劇場公開日 2023年4月21日

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ヴィレッジのレビュー・感想・評価

全221件中、161~180件目を表示

3.0夢は儚い・・・

2023年4月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

とある村の山の上に建設された、巨大なごみ処分場。
そこで働く、優くん。
毎日職場でいじめられ、村民からも犯罪者の子として虐げられる。
そこへ、幼馴染の美咲さんが東京から村に戻り、人生が変わっていく、が。。。

といったあらすじ。

ただ、オープニングの「夢は儚い・・・」の下り。
そして、途中で能の「邯鄲(かんたん)」について、美咲が説明した際に、
エンディングまでのストーリーが頭に浮かんでしまった。

そして、案の定、最期は・・・

感想としては、生きていていいんだ、という希望感まではよかったが、
あとはとにかく苦しい、心が苦しい。
これはこれで、重いテーマの映画でした。

主人公の優を演じた横浜流星、変化が上手に表れ、さすがでした。
幼馴染の美咲を演じた黒木華、自然体でさすが。
自分の立場だけ守りたい村長さん、人として「ごみ」です笑
その村長さんの息子、とおる、もっと「ごみ」です笑

みんなが後ろめたい過去を隠そうとするが、結局ばれて、すべてが無に帰す。
やはり、邯鄲だったのか。

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あさやん

2.5生きる環境を守る為には犯罪も許される?

2023年4月23日
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横浜流星君はそれほど推しではないが黒木華ちゃん出てるので素敵な流れを期待して着席。
流星演じる主人公の優は、10年前の父親の犯した罪のせいで職場でいじめられていた。じゃ、辞めればいいのにと思ったが、母親の借金返済の為もあって我慢しながら働いていたのね。優は感情を表に出さない、我慢するだけのモヤモヤした性格だった。そこへ東京から戻ってきた華演じる美咲が、彼をリスタートさせる。
それまでの流星君はバサバサ頭に髭面、まるで斎藤工のそっくりさん。リスタート後は髭無しのイケメンに戻った。性格も明るく楽しい感じに復活。それまでモヤモヤしっぱなしだったけど。楽しい展開になって来たぞと期待復活。展開を楽しみながら後半に突入。あら、あいつ実はいい奴なんじゃないかと思っていたのに、変わらずかい!こんな暴力野郎、普通ならすぐ首だろうけど村長の息子なら問題無し?そして事件発生。あちゃ〜!
あぁ〜あ、全体を通して生活環境を護る為には犯罪も仕方なく、護る為なら嘘をついてもいいのね。なんだか社会主義を批判してるみたいだ。
犯罪者の家族と本人は関係ない。その理屈は正しいと思うが世間て、そうそう簡単じゃないよね。民主主義の難しさを考えさせられました。

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涼介

3.0お話、

2023年4月23日
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鑑賞方法:映画館

怖い

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トミー

4.0良かったです

2023年4月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

最初から最後まで、引き込まれた。
横浜流星さんの演技が、素晴らしかったです。
最後の終わり方が、ちよっとモヤモヤしました。
んー最後、スッキリした終わり方がよかったなぁって思いました。

