劇場公開日 2023年4月21日

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ヴィレッジのレビュー・感想・評価

全232件中、1~20件目を表示

3.0横浜流星の演技を堪能、物語のテーマはピンぼけ気味

2023年4月22日
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鑑賞方法:映画館
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ニコ

3.5キラキラした地方復興の裏

2023年5月31日
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鑑賞方法:映画館

地方創生の難しさというか、過疎化が各地で進む日本ならではの物語だなと思った。産廃処理の補助金頼みで運営されている自治体、その誘致も運営もきれいごとでルール通りにやっているだけではままならない。村を守りたいという意志はウソではないが、守るためにたくさんのウソが必要になる。村のPR事業に駆り出されることになった主人公も、ウソが必要である現実にのみ込まれていく。表向きのキラキラ感との現実のギャップがすごい。
主演の横浜流星がすごくいい。前半のにごった目つきから、生き生きとしてくる中盤への変化、そして転落しかける終盤へと変わりっぷりが上手い。彼を始め役者がみなよかった。特に奥平大兼の捨てられた子犬のような青年役がはまっている。一ノ瀬ワタルの迫力は特筆すべきものがある。ちょっと他の俳優には出せない味がある。
村の閉塞社会は、息苦しいが、その中で守られてきた美しい伝統もまた存在したいたりすること描かれているのも良い。社会全体が下降している日本の現実の一端に確実に触れた作品だと思う。

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杉本穂高

4.0藤井道人監督、期待値の高さゆえの

2023年4月28日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

観始めて早々に、これは同じ藤井道人監督の「デイアンドナイト」(2019)とよく似た話ではないかと感じ、その感覚はずっと続いた。地方の閉鎖的なコミュニティー、地元の権力者(組織)の不正と抗って自殺した父親、主人公が巻き込まれていく昼の表向きの仕事と夜の裏稼業、内に募らせた恨みや怒りを外からのプレッシャーによりついに爆発させる主人公。

生前の河村光庸プロデューサーから与えられた「お面をかぶった人々の行列」「能」というお題を取り入れて、狭い村ならでは同調圧力や因習を強調してはいるものの、「デイアンドナイト」と「ヴィレッジ」は同工異曲と言えるだろう。

河村氏が立ち上げたスターサンズが制作と配給に名を連ねた作品でもあり、藤井監督とスターサンズのタッグでは「新聞記者」(2019)が高く評価された。スターサンズは「パンケーキを毒見する」や「妖怪の孫」といった当代の政権や権力者を批評するドキュメンタリー映画も手がけるなど、今の日本では本当に希少で貴重な存在だ。

そんな藤井監督とスターサンズの最新のタッグということで、当然期待値も高かったが、先述のように既視感のあるストーリーが惜しい。社会派のスタンスは評価するが、もっと新しいものを見せてほしかったというか。ついでに書くと、「宮本から君へ」(これも河村プロデュース、スターサンズ制作)に出ていた屈強でこわもてのラガーマン役の一ノ瀬ワタルが本作にも出演しており、「宮本から君へ」を鑑賞済みの人なら彼の役に“嫌な予感”を抱くだろうが、やはり予想通りの展開に。この点も既視感を強める要素になっている。

それから、作中に登場する能の演目「邯鄲」(かんたん)で語られる「平民から栄華を極めて五十年、と思ったらほんのひとときの夢だった」という話と、横浜流星が演じる優の浮沈との呼応もやや表層的。人生とはしょせん儚い夢なのか、というテーマをさらに深掘りしてほしかった。

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高森 郁哉

3.0暗いわぁ

2024年11月19日
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ニョロ

2.0ぬるま湯

2024年11月17日
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鑑賞方法:VOD
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なつ

3.0村、それは全員が味方でない組織。

2024年11月17日
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movie mamma

3.0考えれば

2024年10月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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りか

3.0ある意味ありきたりな内容でもあり、だけど恐ろしい。。。結局誰も報わ...

