「グリーン・ホーネット」が大前進。ミシェル・ゴンドリーが監督に!
2009年2月26日 12:00

[映画.com ニュース] 昨年末にチャウ・シンチーが監督を降板してからというもの、トラブル続きだったセス・ローゲン主演のアクション大作「グリーン・ホーネット」の監督の座に、フランス人映画作家ミシェル・ゴンドリーが収まることになった。
米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、ソニー・ピクチャーズはこのほど、ゴンドリー監督と正式に契約。2010年夏公開を目指す同作はこれで、グリーン・ホーネット役のセス・ローゲン、カトー役のチャウ・シンチー(降板したのは監督のみで、60年代にブルース・リーが演じたカトー役を熱望している)という主役2人のほかに、ゴンドリー監督という才能を得たことになる。
ゴンドリーと言えば、ビョーク、カイリー・ミノーグ、ケミカル・ブラザース、レディオヘッドらのミュージッククリップで、常に独創的なアイデアを提供。映画作家としても、アカデミー脚本賞を受賞した「エターナル・サンシャイン」をはじめ、「恋愛睡眠のすすめ」や「僕らのミライへ逆回転」などを手がけてきた才人だ。同誌によると、スタジオ(ソニー)もプロデューサー(ニール・モーリッツ)も、同監督を「創造性について申し分ない」と判断したようだ。
今回の脚色にあたったのは「スーパー・バッド 童貞ウォーズ」「スモーキング・ハイ」のセス・ローゲン&エバン・ゴールドバーグのコンビ(製作兼任)。2人のユーモアセンスが、ゴンドリー監督独特のイマジネーションと、どう融和するのか楽しみでもある。
ちなみに、「グリーン・ホーネット」が誕生したのは1936年1月31日、ラジオ局WXYZデトロイトからの放送でのこと。作者はジョージ・W・トレンドル&フラン・ストライカーで、このコンビはジョニー・デップ主演でディズニーが製作する西部劇「ローン・レンジャー」の作者でもある。
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