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もりぞう

4.0その村のレゾンデートル

2023年4月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

本来は、そこに属する人々の全てが幸福になるべきシステムが、
時として牙をむくことがある。

なまじ狭い世間なばかりに
一旦コトが起きてしまうと
反目が表面化する共同体のありよう。

直近、わが国でも
核のゴミの最終処分場の選定に向けた文献調査の候補地として名乗りをあげるのにも、
二分する議論が巻き起こる。

過去をさかのぼれば、企業城下町での
公害に対する異なる態度は記憶に残るところ。

本作の舞台となった村では
家庭等から排出されるゴミの最終処分場の誘致が過去俎上に。

それに反対する家がなまじ少数だったばかりに
起こった悲劇は凄惨。

霞門村は風光明媚ではあるものの
これといった産業は無く、
誘致が決まれば補助金も出よう、
加えて雇用の期待も。

人口の流出は止められ財政も潤うとの目算の一方、
土壌汚染による農業への影響は懸念。
更には候補地が村の鎮守の上の山とは
何とも罰当たりなハナシ。

にもかかわらず、反対派は次第に追い詰められ
村八分に近い扱いを受け、
『片山優(横浜流星)』の父親は
苛めの首謀者を殺害、
自身の家にも火を放ち自殺。

そのこともあってか、
反対派の活動はなし崩し的にシュリンク、
処分場は開所。

『優』はしかし、村から出ることはせず、
自分達親子を不幸に追いやった処分場で働き始める。

犯罪者の子供との烙印を押され、
村の中でも底辺に落とされる差別を受けながら。

そうした境遇は個人にマイナスの影響しか与えないことは
想像に難くない。

快活だった主人公は長ずるにつれ無口で消極的に、
ほう髪に無精髭は伸び猫背になり
目の輝きも失われる。

ギャンブル依存になった母親が作った多額の借金返済のため
今日も理不尽な扱いを受けつつ、
時として不法投棄の片棒を担ぎながら日銭を得る
半分死人のような日々。

そんな折、
幼馴染の『美咲(黒木華)』が東京から戻り
処分場で広報として働き始めたことから物語は動き出す。

村で権力を振るう村長一族の家系は、
陰に日向に村に大きな影響を与え
その行いは時としてエスカレーション、
今回の事件の発端でもある。

それが公の為なのか
私欲によるものかは不明も
実はその家族内にも確執があることは
次第に明らかに。

『美咲』の弟の『恵一(作間龍斗)』は
村のくびきから逃れたくてしようがない。

他方、『優』を盛り立てようとする『美咲』は
都会での生活に疲れ果ててしまった過去があり、
村から出ることイコール幸せを掴むことではない
世間の事情も対比して提示され。

そうした複雑系の中で、
主人公は以前の輝きを取り戻すも
それが永続ではないことは
冒頭に提示される「一炊の夢」の故事からも明らか。

とは言え、「邯鄲の枕」は
全ての人に共通なハズだが・・・・。

終幕で示されるのは、
『優』の父の死は、村全体の見えない意志による
スケープゴートであったこと。

それにより最大幸福が得られるのであれば
多少の犠牲は致し方なしとの身勝手な思惑。

日本は加害者家族がもっとも生きづらい国と
言われているとも聞く。

それが村の様に狭い世界であればなおのこと。

親は親、子は子との線引きは
難しい考え方なのだろう
「親の因果が子に報う」とのいいならわしすらあるのだから。

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ジュン一

4.0不思議な感じがする映画

2023年4月23日
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ドロドロの村社会が良くも悪くもでている作品

底辺からの脱却、その裏と対峙する人々、社会の表と裏を表現した問題提起がある作品。

役者の演技力が如実に垣間見える作品

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chanta

3.0時代が、、

2023年4月23日
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moonchild

5.0作間龍斗は新人俳優賞

2023年4月22日
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19歳でこの演技できるって凄い…菅田将暉ぶりの衝撃。
ジャニーズの役者組先輩(目黒蓮、松村北斗)超えちゃってるよ…

スクリーン映えするし、映画監督は撮りたくなるはず…!!

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khs69

3.5私がよく知るビレッジ‼️❓

2023年4月22日
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あれ、みたような景色、近隣のロケ地でしたので、でも、産廃施設はCGです。
舞台挨拶によると、企画したプロデューサーが死に、監督が交代して、監督がやらないテーマでもなんとかできたそうです。
だから、流星はロケハン、製作部分から関わり続けたそうです、監督の頼みで。
だから、産廃違法がらみと閉鎖的村組織の複合人間交差点がテーマでしたが、少し空中分解気味でした。
最初の企画から何故か、能とゆう芸能と絡めてるので、不完全燃焼です。
でも、その分、危機感を流星が監督と共有してるため、演技が神がかり的です、事実、失神したほどだそうです。
今年の主演男優賞確定の演技を、是非。

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アサシン5

3.5ラストシーン後に考えさせられる

2023年4月22日
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昔から能の伝統が続いていて、魅力がない村で母の借金を返済する優。村長とやくざが絡んでおり、再生センターという名の廃棄場でした。優が昔親しかった美咲が村に戻ってきて、美咲が村のPRに成功し、一気に県内トップの観光地に生まれ変わります。しかし、優、美咲、透の間であることが起きます。

エンドロール後に考えたこと
・誰にも潜在能力や魅力があり、一人もくそな人間はいないし、くそな人生を送っていても、きっかけ次第では生まれ変われます。
・力関係は恐ろしく、パワーで問題を解決する人と戦う正しい方法は何か?優、美咲、透三人の関係性や出来事が一番考えさせられました。
・人は感情を顔に表現し、表情となる。能の仮面を被っているときはみんな同じ表情で平等である。

