ミッション:インポッシブル デッドレコニングのレビュー・感想・評価
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電車が1両ずつピンチになるシーンは腰が抜けるほど
「ミッション:インポッシブル」シリーズもいよいよ最終章ということで「ファイナル・レコニング」を記念的に劇場に観に行ったら、なんと「デッドレコニング」の続きものと知って、慌てて本作を鑑賞。
当然劇場でのド迫力とはいかなかったが、それなりにやはりド迫力。美しいイタリアの街並みでのカーチェイス劇もハラハラドキドキ目が離せないが、列車が1両ずつピンチになっていくシーンは手に汗握るどころの騒ぎではない。本当に腰が抜けそうになったほど。
本作であらためて感じたことだが、本シリーズはハラハラにユニークさをまぶしているのが最大の魅力に思う。
遡って7作目を観た訳だが、結局6作目も観ないとという感じ(笑) ここは思いきって再び1作目から観るべきか。
トムクルーズが好きなようにやる
崖からバイクで飛び降りるアクションは、本来は危なすぎて俳優に任せるわけがなく、スタントマンがやるもの。
だが、プロデューサーとかの重要役職はトムクルーズ本人なもんで、誰も止める権利がなく、本人が実際に何回も飛んだとか聞いた。
とんでもないエピソードだ。金も胆力も異次元の話である。
公開当初にみたのは四作目のゴーストプロトコルで、それ以降は見てなかった。
ファイナルレコニングが公開する宣伝で、地上波でやってたから五作目以降を録画で見た。
一気に見たからなのか、なおさらどのシーンがどの回なのかうろ覚えも甚だしい。
似たような展開が多いが、ラストで列車を1つずつ登っていくシーケンスは、あまりみたことがなく面白かった。
一両ならよく見るけど、複数を上がっていくのは新鮮。
タイミングがめちゃくちゃ都合がいいのは笑っちゃうけど。
ハリウッドの至宝トムクルーズは、一体いつまで現役でいてくれるのだろう。
体を大事にしてくれ。
エスカレートする面白さ
世界的人気を誇るスパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズの第7作
トム61才の時の作品
トムの年齢も気になるが、とにかくややこしくて難しい。
そして悩ましい部分も多い。
どうしても007のカジノロワイヤルと慰めの報酬とを比較しそうになるが、やめておこう。
さて、
この背景
AIエンティティが起こした悪夢
戦争の頂点に立つと思われたロシア原子力潜水艦に搭載されたAI 暴走?
物語の冒頭でその根拠を試行錯誤するシーンがある。
アバンタイトル直後のシーン
このタイトル
ロシアの原子力潜水艦「セヴァストポリ」
その頭脳の中心であったAIエンティティを動かすためのふたつの「キー」
この潜水艦は、推測航法(デッドレコニング)を用いた新しい航行システムと高度なAI「エンティティ」を搭載していた。
表面上 AIが暴走し、自ら発射した魚雷で自爆する。
この事件が物語の発端となる。
難しさのひとつが軍事知識
原潜はGPSに探知されないようになっている。
この部分にAIを設定している。
その暴走の原因がまったくわからないことが世界の脅威となる。
「AIに自我が生まれたのか?」
ここがこの物語の背景の中心だ。
そしてこの物語、つまり第1作では、「理由」を知る男ガブリエルの秘密が解き明かされない。
彼はキーが何に使えるのかという「理由」を明かさない。
視聴者はそれが、原潜のAIキーであることは知っているが、なぜシステムが暴走したのかわからないし、その理由は示されない。
そして、原潜のAIの暴走を知るためのアクセスキー いわばブラックボックス的存在
ただしそれは、『自律的に思考・判断・行動する存在であり、むしろ「人間を観察し、未来を予測し、操作する」』と考えられる。
ややこしい。
この作品は、世界で起きる支配者たちの人為的陰謀に対し、AIの自我の発生によって支配者たちをコントロールしてしまうという意味合いを感じる。
同時にイーサンたちIMFの行く末を暗示しているようでもある。
つまり、人為的であれば人的行為によって何とかなってきた時代から、瞬間的にすべての動作がコントロールされてしまう未来を暗示しており、もはやイーサンたちの出番はないという概念が下地にある。
そして、イルサの死だ。
何者かに乗っ取られたシステムと誤情報によってイルサは死んだ。
イーサンはまたしても大切な人を守ることができなかった。
この不条理
そこに垣間見えるアジア系アサシン パリス
またまたややこしい
ガブリエルはAI「エンティティ」の未来予測を信奉し、その意志を実行する代理人として行動してた。
