宮崎駿、4年ぶりの新作「崖の上のポニョ」製作が決定!
2007年3月20日 12:00

鈴木プロデューサーによると、同作は“宮崎駿版の「人魚姫」”で、04年11月にジブリの社員旅行で訪れた瀬戸内海の町を宮崎監督が気に入り、翌年春に同地に一軒家を借り、2カ月間ほど過ごしたことが創作のきっかけになったそうだ。宗介のモデルは昨年、監督の反対を押し切って「ゲド戦記」で監督デビューを果たした息子の宮崎吾朗氏とのこと。吾朗氏の少年時代、宮崎監督が仕事にのめり込んでかまってあげられなかったのを反省してキャラクターを作り上げたようだ。
なお、今回の新作はCGは一切使わず、全て手書きで描く方針であり、宮崎監督はその狙いについて「緻密さをなくすことで、アニメーションの楽しみは何なのかを考え、本来の楽しさを持ってやってみたい」と鈴木プロデューサーに語ったそうだ。巨匠の新たなるチャレンジに注目したい。
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