「ボンド22」の悪役に「潜水服は蝶の夢を見る」の主演俳優が抜擢
2007年11月20日 12:00

[映画.com ニュース] ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる「ボンド22(仮題)」の悪役が、ジュリアン・シュナーベル監督作「潜水服は蝶の夢を見る」(08年新春日本公開)の主役を務めるフランス人俳優マチュー・アマルリックに決まったと、米FOXNews.comが伝えた。
シュナーベル監督と11月15日にニューヨークでランチを共にしたアマルリックが同サイトに漏らしたもので、「すでに契約を済ませた。夢のようだよ」と喜びを語っている。
現在42歳のアマルリックを一躍国際的に有名にしたのは、スティーブン・スピルバーグ監督の「ミュンヘン」(05)で、“パパ”(ミシェル・ロンズデール)とともに働くミステリアスなフランス人武器商人役が印象深い。風貌はどことなく若きロマン・ポランスキー監督に似ているが、父はコルシカ島生まれで、母はポーランド系フランス人。母の出身地は「戦場のピアニスト」の監督と同じ村だという。
アマルリックは、今年のカンヌ国際映画祭で監督賞と高等技術賞を受賞した実話に基づく感動作「潜水服は蝶の夢を見る」で、突然身体の自由を失い、唯一動く左目を20万回まばたきして自伝を書き上げる仏エル誌編集長ジャン=ドミニク・ボビーを好演し(元妻役はポランスキーの現在の妻エマニュエル・セニエ)、早くも今年度アカデミー主演男優賞の有力候補と目されている。この難役に彼を抜擢したのは「ミュンヘン」のプロデューサー、キャスリーン・ケネディだった。
さらにFOXNews.comは、米FOXの「アメリカン・アイドル」の姉妹番組である英ITVの音楽オーディション番組「Xファクター」の06年チャンピオンであるレオナ・ルイスが、辛口審査員サイモン・コーウェルのプロデュースで「ボンド22」の主題歌を歌うことになったと報じている。
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