彼は「未来はすでに決まっている」と信じており、エンティティの予測に従って人を殺し、鍵を奪い、イーサンを追い詰める。
その途中、イーサンはパリスと対峙するが、止めは刺さなかった。
この出来事がAIによる「指令」となり、ガブリエルは彼女を刺すことに繋がる。
そしてそもそもがブルエルはエンティティの使い手ではなく「しもべ」
ややこしい
つまりガブリエルは、エンティティの指示に従い、その予測した行動をとっていたに過ぎない。
これに対抗するのがパリスの最後の行動
落ち行く列車 イーサンとグレースを救った。
ここに唯一彼女の「選択」した「自由意志」があった。
同時にこの「選択と自由意志」こそ、この物語の核心でありテーマだったように思った。
パリスは最期に自身の自由意志で行動したことに対し、とても満足したように思った。
その群像 グレース
詐欺師であり、決して人に心を許さない。
どうしようもない状況に陥ったことで、MIFに入ることを提案される。
「誓うよ。君の命を自分のよりも優先する」
イーサンの言ったこのひとことが彼女を変えた、はずだった。
そして裏切りと良心の呵責
この人間性こそ、この作品の真骨頂だろう。
Aに芽生えた自我
この「かもしれない」ことと、そもそも優秀過ぎるAIエンティティ
暗躍する支配層たちとその抵抗軍であるIMF
世界の勢力図がガラッと変わりかねない事態
この状況下で、
イーサンは愛するイルサを失ってしまう。
イーサンにとっての「選択と自由意志」とは、「平和」そのもののはずだ。
最愛という犠牲
アメリカ人の新たな概念
この切なさと犠牲心をアメリカ人は今しばらく感じていたいのかもしれない。
そこに見えたもの
それはおそらく本当の愛
この新しい愛の形を、アメリカ人たちは感じているのだろう。
壮大な背景と個人的なこと
この天秤にかけた両者は、映画であればこのように極端かもしれないが、実際サラリーマンであれイーサンであれ、選択と自由意志の重みは、誰にとっても変わらない。
もはや敵は人ではなく、未来そのもの。だからこそ、選ぶという行為にこそ、人間の尊厳が宿る。
イーサンのように、私たちもまた、何かを守るために走り続けているのかもしれない。
AIが未来を予測しても、人の心までは支配できない。だからこそ、私たちはまだ希望を持てる。
これはスパイ映画ではない。人間の選択と、その代償を描いた物語だろう。
それ?
原点回帰で列車ゴタゴタまでは良かったが、途中から誰が味方?で誰が敵か見失ってしまったね。つーか、皆んな少しの情報しか無いのに、ソレの存在や動きを把握してるのちょっとおかしくない?全ての動き、デジタルの部分が人質になってるのは理解したが、ソレをどうすれば良いのかあやふやなままストーリーが進んで鍵の奪い合いが始まったから、余計解り辛くなってるように思えた。それにしても、よくあの歳でアクションこなすよトム
まぁ、このまま行けば色々ストーリーが読めてくるが、まさかそんな単純なオチじゃないよね?例のポムさんIMF復活やルーサーの救援だけでは終わらないのが、このミッションインポッシブルだよね?ホンマ最後なんで、最高のストーリーを期待しましょう
前フリ編のはずなのに全開です!
今回の敵も時代を反映してかAI『エンティティ』、起こり得るっていうか既にもう起こっているかもと思わされる強敵です。
「人間はセキュリティーの一番の穴です。」とのセリフの通り、情報漏洩の報道は後を絶ちません。
追手となる諜報部員がイーサンを評して
「この男は潜入、変装、破壊工作、心理戦の達人だ。人の心を読みコロコロ顔を変える。まさに混乱の権化のような曲者だ。心臓に杭を打ち込むまではヤツは不死身だと思え。」
あまりに的を射ていて笑いました。
今回も世界を股に掛けて展開、特にベニス、ドゥカーレ宮殿でのパーティーで役者が揃ってくる感じ、ワクワクしました。白兵戦が多いのですが、いつもと比べると迫力がイマイチ、暗さと狭さでアクションがわかりにくかったからかも知れません。
そして何より女性キャラ中最強だったイルサがあまりにもあっけなさ過ぎて、悲しいというよりガッカリというか残念というか。。。
ローマでの手錠したまま黄色いフィアット500でのカーチェイス、前々日カリオストロ観たところなんでルパンと被ったり、シベリア鉄道は前日観た無限列車と重なったり、観たタイミングのせいでいろいろシンクロしてしまいましたが。。。
公開前から予告で何度も観ていたバイクで断崖絶壁をダイブするシーン、ここ数作の流れからしててっきり冒頭に使っていきなりまたビビらせてくれると思っていたのですが、珍しくクライマックス付近、しかもパラシュート開いた後そのタイミングでそこに突っ込んでくるんか~いと絶妙過ぎて最高でした!
