三谷幸喜監督が新作コメディで、スタジオに港町を丸ごと建築!
2007年7月24日 12:00

[映画.com ニュース] 前作「THE 有頂天ホテル」は興収60億円を記録、日本映画界屈指のヒットメーカーとなった三谷幸喜監督の新作コメディ「ザ・マジックアワー」が、7月22日にクランクイン。東京・成城にある東宝スタジオの、国内最大級の3つのステージを同時に使用し、劇中に登場する港町を丸ごと巨大セットに再現していることが分かった。「影武者」や「ゴジラ」でさえ使ったのは巨大ステージ1つで、3つ同時使用は前例のないこと。
その構想は、架空のホテルを建築した前作の成功が引き金になったという。三谷監督は尊敬する故ビリー・ワイルダー監督の名作「あなただけ今晩は」(63)のパリの街並をイメージの出発点にして、前作に引き続いて“世界”の種田陽平(「キル・ビル」「不夜城」)に美術監督を依頼、超ド級にスケールアップした港町のメインストリート、波止場、高級クラブなどのセットが設計・建築された。
本作は、架空の港町を舞台に、三流役者(佐藤浩市)、ギャングのボス(西田敏行)、その手下(妻夫木聡)、ボスの愛人(深津絵里)らが入り乱れる群像喜劇。三谷監督が執筆した脚本には監督の得意なドタバタ劇に加えて、銃撃戦やカーチェイスなど初挑戦となる本格的アクションも盛り込まれている。監督曰く「1分に3度笑わせます。後世に残る完璧なコメディを目指す」という。東宝配給で08年公開。
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