劇場公開日 2023年4月21日

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ヴィレッジのレビュー・感想・評価

全221件中、41~60件目を表示

4.0黒い穴に吸い込まれませんか?

2023年5月30日
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鑑賞方法:映画館
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***

3.0一ノ瀬ワタルがいい感じです

2023年5月29日
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鑑賞方法:映画館

ストーリー自体は面白かったけど、ちょっと設定に無理がある感じも否めないですね。
藤井監督のドラマ、インフォーマにも出ていましたが、一ノ瀬ワタルがいい味出してました。サンクチュアリも主演だったし今後の活躍に期待です。

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Hideking

3.5作品クオリティ高い

2023年5月22日
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映像のクオリティが高い。
しかしなぜこういう観終わった後に後味の悪いテイストの内容が邦画には多いのか!?
ダメな人生から努力しても這い上がれない感じが辛い。。

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heys

2.5展開がお約束過ぎるが

2023年5月22日
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地方部落の慣習と地元権力者、産廃業と暴力団、恵まれぬ生い立ち....邦画デイアンドナイトの空気を感じる、クラクラするような設定で一気に入り込んだが、あまりにも展開が悪い方へのお約束過ぎ狙い過ぎで、途中で苦笑い。その上、救いの無い終劇にどんより気分で劇場を出た。
しかもこの時代、記述冒頭のような設定はまだ残ってるのだろうか?と疑問。かなりニッチ、マイノリティな事じゃないか?なんらかの警笛なのかもしれないが、真実味や現実味が薄く、しかもチープなドラマチック感は昼ドラを想像したw
まあ、傑作だったデイアンドナイトもそうだったがw
横浜流星の役者レベルが上がった事は間違いないが、この路線を続けた方が良い。間違ってもラブコメや漫画原作物に行かない事だw

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映画鑑賞1000作

4.5人はなぜ、人を追い込み追い詰めるのか。 人はなぜ、不正を不正と知ってそれに手を染めるのか。 人はなぜ、かくも憐れな生き物なのか。

2023年5月19日
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鑑賞方法:映画館

霧に煙る山間部の村に異彩を放つゴミ処理施設。
この村にはかつて、伝統芸能として「能」が息ずいていて、子供の頃から能に親しんでいた者も少なくないようだ。

この映画は、過疎の村、産廃不法処理、環境破壊、メンタルヘルスケア、ハラスメント、偏見と村八分…世の中に存在するあらゆる理不尽を素材に織り込んだスリラー映画だ。
そして、藤井道人監督の仕立て方は極めて巧みだった。

閉鎖的なムラの中にいて、主人公の青年優(横浜流星)は、己を殺すようにして生活している。
職場であるゴミ処理場で明らかないじめを受け、ヤクザが絡む闇の仕事にも命じられるがまま従っている。パチンコに浸って借金を負っている自堕落な母親(西田尚美)との二人暮らしだ。
映画の序盤は、二枚目横浜流星がその眼から輝きを消し去って、陰鬱で活力のない不気味な青年を演じてみせる。
小さな村で、彼と母親がなぜこのような生活をしているのか、能の舞台とそれに見入る少年の映像に、常軌を逸した男が家に火を放つ映像が挿入されるイントロのシークェンスがヒントとなる。

東京から村に戻ってきた幼馴染みの美咲(黒木華)と、最初は拒否していた優が交流を再開することで、物語は動き出す。
彼女が問題を抱えて故郷に戻ったことは、登場場面から示唆されている。たが、村営(と思われる)ゴミ処理施設に就職した美咲は意外と明るく、周囲に受け入れられて広報に従事する。
優を施設の案内係に起用する彼女の案に経営者である村長(古田新太)が賛同し、優は大きな転機をむかえる。新たな役割を得た彼はポテンシャルを発揮し、寵児となっていく。
この中盤での横浜流星は、単に明るさを取り戻しただけではなく、勢いに流される不安なのか、自分と同様に訳ありの同僚たちに対する後ろめたさなのか、負の空気感を微かに醸し出す。

村長の息子(一ノ瀬ワタル)の行動が事件へと発展し、危機に瀕した優は悪戦苦闘する。
この終盤がスリラーのメインステージで、身体も精神状態も激しく揺さぶられる優を“動”に転じた演技で表現して、横浜流星は益々冴える。

優の行動を付かず離れず観察している美咲の弟恵一(作間龍斗)の存在(視線)が、この映画をスリラーとして成立させる重要な役割になっている。自閉症的な彼の眼は、物語のごく始めの時点から優に焦点が絞られていた。
そして、この恵一を御し易い相手だと考えた優の判断ミスが、最終的に破滅への引導となるのだ。

