ホーンテッドマンション

劇場公開日:2023年9月1日

解説・あらすじ

ディズニーランドの人気アトラクション「ホーンテッドマンション」を実写映画化。999人のゴーストが住むという呪われた洋館に暮らすことになった親子と、怪奇現象の解明のためやってきたエキスパートたちが、ゴーストたちと繰り広げる攻防をコミカルに描く。

医師でシングルマザーのギャビーは、ニューオーリンズの奥地に建つ不気味な洋館「ホーンテッドマンション」を破格の条件で手に入れ、9歳の息子のトラヴィスとともに引っ越してくる。しかし、一見すると豪華なこの新たなマイホームで、2人は想像を絶する怪奇現象に何度も遭遇する。そんな親子を救うため、超常現象専門家のベンを筆頭に、神父のケント、霊媒師のハリエット、歴史学者のブルースという個性的でクセの強いエキスパートたちが集結し、館の謎を解き明かそうとするが……。

ギャビー役をロザリオ・ドーソンが務め、心霊現象のエキスパートたちをラキース・スタンフィールド、オーウェン・ウィルソン、ティファニー・ハディッシュ、ダニー・デビートがそれぞれ演じる。監督は、カリフォルニアのディズニーランドでキャストとして働いていた経歴をもつという、「バッド・ヘアー」のジャスティン・シミエン。

2023年製作/122分/G/アメリカ
原題または英題:Haunted Mansion
配給:ディズニー
劇場公開日:2023年9月1日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

“観る楽しさ”倍増する特集をチェック!

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13

(C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.0 あれあれ!

2023年9月13日
スマートフォンから投稿

ハロウィン近くなるとディズニーランドのホーンテッドマンションに行きたくなるのですが、行けないので映画館へ。
あれあれ!と指さして言いたくなる再現率。
アトラクション感覚で楽しめました。それでも前作の方がキャラが立ってて面白かったかな。
今回は濃いキャラもおらず、雰囲気を楽しむといったところ。
今の私の気分には充分でした。

コメントする 3件)
共感した! 14件)
ホビット

3.5 ディズニーにしては怖い

2023年9月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

楽しい

怖い

単純

としまえんの4DXで鑑賞。
同名の映画は2003年にも公開されていますが、本作はそれとは全く別の物語になっていました。

ディズニーは子供でも楽しめるマイルドなイメージが強いですが、今回は他のホラー映画に劣らないレベルで怖かったです。特に、リアルな亡霊たちが目の前まで迫ってくる場面は、鳥肌が立つぐらいの恐怖がありました。

2003年版と比べると、より原作に充実した内容でした。例えば、絵画が伸びる部屋やダイニングで開かれる舞踏会など、一回でも乗ったことがあれば「あっ、これは!」と思うぐらいのネタが詰め込まれていました。また、テーマ曲の「Grim Grinning Ghosts」も意外なアレンジで流れて嬉しかったです。

気になった点は、物語の要点がわかりづらかったことです。心霊現象に関する専門用語が多く、具体的な説明が少なかったので、話についていけないことがありました。また、亡霊たちの家系も複雑で、結局どんな関係だったのかわからずにモヤモヤしました。

結論としては、ディズニーが本気でホラーに挑戦しようとした姿勢が伝わってきた作品になっていました。

4DXは程よく動く座席によって、ディズニーランドのアトラクションに乗っているような感覚で楽しめました。さらに、心地よい風や雨、熱風、フラッシュなどの効果もフルに活かされており、一緒にお化け屋敷を探索しているような面白さがあるぐらい満足のいく体験になりました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Ken@

3.0 逃げられない

2025年11月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

怖い

ハウスもののホラーだが、ディズニーらしい楽しい作りだ。
母子家庭で母親は医者、破格の価格で豪邸を手に入れるが、亡霊付きだった。
生きていれば、みんな一つや二つ弱みができるもの、そこに付け込まれるので弱ったものだ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

4.0 良くも悪くもアトラクションのファン向け

2025年10月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

東京ディズニーランドにも存在する人気アトラクション「ホーンテッドマンション」の実写映画化作品。

20年以上前にも同タイトルで実写映画化はされたのだが、あちらの作品はホーンテッドマンションの名を借りたほぼオリジナルのコメディムービーといった内容で人気アトラクションの実写化を期待していた人達からは否定的な意見を集めてしまった。かく言う私も前作はコメディ映画としては別に悪くはないもののホーンテッドマンションの実写化に成功したかという点で言うとNOを突きつけたくなる内容に思えた。

そんな苦い思い出のあるホーンテッドマンションの二度目の映画化である本作はかなりチグハグな粗が目立っていた。
一応コメディ映画を意識してか頻繁にギャグを入れ込んで笑いを取ろうとするのだが小学生しか笑わないようなしょうもないギャグばかり。かと思うと話の本筋は家族を失った男が生きる意味を見付けたり、父親を失った少年が父の死を乗り越えて成長したりとしょうもないギャグで笑うような人向けの内容とは思えないシリアスな流れになっている。良く言えばターゲット層が広いということだろうが、本作はどちらかと言うと描きたいものが散らかってる印象。
正直言うと前作のほうがコメディ映画方面にきっちり向き合ってる分、映画単体の質は上のように感じる。

では今作は誰向けの映画なのかと言うとそこはハッキリとしていてパークアトラクションのホーンテッドマンションにライドしたことのあるファン向け作品になっている。前作はあまりにもアトラクションとの乖離が見られたが今作はお馴染みのキャラクターやシーン、音楽を詰め込んであり、もしもホーンテッドマンションのお屋敷が実際に存在したらという部分が丁寧に描かれている。
アトラクションを知っていれば嬉しいシーンが続くのでまさにアトラクションの実写化という点では前作の雪辱を果たすことが出来ているように感じた。

一方でファンサービスに注力するあまりアトラクションを知らない人には伝わらない要素が多いのもまた事実。ヒッチハイクをする三人のゴーストはアトラクションではかなり印象的な存在だが映画では人気だからというだけで無理やりねじ込んだように説明もなく現れて意味もなく去っていくし、伸びる部屋のシーンは部屋の絵画を知っていれば元ネタがわかるのだが映画しか知らない視聴者は流砂だのワニだのダイナマイトだのは雑な盛り上げ方にしか映らないだろう。

また、アトラクションの要素が色濃く出てくるのが映画後半からになってくるので前半は非常に退屈に感じた。それを危惧して前述のくだらないギャグを頻繁に放り込んだのだろうと思うが、それがまたB級感を感じさせて映画の質を落とす要因になっている。
結局アトラクションの人気に便乗した部分にしか力を入れておらず映画単体の内容としては残念と言わざるを得ない。

しかしながら近年のポリコレ等の思想まみればかりだったディズニー作品と比べると少しだけ以前のような純粋なワクワク感が戻ってきたように感じる。また以前のようにディズニー映画というだけで期待が上がるような純粋な作品づくりを取り戻していってほしいと願っています。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Spi