.「リービング・ラスベガス」(95)
4.「道」(54)
5.「21グラム」(03)
6.「火垂るの墓」(88)
7.「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(00)
8.「冬の光」(62)
9.「リリア 4-ever」(02)
10.「ミリオンダラー・ベイビー」(04)
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