人魚姫
劇場公開日 2017年1月7日
解説
「少林サッカー」「西遊記 はじまりのはじまり」のチャウ・シンチー監督が、人間界と人魚界という異なる世界に住む男女のロマンスを描いたファンタジー作品。若き実業家リウは香港郊外の美しい自然保護区域を買収し、リゾート開発計画のため海を埋め立てるプロジェクトを進めていた。この計画をなんとか阻止するべく、この海で暮らす人魚族はリウの暗殺作戦を決行。人間に変装させた人魚のシャンシャンをリウのもとへと送り込むが、シャンシャンとリウは互いに惹かれあい、恋に落ちてしまう。主人公の人魚姫・シャンシャン役をオーディションで12万人の中からチャウ・シンチーに大抜擢された新人女優リン・ユンが演じる。
2016年製作/94分/中国・香港合作
原題:美人魚 Mermaid
配給:ツイン
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2017年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
チャウ・シンチー自身、この映画が中国の歴代興収の新記録を打ち立てるなんて予想しただろうか。とはいえ、彼の『カンフー・ハッスル』や『西遊記』などに比べると、やや肩の力を抜いた状態で取り組んだ感もあるこのファンタジック・コメディ。序盤、前置きが長くてなかなか本題が始まらないという、シンチーならではのナンセンスぶりに翻弄されつつも、やがて中国が直面している環境問題を説教臭くならない程度に盛り込みながら「ロミオ&ジュリエット」的ラブストーリーへと帰着させていく点に好感が持てる。そして、この人、VFXを使ってスペクタクルを巻き起こすというよりは、むしろ小さな驚き(タコ足や人魚の尾ひれなど)や小ネタを細々と描いて見せるところも相変わらず。正直、力ワザで笑わせる部分も多いが、日本人としてはむしろ、本筋の大きな笑いよりも、脱線気味なシーンの意表をついたシュールな笑いの方が楽しめるのではないだろうか。
2021年8月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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かつて人間と共存していた人魚族は、リウたちの開発プロジェクトにより追いやられ、青羅湾のすみの座礁船の中に身を寄せていた。
人間の横暴ぶりに怒った人魚族は、リウの元に刺客として美人人魚シャンを送り込む。
リウを殺そうと上手く近づいていくシャンだったが…
初チャウ・シンチー映画。
公開当時、アジア歴代興行収入1位を獲得した作品らしい。
最近、90分程度の作品をあまり観ていなかったこともあり、非常に観やすく簡潔にまとまった環境保全ブラックコメディだった。
金や利権のために環境破壊を続けるクソども。
そんな奴らの中心人物だったクズ野郎リウが、ヒロイン人魚に出会って心を入れ替える。
物語の展開はシンプルなものの、実はいい奴だったリウが種を超えた愛の力でヒロインを命懸けで守るクライマックスは胸熱。
こちらまで悲しみに暮れていると、まさかの生きているオチ。
あんな矢で刺されたら死んどるやろ!
タコ兄も元気そうだし、おばあ人魚は強すぎるし、ヒョウ柄服ののジェットスーツは暴走するし、人間は残虐すぎるし、とにかくぶっ飛んでてぶっ壊れてる。
タコ兄の矢やタコ足のくだりに「子供が…」警官と、立て続けに笑いをぶち込んできてお腹痛い。
「かえれ」ででんぐり返しとか…わかるか!
「結構グロいから途中で観るのやめた」と言ってる人もいたが、これでグロいのか?
確かに生々しく辛い描写ではあったが…私もそれなりにグロ耐性がついてきたらしい。
2020年10月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
お金より愛が勝つ❓
でも、
やっぱりお金がモノをいう💰
2020年3月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
人間界と人魚界という異なる世界に住む男女のロマンスを描いたファンタジー作品。
多用されるエネルギッシュな特撮、
笑い有り、涙有り、
真摯に創られたファンタジー映画、
.
「アジア映画歴代興行収入No.1を樹立し、世界で1億人以上の観客を動員した」
とのことも納得の
良い映画でした( ^ω^) .
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