古典SFの名作「禁断の惑星」を、ジョエル・シルバーがリメイク
2008年11月4日 12:00

[映画.com ニュース] 20世紀フォックス映画が、1951年のSF映画「地球の静止する日」(ロバート・ワイズ監督)を、キアヌ・リーブス主演でリメイクした「地球が静止する日」(スコット・デリクソン監督、12月19日公開)をクリスマス・シーズンに全米公開するが、その余波に乗り、ワーナー・ブラザースが、1956年のSF映画「禁断の惑星」(フレッド・マクロード・ウィルコックス監督)をリメイクすると発表した。
オリジナル版はMGMの総天然色SF映画の代表作。物語の舞台は宇宙への移民が始まった23世紀で、アルテアという惑星に移民したきり消息を絶った人類を捜索するため、探検隊を率いたアダムス船長はその惑星で、たった2名の生存者であるモービアス博士と娘アルティラの父娘を発見。惑星に先住していた宇宙人による高度な文明が滅びた謎を解く。
シェイクスピアの「テンペスト」を物語の下敷きにした宇宙探検ものであり、60年代の人気SFドラマ「スター・トレック」の原作者ジーン・ロッテンベリーに多大な影響を与えたと言われる作品。その後のSF映画のロボットの原型となった“ロビー・ザ・ロボット”の絶大な人気もあって、今なお語り継がれるカルトSFだ。過去に、ジェームズ・キャメロン監督がニューラインとドリームワークス共同製作のもと、リメイクを画策したことかある。
その名作を今回脚色するのは、人気SFドラマ「バビロン5」の原作者・脚本家として知られ、アンジェリーナ・ジョリー主演のクリント・イーストウッド監督作「チェンジリング」(09年春公開)で重厚な人間ドラマを書き上げたJ・マイケル・ストラジンスキー。09年に公開されるピ(Rain)主演のアクション映画「ニンジャ・アサシン」(ジェームズ・マクティーグ監督)も手がける。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