まさか女スリが仲間になるとは…とも思いましたが、
「この先君の命を自分より優先する。」
そんなことイーサンに目の前で言われたら誰でも仲間になるか(笑)
グレースもこれまたヤバいけどイイ女です。
ベンジーがグレースに「やってるうちに浮かんでくるから」って言う通り、今回もいつものごとくほぼ行き当たりばったり作戦推しで乗り切りますが、ラストでパリスが助けてくれるのはちょっと理解できないというか、せっかくいいキレキャラだったのに。。。
でも今回もドキドキワクワクしながらあっという間の3時間弱でした。
『ファイナル・レコニング』楽しみです!!!
シリーズ初の二部作の前編。 前作から続投のキャストもいるので復習し...
山場に次ぐ山場で興奮しっぱなし
金曜ロードショーで観たツレが絶賛
ネトフリで鑑賞
あれ?観たことあるかも?
過去にも観てました。忘れてたけど。そして、2度目でも大興奮。
忘れる力って素晴らしいな。
列車内にパラシュートごと飛び込んできたイーサンが
グレースを助け、見つめ合うシーンは思わず
「鍵!鍵!鍵は?!」と叫んでしまうくらい、ハラハラドキドキ
イーサン、歳はとったけど動きが若い!キレがすごい!
ファンタジーかと思うくらい
ジャッキーチェンでもそれくらいの歳は鈍ってたと思うぞ
アクションもだけど、金髪殺し屋の最期とか、ドラマも凄くて
すごい、すごい、すごい
画も美しい、ベニスも、列車の走る山岳地域も、
食堂車の壊れゆく車内も、空港も、美しい
音楽も盛り上がる、いつものテーマが重厚なオーケストラバージョンで
マジすごい
全部が全部全力で作ってある感じ。誰も手を抜いてない。
全部一流。
これぞトムクルーズ以外では無理!
今上映中のトムを観にいかねば!と思ったよ
途中から誰が何が目的かごちゃごちゃになって理解は諦めて観ていたけど...
途中から誰が何が目的かごちゃごちゃになって理解は諦めて観ていたけどそれでもなんとなく観れる内容
トム60歳でこれはすごい本当スター
イルサとグレイス、ヒロイン交代させられただけのような
珍しく続編へと続かせる不完全燃焼な終わり方
今回もやはりコミカルやユーモアな要素は少なくて終始真面目
もう少しコミカルな部分がほしかった
退場やだー
やっぱアクションはすごい
このシリーズはやはり鉄板の面白さ。 今回のストーリーは壮大かつ分か...
前哨戦
エンティティというソ連原潜のAIシステムがあらゆるサイバー空間を操作して世界の防衛情報網や金融ネットワークを支配寸前、米国をはじめ各国はエンティティのコントロールができると言われているシステム起動の謎の鍵を入手しようと必死だが、イーサンはどの国にも渡さずシステムを止めることが使命と確信、2部作で本作は鍵を手に入れようとする情報機関、武器商人やイーサンを阻もうとするとエンティティとの闘いを制して鍵をイーサンが手に入れるまでの前哨戦だが3時間近い長尺、単純な割にやたら長い印象でした。
タイトルのデッドレコニング/Dead Reckoningとは推測航法、GPSなどに頼らずとも位置情報が分かる航法でそのために最新鋭のAIが使われたらしい、何やらターミネーターのスカイネットのような人類の敵となるAIだが変わっているのは本体の所在、ベーリング海に沈んだロシアの潜水艦の中にある。原子力潜水艦なら電力はしばらくはあるのだろうが、どうやって海底からネットにアクセスできるのか、海底ケーブルでもハッキングしたのだろうか、わざわざ鍵なんぞ用いなくてもケーブルを切るか沈没艦を完全破壊すれば済むことでしょうに、続編でどうするのか期待です。
イーサンに絡む美女たちも見どころかな、ひょんなことからIMFチームに加わることになったスリの達人グレース、MI6の元凄腕エージェントでイーサンと特別な絆のあるイルサ、イーサンらを執拗に追う殺し屋パリス、ミステリアスな武器商人ホワイト・ウィドウなど実にバラエティ豊か。本命のアクションもノルウェーの山々に囲まれた断崖絶壁からバイクごと空中にダイブするシーンをはじめ、手錠をしたままローマ市内で猛スピードのカーチェイスを繰り広げるシーン、時速100キロのスピードで疾走する列車の屋根で敵と格闘するシーンなど見どころは充分でした。やっぱりトム・クルーズさんは別格ですね。
金曜ロードショーにて視聴🙂
緊張感の連続!
スパイ大作戦はどこへゆく
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