2024年10月4日
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怖い

難しい

ある意味ありきたりな内容でもあり、だけど恐ろしい。。。結局誰も報われなかった。
母親や村長の息子には腹立ちながら見てましたが、横浜流星演じる主人公も同じ感情で見てた。殺人犯の父親と母親の事をじっと耐えて背負って‥もどかしさとか苛立ちとかこちらの感情も複雑に動かされた。
村長は根っからの人でなしでしたねw
でも何故村長のところだったんだろうと。みさきの罪を被るために警察に行くと思っていたので不思議でした。でも最後はある意味壮大な復讐だったように感じた。
最後まで救えなかった中村獅童は悔しかっただろう。
あの、もうすぐ抜け出せるバイトの子は報われてほしかったですね‥。弟は村を出たのだろうか。
閉鎖的な村で風習等に縛られ生きていくってこういう事でもあるのかなと。
村に限らず色んなしがらみや家族関係、完全には逃れられないこともあるし、それによって自分の人生歩めない場合もあるけど。
ズシッと思い内容でした。

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あじま

3.5埋めたり燃やしたりされるゴミの氣持ちを表現した作品

2024年9月1日
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悲しい

怖い

興奮

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Don-chan

3.0少々物足りない

2024年8月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

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月桂樹

3.5前半は横浜流星演じる煮え切らない主人公にとにかくイライラさせられる...

2024年8月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

前半は横浜流星演じる煮え切らない主人公にとにかくイライラさせられる。
小さい声でボソボソ話し、いじめられて言いたいことも言えずにイジイジしている。
後半は生まれ変わったかのようにキャラ変するのが一つの見どころ。
閉鎖的な村での息苦しい生活。
早く村から出て行きたいと考える若者たちの姿が全てを物語る。
黒木華が村のマドンナ的な存在であることが何ともリアルだ。

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省二

3.5どの場面を切り取っても救いのない作品。

2024年8月1日
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キッスィ

2.0ただ鬱々としていた

2024年7月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

希望ないのは仕方ないけど

役者の良さに任せすぎて

映画としてあまり良いとは思えなかった

いい意味じゃなく、しんどかった。

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ボタもち

2.0小さい村の小さいなりの苦悩

2024年5月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
子供の頃、この風景が怖かった。
全員が同じ表情で、同じところに向うの。
何の疑問も抱(いだ)かずに。
不自然で、この世の世界じゃないみたい。

小さな村落であるが故に、村民同士の結びつきも強く、一筋縄ではいかないことも少なくはないのでしょう。
そして、その「同調圧」も、半端ではないことでしょう。
個々の村民の本心とは別に、それが本作の「能面」につながってくるのかも知れません。
前傾の映画のことばは、そんな意味だったかも知れないと思います。評論子は。

そのことを浮き彫りにする優と美咲の姿は、一編のドラマとして仕上がって、充分な良作だったと思います。評論子は。

(追記)
そして、小さな村落ではあっても、浮世の風は吹いてくるようで、人間関係のさざ波も立てば、事件も起こる。
そして、小さな村落であるが故に、それらを飲み込むキャパシティも決して大きくはなく、その都度、その都度、翻弄される―。
清濁併せ呑むようなスタンスで、その波風に立ち向かう大橋村長の演技も、際立っていたと思います。

<映画のことば>
ぜんぶ美咲が一人でやった。それで終わり。な?
…あとは俺が何とかする。二人で、この村を立て直そう。

(追記)
人が日常で暮らしている限り、ごみの排出は避けて通ることのできない問題です。ごみの処理の問題は。
(ごみという概念は、人間が地球上に存在するようになって生まれたものであって、自然界にごみというものは存在しなかったと言われますし、家庭から排出されるごみは消費文化のバロメーターとなるという研究もあります。)

そこで、くだんの霞門村は、廃棄物の受入れと処理に起死回生の「夢」を託したーざっくり言えば、そういうことなのだろうと思います。評論子は。

そういえば、別作品『海炭市叙景』でも、かつては基幹産業の地位を占めていた「海」=造船産業、「炭」=石炭産業の斜陽化から、大型ショッピングセンターの開発に乗り出した海炭市当局の政策転換に翻弄される市民の姿が描かれていたようにも記憶します。

実際、「将来的には消滅の可能のある自治体」などが発表されると、正直、心中穏やかでは、ありませんし、評論子としても。
まして、そういわれる自治体が、たくさんある都道府県に住まう者としては。