★藤井監督×スターサンズ=映画表現の自由さ、エンドロールの終わり誰もが考えさせられる。考える内容も人それぞれという面白さがあります。

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やんやん

5.0表現力

2023年4月22日
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怖い

難しい

田舎のドロドロしたやり取り、そこから抜け出せない葛藤などをうまく表現していると思う。

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こーへい

3.0面白いか面白くないかで言うと【間違いなく面白い】だが、ワシの理性が猛烈に拒絶。

2023年4月22日
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悲しい

単純

難しい

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満塁本塁打

4.5強烈な劇薬

2023年4月22日
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鑑賞方法:映画館

 謡曲が聴こえる中、能の舞と火の惨劇がカットバックする強烈なプロローグで幕が上がる。禍々しい絵力で脳が麻痺してしまい、極端な設定をすんなり受け入れることができる。

 村長の息子がタトゥーをチラつかせながら尊大に振る舞うなんてことは、ありえない。家族が何かを仕出かしたのなら、村から出ていくのが普通。田舎出身者であれば、このフィクションのおかしさに気がつくと思うが、藤井監督が劇薬のような物語を作るために、あえてそうしたのだと思う。

 人口が減少していく中で、よほどの観光資源か、付加価値の高い物産でもない限り、小さな村を維持するのは困難だと思う。地域共創という名目でコンサルのカモにされるよりも、産廃施設や基地を引き受けて延命する手段が一番現実的なのだろう。

 この物語に答えはない。胸をえぐられる物語に何を感じるか、何を思うか。

 悪魔に魂を売り渡して村を維持することを否定できない自分がいる。そういう意味では、異なるラストも見てみたい。

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bion

2.5首をひねる部分が若干…

2023年4月22日
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泣ける

悲しい

横浜流星さんの親に関する事情が途中まで伏せられていたのは、どういう効果を狙ったんだろうか?最初から開示されていた方が本筋のストーリーに集中できたように思いました。
裏稼業の処理があまりにもズサン過ぎて、「そりゃそーなるわな」と。普通もうちょっと慎重にやらないのかな(村ぐるみだから問題ないのか)?
役者の皆さんの演技には迫力を感じました。

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はらこ

3.0こころどんより

2023年4月22日
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昔あった事件の再現ドラマのような感じ。
感情移入できる登場人物がいませんでした。

天気のいい土曜のお昼に観る映画ではなかったな。。

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イーヤン・ソ・レイ

1.5上辺だけ雰囲気映画

2023年4月22日
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るい

4.0鬱陶しいよ透君!

2023年4月22日
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SAKURAI

5.0ヴィレッジ

2023年4月22日
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悲しい

興奮

知的

横浜流星の演技の七変化に驚いた。
最初から最後まで、目が離せなかった。
重いけれど、ダークではない。
感情を観客に委ねるかのように、能をモチーフしながら、静かに自問自答しながら共に作品に参加しているかのような、不思議な映画だった。
 藤井&横浜タッグの今年最高の映画が出来上がった。何度でも観たい。

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うたこ

3.5切なかった ちょっとわかりづらいところもいくつかあったけど

2023年4月22日
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切なかった

ちょっとわかりづらいところもいくつかあったけど

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jung

2.5もうすぐ観たくても観れない作品になるかも

2023年4月22日
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2023年劇場鑑賞93本目。
舞台挨拶中継つきで鑑賞。本編の前に舞台挨拶あると内容に触れられないからフワッとした感じになるからやめろ!そういう事やれてしまう作品は大体大したことないというのが経験であります。
しかし、この舞台挨拶での中村獅童が、かなりもったり話していて、話も聞いているのかいないのか、相当寝不足なのか、それとも薬物でもやっているのか心配になるほどの様子でした。薬物で逮捕されたらすぐ上映終了して、配信やBlu-rayもしばらくなくなるかもしれないのでちょっとでも気になったら今のうちに観ておいたの方がいいかもしれません。歌舞伎の話になったら急に覚醒して、話すスピードが普通になったのがなおさら怖かったです。

本編は村のゴミ処理場を巡る話で、4ヶ月前にイチケイのカラスでそれを調べる立場の黒木華が当事者になっていたのが皮肉というか、私今同じ話の作品撮影してますと制作陣に言わなかったのか疑問であります。

色々嫌な方向に進んでいくので後味は最悪でした。

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ガゾーサ