仏セザール賞ノミネート発表!「エディット・ピアフ」が最多11部門で候補
2008年1月28日 12:00
[映画.com ニュース] フランスで最も権威のある映画賞で、仏版アカデミー賞とも言われる第33回セザール賞のノミネーションが1月25日発表された。
最多ノミネートを受けたのは米アカデミー賞でも3部門にノミネートされている「エディット・ピアフ/愛の讃歌」で、作品賞、監督賞(オリビエ・ダアン)、主演女優賞(マリオン・コティヤール)を含む11部門にノミネートされ、クロード・ミレール監督のモントリオール世界映画祭ブランプリを受賞したホロコーストドラマ「秘密」(「フランス映画祭2008」で上映)と並んだ。
また、米アカデミー賞でも4部門にノミネートされているジュリアン・シュナーベル監督の「潜水服は蝶の夢を見る」は作品賞、監督賞、主演男優賞(マチュー・アマルリック)を含む7部門に止まった。他にも、米アカデミー長編アニメーション部門にノミネートされたマルジャン・サトラピ、バンサン・パロノー両監督による「ペルセポリス」も作品賞を含む5部門にノミネートされるなど、オスカーレースをはじめとする世界の映画賞で健闘する作品群のタイトルがズラリと並んだ。
セザール賞授賞式は2月22日夜(仏時間)、パリのシャトレ劇場で行われる。以下、主要6部門のノミネート一覧(邦題が決まっていない作品は英題で記載)。
オリビエ・ダアン 「エディット・ピアフ/愛の讃歌」
クロード・ミレール 「秘密」
ジュリアン・シュナーベル 「潜水服は蝶の夢を見る」
アブデラティフ・ケシシュ 「The Secret of the Grain」
アンドレ・テシネ 「The Witnesses」
マチュー・アルマリック 「潜水服は蝶の夢を見る」
ミシェル・ブラン 「The Witnesses」
バンサン・ランドン 「Those Who Remain」
ジャン=ピエール・ダルッサン 「Conversations with My Gardener」
ジャン=ピエール・マリエール 「Let’s Dance!」
マリオン・コティヤール 「エディット・ピアフ/愛の讃歌」
セシル・ドゥ・フランス 「秘密」
イザベル・カレ 「Anna M」
マリーナ・フォワ 「Darling」
カトリーヌ・フロ 「地上5センチの恋心」
サミ・ブアジラ 「The Witnesses」
パスカル・グレゴリー 「エディット・ピアフ/愛の讃歌」
ミシェル・ロンズデール 「The Human Question」
ファブリス・ルキーニ 「Moliere」
ロラン・ストッケール 「Hunting and Gathering」
ジュリー・ドパルデュー 「秘密」
リュディビーヌ・サニエ 「秘密」
ノエミ・ルボフスキー 「Actresses」
ビュル・オジエ 「Let's Dance!」
シルビー・テステュー 「エディット・ピアフ/愛の讃歌」
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