それだけに、観光開発に乗り出したりする自治体もなくはないことも理解ができないわけではないのですけれども、その、いわば反面として、多額の投資に失敗して、2006年には、計算上の「返済可能額」の8倍を超える借金を抱えて財政破綻した市町村も出てきてしまったりしているのもまた事実です(毎年、国際的な映画祭を開催していた、映画ファンには「お馴染み」の市町村でもありますけれども)。

反面、そういうリスクも冒(おか)しながら、小さな村落は頑張っていると言えます。
小さい村でも…否、小さい村であるからこそ、それなりに。

その点、廃棄物ビジネスに村の命運を賭けること自体を、のっけから「邯鄲の夢」と決めつけるかのような印象も与えかねない本作のエピグラフは、いかがなのもでしょうか。
その点は、少しく、気になってしまいました。
本作を観終わって。評論子は。

(追記)
不法投棄やら、暴力団員の暗躍やら、その業界には「さもありなん」というダークな面ばかりが、本作では描かれてはいるのですけれども。

しかし、今の実際の廃棄物業界に少しでも取材してもらえれば、そういうことは、いわば「過去の遺物」で、今は業界を挙げて適正処理、そしてその適正な処理を可能とするような適正な処理料金の設定(業務の適正化と、適正な業務を継続可能とするような正当な利潤の確保)に努力されていることは、すぐにも分かることですし、もちろん、廃棄物処理業者の免許基準も、暴力団などの反社会的勢力を閉め出すこととしているところです。

そして、人が日常で暮らしている限り、ごみの排出は避けて通ることのできない問題であることは上に触れたとおりで、その意味では、この業界は社会的には欠くことのできない産業であることには、多言を要しないと思います。

ひところの廃棄物業界には、必ずしも社会的に適正ではない面があったことは否定はできないのではありますけれども。
しかし今になっても、そのイメージに引っ張られて…否、そのイメージだけに乗っかってしまって、ずいぶんとステレオタイプ的な視点から本作は製作されているといったら、それは、映画の評としても「厳しすぎる過ぎる」との批判があるでしょうか。
(確かに映画は製作陣の「知的創造の産物」で、必ずしも常に現実とイコールでなければならないものではないことは、百も承知、二百も合点はしているのでは、ありますけれども。)

当該の業界の人が本作を観たら、けっして良い気持ちはしないだろうとも思います。
その点は、残念というほか、ないかとも思います。

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talkie

3.5負の連鎖は終わらない

2024年3月29日
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ワァ!

3.0埋めるか燃やすか

2024年3月26日
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普通のゴミはリサイクルすれば、再利用出来るかもしれない。
人間のクズのゴミは、埋めるか燃やすしか出来ない。

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上みちる

3.0残念今一歩かな。隠しスパイス不足な展開。

2024年3月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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The silk sky

4.0横浜流星さんが素晴らしい!

2024年2月29日
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鑑賞方法:映画館

藤井監督作品が好きで、また横浜流星さんのファンなので、暗く重い内容だが何度か観ている。
横浜流星さんの新たな一面、素晴らしい演技、お顔の美しさが印象的。やはり魅力的な俳優だと感じた。
周りを固める個性的な実力派キャスト陣も良かった。黒木華さん、古田新太さん、西田尚美さん、中村獅童さんなど。
ディープな衝撃作だ。

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ERi

1.5スッキリしないし、能いらない

2024年2月25日
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親父さんの事件をスッキリさせて欲しかった
意外性もないし、能の必要性感じないし、ハラハラドキドキもないし、感動もない
見なくていい

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isao

0.5ネット掲示板でも書けるような二番煎じの作品

2024年2月17日
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鑑賞方法:その他

最後まで見たけど、なんか某ネット掲示板の偏見みたいな文章ネタとマスコミの取材ネタと某電波系アングラ作品みたいな二番煎じの作品をその場凌ぎで混ぜ合わせた映画でした。

マスコミネタを真実のように吹聴しながら、「実際に必ずあるんだよ!間違いない!」とマスコミの二番煎じを映画に仕立て上げてる。

映画制作の資金提供をしたスポンサーのせいで、投げやりな映画にしてしまってる。

出演してる役者の無駄遣いもあるけど、役者の演技がいい加減で無理してる所が目立ってしまってる。

手厳しい評価しただけで陰∅ャ呼ばわりか∅ー牛呼ばわりって、軽々しく決めつけないでほしいと思います。

シナリオ通り、まさに「ごみ漁り映画」です。

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onion