他にも、いくつかのアイテムがスリラーとしての雰囲気を盛り上げる。
「能」と演目「邯鄲(カンタン)」と「能面」。
「ゴミ投棄場」とそこに空いた「穴」。

近年のサスペンス映画はショック描写に頼りがちだが、本作はスリル描写に力点が置かれていて、我々観客は主人公が外堀を埋められていく過程を目撃することで、主人公と同じように追い詰められていく。
丁寧な演出に個性的な俳優陣が的確に呼応していて、見事なコラボが成立している。

メインキャストの横浜流星、黒木華、古田新太の3人が強力に牽引しているが、他のキャストも印象的だ。

一ノ瀬ワタルの、憎まれ役を一身に引き受けた堂々たる悪役ぶり。

優がゴミ処理場で虐待を受ける様子を見て、自分なら耐えられないと言っていた同僚の若者を演じた奥平大兼。
優が施設の案内係となって現場を離れると彼が次のターゲットとなるが、か細く笑いながら「順番がきただけ」と言って耐えていた。悲惨な運命に襲われた彼が、最後に優に向けた視線が憐れで、胸につかえる。

村長の母親を演じた木野花。
老婆の特殊メイクが強烈だった。
無言で息子に圧力をかける存在感はさすがだ。

誰よりも優と美咲のことを身近に思っている、刑事であり村長の弟でもある中村獅童。村の闇の部分を知っていて嫌悪している。
かつては子供たちに能の舞を教えていた。ここは歌舞伎役者の本領発揮といったところ。
優に疑惑を抱いてからの悲しげな眼差し。強面でありながら、優しさを醸し出す。

実在する村かと見紛うほど、山間部でのロケーションを見事なアングルで切り取ったカメラワーク。
最後の炎上シーンの圧倒的迫力。
そして、社会の理不尽に翻弄された不幸な若者に成りきって、その怒りや焦りを身体から、声から、視線からにじみ出すように演じた、やはり横浜流星だろう。
ラストシーンの彼の表情は、私の心臓を掴んで離そうとしない。

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kazz

3.5面白さはありつつも、途中で失われる緊張感と、その解決私案について

2023年5月19日
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komagire23

4.0タイトルなし

2023年5月17日
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悲しい

怖い

他の作品でもだけど主人公が喋らない作品は苦手。設定上しかたないんだけど辛気臭すぎる。中盤辺りから喋ってくれるように成ってホッとしていたらドンドン負へと転がり落ちていき、かなり後味の悪い結末を迎えてしまう。きっと転落から抜け出す機会は有ったはずなんだけど自分が同じ立場だったらどうだったろうなんて事を考えてしまう。田舎に関わらず生きていれば他人に流されて不本意な方向に進んでしまう事なんて、いくらでも有るだろうから思った以上に他人事じゃない作品に感じた。
村の風景に見覚えが有るなと思っていたら昨年のゴールデンウィークに観光で行った所。もしかしたら屋根裏部屋みたいな形をしたヒロインの部屋にも入ったと思う。あの辺りに車を停めたな~なんて思いながら観る事ができて楽しめた。

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ソルトン

3.5流星くんと華ちゃんの恋だけが救いだった

2023年5月17日
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藤井道人監督作品。

横浜流星くんが権力や暴力に屈し最低の生活を受け入れ、一度地位を得たら保身に走るクソ野郎を演じた。

村の因習に縛られる内容を想像していたが全く違っていた。村そのものがクソのようなこの世界の縮図だった。流星くんが演じる主人公は我々だった。

そう、この世界を生きるにはあまりにも愚かだった。

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エロくそチキン2

3.0能面を被って薪能に集まる村人たちが虚しい

2023年5月16日
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難しい

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Uさん

3.5ムラ

2023年5月13日
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映画観てからも、いろいろな思いが交錯しレビューを書けずにいました。

焼却施設の圧倒的な抑圧の風景と、「◯◯村にようこそ!」という看板が、まるで原発で繁栄した村と原発のように見えました。
そんな含みもあるのかも知れませんね。

結局は、センセイと呼ばれる上の方で権力を持ってる人のところまでは災い?は届かないのでしょうね。
小悪と庶民が、結局は被るのでしょう。

出て行く勇気‥褒めたいです。

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ぷぷぷ

3.0パパと同じか〜い笑

2023年5月13日
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悲しい

怖い

単純

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ヒロポン

4.0弟は見た。

2023年5月13日
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潔いタイトルだけど、ここに引っ張られてストーリーの核心がブレた気がする。

小さな村で殺人犯の息子として生きる青年。犯罪行為が行われている村の巨大ゴミ処理施設。やがて呪いのように狂いだし、暴走してゆく人々。興味深い内容だけど、何かと粗い。そもそもあの母子がなぜ村に留まってるのかが疑問過ぎる。普通はあの時点で出るよね。それに何の観光資源もない狭い村がテレビで紹介されたからってあんな人気スポットになるのも流石に無理がある。

ただ能面に関しては私はこの使い方はうまいと思った。欲と罪にまみれた閉鎖的な村。誰もが持ってる二面性をあの不気味な面で隠すように生きる村人。誰にも悟られないように。やっぱ最後のワンショットは能面着けててほしかった。むしろ振り返った瞬間着けてないんかーいってなった。

キャストも豪華ですが、なんといっても木野花がすごい存在感!最初あれ?木野花?いや、違うよな…え?やっぱ木野花?!ってなった。

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はるたろう

4.5村社会をリアルに描いた、渾身の作品に感動!

