「天国の口、終りの楽園。」コンビの再共演作、メキシコで撮影中
2007年6月18日 12:00
[映画.com ニュース] アルフォンソ・キュアロン監督の「天国の口、終りの楽園。」の名コンビ、ガエル・ガルシア・ベルナル(「恋愛睡眠のすすめ」)とディエゴ・ルナ(「ダンシング・ハバナ」)が再共演する新作「Rudo y Cursi」(英題Rough and Corny)が、現在メキシコで撮影中だ。アルフォンソの弟、カルロス・キュアロン脚本・監督作品で、ガルシア・ベルナルとルナが演じるプロサッカー選手の兄弟の愛憎を描くドラマ。
同作品は、アルフォンソ・キュアロン(「トゥモロー・ワールド」)とアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(「バベル」)の共同製作作品で、製作の2人にギレルモ・デル・トロ(「パンズ・ラビリンス」)を加えて設立したプロダクション“チャ・チャ・チャ”が、米ユニバーサル映画のもと、5作品を総額1億ドル(約120億円)で製作する第1弾作品になる。
既に3週間前から、メキシコ太平洋岸コスタ・アレグレ近辺で撮影されている。その地は、キュアロン兄弟が子供の頃訪れていた、彼らの家族が経営するバナナ農園の近くにあり、海岸には世界のセレブ御用達のリゾートホテルが建ち並ぶところ。「キル・ビルVol.2」のロケでも使われた。
なお、ガルシア・ベルナルのその後の出演作が6月12日、ジュリアン・ムーアとマーク・ラファロ(「ゾディアック」)共演のフェルナンド・メイレレス監督のフォーカス・フィーチャーズ製作作品「ブラインドネス(原題)」に決まった。同映画は、ポルトガルのノーベル文学賞作家ジョゼ・サラマーゴが95年に発表した小説「白の闇」(NHK出版刊、在庫切れ)を原作にしたドラマ。ブラジル・サンパウロやカナダ・トロントで来月7月、クランクイン予定。
当初はムーアの夫の、失明してしまう眼科医役として“新ジェームズ・ボンド”ダニエル・クレイグに白羽の矢が当てられたが、ラファロへの交代が先日発表されたばかり。ガルシア・ベルナル出演に併せて、ダニー・グローバー(「ザ・シューター/極大射程」)やブラジル人女優アリス・ブラガ(「シティ・オブ・ゴッド」)の配役も発表された。グローバーは物語のナレーター、ブラガは“サングラスの娘”、ガルシア・ベルナルは精神病院第3病棟の首領を演じるようだ。
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