08年は綾瀬はるかの年!主演第1弾「僕の彼女はサイボーグ」に注目
2008年5月27日 12:00
[映画.com ニュース] 今年、一挙に4本も出演映画(うち2本は主演)が公開される綾瀬はるか。その第1弾となる5月31日公開の「僕の彼女はサイボーグ」(クァク・ジェヨン監督)について、話を聞いた。
映画は、うだつの上がらない大学生(小出恵介)と、未来からやってきたサイボーグの“彼女”(綾瀬)の恋を描くラブストーリー。
綾瀬が演じるサイボーグの彼女は、見かけは可憐な女の子だが人間離れした力の持ち主で、サイボーグらしく(?)感情の起伏が少ないという役どころ。監督からは手や目線の動きなど細かい指導があったそうで、綾瀬自身も「動きは特に意識しました」と話す。「例えば、普段歩いている時に自分の歩き方や瞬きなどを意識しないですよね。今回は、人間ではなくサイボーグならではの、そういう意識の違いはありました」
「ターミネーター3」(女性型ターミネーター“T-X”が登場する)も見て撮影に臨んだという綾瀬は、アクションシーンに関してはあまり苦ではなかったそうで、「わりと楽しかったです。撮影に入る前に、でんぐり返しとか自宅で練習はしていたんですけど、結局そういうこと(でんぐり返し)は一つもせずに終わってしまいました(笑)」と笑う。
先述したように、今年は本作のほか、もう1本の主演作「ICHI」(10月25日公開/曽利文彦監督)や、「ザ・マジックアワー」(6月7日公開/三谷幸喜監督)、「ハッピーフライト」(11月15日公開/矢口史靖監督)と出演作が続々。主演といっても「あまり普段と変わらない。衣装合わせや、監督と顔合わせをしていくうちに、大丈夫になりました」と、特別なプレッシャーはなかったと話す彼女は、「演じることにおいては、(映画もドラマも)あまり変わりはない」と冷静だ。
サイボーグに扮するラブロマンスの本作、盲目の剣士を演じる時代劇「ICHI」など、多彩なジャンルで挑戦を続ける綾瀬はるか。今年は更なる飛躍の年になりそうだ。
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