2023年5月12日
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泣ける

悲しい

知的

主演の横浜流星さんの演技が胸に刺さりました。
これまで見たことのない横浜流星さんを見ることができた事。藤井道人監督の脚本は、村社会の根本的な課題を生み出してくれた。
スターサンズのプロデューサーの舞台挨拶は、面白く楽しかった。
何度も、観たい映画です。

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のんのん

2.5ゲージツ?

2023年5月11日
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単純

難しい

寝られる

なのかな?
何か起きるのかと最後まで期待していたが、
特に想定外のことは起こらず、だから何?という感じ。
エンドロール後の映像は特に何を意味しているのか不明で、
観客の感性にお任せってこと?
また、端緒となった事件もモヤモヤしたまま。
能をモチーフにしていた意義も気迫に感じられた。
それがゲージツってことで、私には理解できないだけなのかな。

終始陰鬱で折角の休日が台無し。
黒木華の妙にむくんだ顔だけが印象に残った。
精神を病んだ役だったからの役作り?
ヤンキーがあそこまでする魅力は感じられなかった。

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みみず

3.0視点・力点・作用点

2023年5月11日
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思うところはともかく、(全ての演者の)熱演とどこか絵空事の様な映像で最後まで飽きずに観ることが出来ました。藤井直人監督の作品はどーにも畳み方と自分の感情がしっくり来ない。そこまでに引き込まれてる分、突き放された感が強い。今回はエンドロール後のスポットがしっくり来たので良かったが、畳み方には少し冷めてしまった。光吉視点と感情の奔流で最後を観ることが出来たならな、なんてね。あの瞬間の優へ向いている感情のベクトルは複雑の極みな気がしたので。セブンのブラピ位のグチャグチャ感が欲しかったかも。コミュニティ弊害を扱う事の多い監督を応援しているので、これからも精力的に作って頂きたいと重ねつつ。

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lynx09b

4.0爽やかさを完全に封印してる演技に脱帽。

2023年5月10日
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悲しい

怖い

PG12も付いてるし、予告もちょっと怖そうかなと思いつつも、藤井監督の最新作ということで観てきた。
予想してたほど怖くはなくてよかった。
横浜流星さんすごいなって、改めて。
最底辺から一度成り上がって、再び壊れていく主人公の表現が見事すぎだった。テレビに出始めた頃の優のところはすごい爽やかな横浜さんに戻ってて、今更すぎるけどこの爽やかさをここまで完全に消してたんだなって気づいて、すごいなってなった。
オールスターキャストで見応えたっぷりだったし、終始暗いんだけど観賞後感は悪くなかったし、私はエンタメ映画としてかなり楽しめた。
私は後輩感を体現してた奥平大兼くんがよかったなぁ、応援したい俳優さんの1人になった。

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流星の水菜

3.0藤井監督は今後に期待です!!

2023年5月10日
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藤井監督、横浜流星、黒木華という事で先日観てきました。

物語は、田舎の暗澹たる世俗・風習の中で進行していきます。
荒んだ横浜流星、闇がある黒木華が好演で大変楽しめました。
ただ、ストーリー展開がシンプルで先が読めてしまったので、この評価です。

しかし、脚本は秀逸で非常に先が楽しみな監督様です。(私如きが言う無いも何ですが…笑)
是非、映画館でご観賞下さい!!

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白長須鯨

3.0和製ジョーカー

2023年5月9日
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見誤った。。。完全にタイトルに惑わされた。違った、和製ジョーカーの誕生物語だった。

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未だZONE

5.0俳優の熱量ハンパない

2023年5月8日
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鑑賞方法:映画館

初めて映画終わってパンフレット買いました
すごい良い作品
ラスト30分ほど足を組み替えるのも忘れていて、エンドロールで足が痺れが治るか?不安でした

俳優が皆、その役に憑依してる
というのが正しいのか?おこがましいですが

横浜流星しかり、黒木華、古田新太、一ノ瀬ワタル
大兼君かわいかった
木野花さんは2秒くらい誰?と笑
最後の唄良かった

ストーリーは大体読めたんですが
それを上回る演技にムネアツ
この感動を誰にどう伝えたら良いのか全くわからん笑
とにかく観て、とだけ笑

パンフレット買って読みましたが、
河村光庸さんの作品を結構観てる自分にびっくりしました

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yumi cats

4.0臭い物には蓋をする

2023年5月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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加田瀬恋