あの頃、切り拓いたものと置き去りにしたもの。
支持。
近過去のあの頃、確かに松浦亜弥らと彼ら群衆が今に繋がる時代らしきものを掘り出し切り拓いていた感。
その後に震災スマホコロナで異形に変容した今。
その時代の隙間に足を突っ込み自ら置き去りになる仲野太賀、序盤から何処か不気味でもある存在のリアリティが全編を締める。 続きを見る
全く面白くなかった、、、
原作は読んでなく、予告を観て良さげ!と思い、初日に鑑賞。 感想は終始眠くなる内容と展開、ずっと静かでした。。。 唯一良かったのは、主題歌の恋ing モー娘。の曲を知れたことだけかな。観客は年齢層高め、男子比率高い映画。女子には面白くないかと、、、 続きを見る
現代の日本という「すばらしき世界」
西川美和監督作品は恥ずかしながら1度も観た事が無く、イメージだけだと「音が少なくて静かな作品を作る人」といった感じ。
是枝裕和が「西川美和新章突入」と言っているので作風を変えたのかもしれないけど、思ってたよりもお茶目でリズミカルな作風だった。現代に適応出来ない役所広司の姿は笑えるし、最初の運転のシーンは思わず声が出た。
しかし、笑いというのはいとも簡単に涙に変換されてしまうもの。
現代に適応... 続きを見る
すばらしきアクターの世界
役所さんをはじめ役者の皆さんのすばらしき演技で涙なしでは終われない秀作となった作品でした。いぶし銀俳優の皆さんの健在ぶりに終止納得の展開。キャスティングが完璧だと思います。
元内縁の妻久美子さんとその娘さんとの再会シーンが観たかった。
是非映画館で🎦 続きを見る
わざとらしいのが味がある
分福が好きなので、楽しみにしていた作品。
目についたのは、三上と津之田の成長物語。
役所広司は、わざとらしいけれど、本当に役になりきって、見ていて惹き込まれる。
仲野太賀もオーバーだけど、純粋さが滲み出ていてこれもいい。
さらに、演出も多くを語らず、音、カメラワークなど、全てで伝えるのも、これぞ映画である。
退屈な展開がありつつ、最後にはそれを一気に昇華してくれる。
この感じがたまらな... 続きを見る
少しずつ解けていく本当の心
父親殺害容疑がかけられたサイコパス少女、なぜ彼女は父親を殺したのか?
時間をかけて少しずつ明らかになる事件の真相に、なんとも言えない気持ちになるサスペンス。
芳根京子さん演じる環菜の閉じ込め切った心が少しずつ解かれていく様が、環菜にのめり込んで自分を追い込んでしまう由紀の心情と併せて、丁寧に描かれていました。
悲しいときや苦しいとき、心の内を言葉に出せずに生きている人も少なくないと思うし、何... 続きを見る
【身分帳】を渡した三上の思いとは。
西川監督作品で初出演となる役所広司さんの抜擢に期待をして、どんな作品なのだろうかと期待していたのもあるが、何かグッとくるシーンをもっと丁寧に描いて欲しかった、何よりそれぞれの登場人物に感情移入するような演出が足りない気がして不完全燃焼という印象です。
今までの西川監督作品はオリジナル脚本で、今回は原作【身分帳】を基に脚本化した作品とあるのか、監督自身もディテールをどこまで出していいのか悩まれ... 続きを見る
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