SF映画ランキング、「スター・ウォーズ」がNO.1を逃す!
2007年4月3日 12:00
英SFX誌の読者3000人による“世界のベストSF映画ランキング”の投票の結果、ジョージ・ルーカス監督による77年のシリーズ第1作「スター・ウォーズ」がナンバーワンの座を逃し、05年の「セレニティー」(日本未公開)に敗れる形となった。「セレニティー」は、米TVシリーズ「Firefly」のスピンオフ作品で、“セレニティー”という名の宇宙船の個性豊かなクルーたちを描くもの。「バフィー/恋する十字架」のジョス・ウェドン監督による劇場長編デビュー作だ。
SFX誌編集者は「『セレニティー』が『スター・ウォーズ』を破るなんて驚きだよ」と語り、TVシリーズの方は打ち切りとなったが、「映画版は魅力的なキャラクターやウィットに富んだ会話、優れたスペシャル・エフェクト効果がファンの心をとらえたのだろう」と分析した。さらに「ランキングには50年代の古い作品も入ってるよ。『セレニティー』のように公開時、特に評価されず話題にも上らなかったものもある。でも、そうした作品がファンに愛され、現代の映画やTVに影響を与えているんだ」と付け加えた。トップ10は以下の通り。
4 「猿の惑星」(68)/フランクリン・J・シャフナー監督
5 「マトリックス」(99)/アンディ&ラリー・ウォシャウスキー監督
7 「禁断の惑星」(56)/フレッド・マクロード・ウィルコックス監督
8 「2001年宇宙の旅」(68)/スタンリー・キューブリック監督
9 「ターミネーター」(84)/ジェームズ・キャメロン監督
10 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(85)/ロバート・ゼメキス監督