アンジェリーナ・ジョリー主演のイーストウッド監督作が撮影開始!
2007年10月18日 12:00

[映画.com ニュース] 2度のオスカーに輝くクリント・イーストウッド監督とアンジェリーナ・ジョリーが組んだ新作スリラー「チェンジリング(The Changeling)」(08年11月7日全米公開)の撮影が、ついにロサンゼルスで開始された。10月16日、米セレブ情報サイトJustJaredでは早速、同作のセットから毛皮のコートをまとったアンジェリーナが映った15枚のメイキング写真を伝えている。
同作は、1920年代のロサンゼルスを舞台に、誘拐された息子の生還を祈る母親(アンジェリーナ)を描く実話ストーリー。息子は無事に警察に保護されるが、実の子でないと疑念を抱いた母親が、腐敗した警察に頼らずに自ら息子の行方を捜して行動を起こし、同時に市長や警察機構を告発するという内容。
脚本は「新トワイライト・ゾーン」「バビロン5」などTV界で長いキャリアを誇る脚本家J・マイケル・ストラジンスキー。製作は“イマジン”のブライアン・グレイザーとロン・ハワード、“マルパソ”のロバート・ロレンツ。配給はユニバーサル・ピクチャーズ。
また、米ハリウッド・レポーター紙によると、このほどアンジェリーナの共演者が続々と決定。息子ジェフリー役に子役デボン・ギアハート、聖職者役にジョン・マルコビッチ(「ザ・シークレット・サービス」「ベオウルフ」)、ロス市警警部役にジェフリー・ドノバン(「最後の恋のはじめ方」)、警察署長役にコルム・フィオール(「シカゴ」「エミリー・ローズ」)。このほか、リキ・リンドホーム(「ミリオンダラー・ベイビー」)、エイミー・ライアン(「カポーティ」)の出演が決定済み。
イーストウッド監督作品では「パーフェクト・ワールド」「ミスティック・リバー」など誘拐をテーマにした作品は多いが、今回も重いテーマ。警察の腐敗に立ち向かう母親という難役を好演すれば、アンジェリーナはオスカー主演女優賞を手にするかもしれない(「17歳のカルテ」では助演女優賞を受賞)。
なお、イーストウッド監督は、モーガン・フリーマンがネルソン・マンデラ元南ア大統領を演じる「ヒューマン・ファクター(The Human Factor)」(09年全米公開)をこの次の監督作に決定した模様だ。
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