「空母いぶき」に共通する邦画の挑戦と限界
忖度と同調圧力が増すこの国で、現政権に異議を唱えること(フィクションではあるが、定例会見における菅官房長官との“対決”で注目を集めた東京新聞記者・望月衣塑子の著書が原案)に重点を置く劇映画を製作すること自体が、とてつもなくハードルの高いチャレンジだっただろう。主演の一人である松坂桃李をはじめ名の通った俳優を集め、公開までこぎつけたことに心より敬意を表する。
ただ、肝心の女性記者役に日本人女... 続きを見る
ありがとう。はたらく細胞さんたち
これはちょっとビックリ!
泣いちゃう人いても全然おかしくないです。
自分の中で働いてくれてる細胞さんたちに愛しさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
健康な身体を守るため悪い細胞と懸命に戦ってくれている細胞さんたちは戦場で敵を迎え撃つ戦士のようでしたね。
良い細胞になろうとがんばったのに心ならずも道を外れてしまった細胞さんも切ないですね。でも放って置く訳にもいかず、なるほど身体に異常をきた... 続きを見る
信じる事の大切さ。その覚悟と勇気の結実
こうして冤罪は作られるんだと思った。
人が人を裁くのだから間違うこともあるでしょう。でもこれは間違いでは無く、初めから警察によって決めつけられたのだ。
同時に描かれる痴漢事件を見ても一度受けた有罪判決を覆すのは難しい。でも正しい事を言い続ける事を諦めない。それが真実だから。
ケアセンターで身分を証明する術も無い人が働くなど、都合良くリアリティの無い出来事がいくつか有りますが、そんなことはこの... 続きを見る
ラブストーリーを主軸に、特攻隊員達の心情に迫る群像劇
本作の公開日12月8日は何の日かと問われて即答できる人は少ないだろう。太平洋戦争開戦日。日本の真珠湾攻撃が行われた日である。あの日から82年後に本作が公開されるのは単なる偶然ではなく作り手の強い意図を感じたので心して鑑賞した。
本作は、特攻隊員と現代からタイムスリップした女子高生のラブストーリーが主軸であるが、特攻隊員達の群像劇でもあり彼らの心情に真摯に迫る感涙作である。
本作の主人公・... 続きを見る
ゴジラでこういう映画も作れるのか
主人公・敷島と周囲の人々の生きざま、感情を丁寧に描いた良作だと思います。ゴジラもその怖さがよく伝わってきます。超絶的な武器もなく入手できるもので何とかゴジラに立ち向かおうとする人々。従来の怪獣映画に比べれば怪獣の活躍度合いはやや低めですが特に不満はありません。ゴジラ映画でもこういう人間劇のようなものが作れるのだと感心しました。 続きを見る
映像技術の進化を「アナログのために使う」というトム・クルーズの生き様が表れた「映画史上類を見ない伝説的な作品」!
本作はシリーズ初となる前編と後編の2部作となっていて、次の8作目で終結を目指すような「集大成的な作品」となっています。
そのため過去作の登場人物が多く登場するなど、シリーズのファンであればあるほど、より楽しめる作品となっています。
その一方で、これまでの作品で当たり前のように使っていた「IMF」というキーワードを改めて解説するなど、一見さんでも楽しめる工夫もなされています。
このところシリア... 続きを見る
何気ない日常が輝いて見えるとき‼️❓
久々の素晴らしいミュージカル。
グレイテスト・ショーマン以来でしょうか。
取り立てて、良いエピソードがあるわけで無し、劇的な展開が有るわけで無し。
それなのに、2時間半が夢心地。
みんな普通なのに、輝いている、活き活きしてる。
歌も上手い、キャストが魅了的、映像も綺麗。
良い気分で、ラストまで。
ああー、映画大好き❤😘😘 続きを見る
中村佳穂の歌声だけ楽しみました。
中村佳穂さんが歌う曲は素晴らしく、
冒頭のライブシーンもとてもワクワクさせられました。
肝心のストーリーは…。
今回も脚本は細田守自身とのことで納得の出来笑。
親子観も友情観も恋愛観も全てにおいて、
どこかズレているので全く共感できず。
簡単に50億人の前に顔を晒せという幼な並みと、
そんなこと主人公ができるわけないじゃん!と
言い張る友達の掛け合いは爆笑もんです。 続きを見る
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