NOPE ノープのレビュー・感想・評価
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いい意味で裏切られた
予告編から「UFOの映画」だとはわかっていましたが、ホラーっぽい雰囲気が強かったので、UFOとホラーをどう繋げるのかが気になっていた作品。結果は予想外の展開で大満足でした。
開始早々物語は動き出しますが、その後1時間くらいは退屈な場面が続きます。面白くなるのは、UFOの正体が明らかになった後半から。怒涛の展開で映像も派手になるのでワクワクが止まりません。登場人物が少ないのも物語に集中できて好印象でした。
ジョーダンピール監督といえば、ちょっと不思議で不気味な映画を撮るイメージですが、本作は直球のエンタメ作品になっていたので映画館で観て正解でした。なお、ホラー要素は薄めですがビックリさせるシーンは何か所かあるので注意です。
ただ、本筋ではありませんが「これってどういう意味なんだろう」や「結局あれってどうなったんだろう」という、ちょっと消化不良な部分もあります。また、結果として自分の好きなジャンルの映画だったので楽しめましたが、ガチのUFO映画(「未知との遭遇」や「ET」みたいなの)やホラー映画を期待して観に行くと肩透かしを食らうかもしれません。雰囲気としてはトム・クルーズの「宇宙戦争」がなんとなく近いかも?
どうしてもふざけてしまうジョーダン・ピール
ふだんこういうやつ見ないから、いやなんすかこれ・・・って感じだったんですけど、思い返してみると結構楽しめた。そもそも映画にかかわる人物が、自分で映像撮ってみる映画だっていうメタ要素もそうだし、映画の歴史に言及したり、カメラとかショーが象徴的にあつかわれたり、SFチックな要素を扱いながら(結局UFOじゃないし)、アクションとホラーとをぱっきりと小分けにして出してきてくれたり。
なんか映画について一家言ある人が作ったんだなあ、というのはわかるのだけど、どうも真面目になりきれておらず、そこでAKIRAかよ草、という印象に全部持っていかれました。笑
社会批判的エッセンスはない、けれど
第1作は人種差別、第2作は格差。
この2作は、ある意味でスプラッター的恐怖ではないが、オチのところで唸らせた作品であったと思う。
じゃあこの作品は?となる。社会批判的な側面はない。しかし、最後まで目をそらすことはできなかった。あの牧場
の広い大地に不気味な雲の宿る空。それがからまって否応なしに惹きつけられた。いろんなところで例えられているが、
結果としてスピルバーグの未知との遭遇で始まり、ジョーズでおわるストーリーもこの監督の手にかかれば、こう料理さ、と
いう思い。
あと気になった点 印象に残った点
・アカデミー作品賞にノミネートされた「ナイトメアアリー」は、米国の田舎をどさ回りするサーカス団が舞台だったが、この映画はある意味「西部劇村」が一つの重要な鍵を握る場所となる。
そこの観客たちが、そんなに金持ちというのでもなく、派手な服を着飾っているのでもなく、それでも、垢抜けているわけではないが、よそ行き風な服を着ている。そして、たまにそういったアトラクションを楽しみにきてる。それが「ナイトメアアリー」に通ずる空気を感じた。昔、ニューヨークやロス以外はどこも同じ田舎というのを聞いたが、それが私が感じた印象に通ずるのかもしれない。
・この監督の作品は2回見なくてはいけないのかな?というのも冒頭のシーンは意味があるんだろうなとは思うが、その種明かしは半ば過ぎないとわからないが、そのため明石を一緒に楽しむと思えばいいのかな。
・池袋のグランドシネマサンシャインのIMAXで見たが、やはりこの作品は普通のスクリーンでは良さはわからないかな。
テーマの割に・・・
もう一度見たい
賢く美しい人類の友
お馬さんたちが影の主役でした、ラッキーに賞をあげたい
UFOを一匹の動物としてみる、ジョーダン・ピール監督、今回も面白いアイデアを思いつくなあ
作中の印象的なエピソードであるチンパンジー暴走事件、UFOと直接的な関連はないものの、だからこそ得体が知れずホラーなテイストを盛り上げていた
話が進むと事件の経験者だった元子役のアジア人がUFOを飼い慣らそうとしていたことがわかり、多少なりとも成功していたのは野性動物の恐ろしさを身をもって知っていて、UFOの本質を見抜けたからなのか、というところに繋がる、でも彼は幼少期のトラウマから恐ろしさに魅入られてしまったんだろうな、最後は食べられてしまう
今回もホラーなのはペリット吐き戻し恐怖の一夜シーンまで(ここは家屋が血まみれになりビジュアルかなりグッド)
ラストは荒野、ラッキーを駆る真昼の決闘、UFOとの直接対決で一気に盛り上がる
これまでのピール監督の映画にはなかったチーム戦(仲間に白人がいるのも初)でスケールも大きくクライマックス!て感じが良かった
いろいろなアイデアを持っていて次が気になる監督ですね
想像以上に面白かった
いわゆるUFOは、物体ではなく生き物という設定なのね。そして、どんどん形態が変化するのは既視感があるけど、非常に面白かった。
ただ…。
チンパンジーのシーンの意味が、全く理解できません。要るのか?
誰か説明して下さい(笑)
誰かのレビューに記載があるかな?
あぁ、そうやってやっつけるのね…
空軍が戦闘機からミサイルを撃っても効かないパターンかと思っていだけど、これならミサイルでやっつけられそうだな…と妙な安心感がありました(笑)
いずれにしても、想像以上に面白かった!
なるほど
お腹壊しやすい
期待を超えた3作目!🛸
めっちゃ面白かった!
というかこういうホラーSF映画は初めて観ました。
新たなジャンルでも期待を超えてくるジョーダンピールすごい。
未確認飛行物体を撮ってバズろうとした兄妹の計画がまさかの展開に発展していくっていう感じの映画なんだろうなとは思ってたんですけど、
兄妹の絆もひとつの大きなテーマとして描いていたのでそこも良かったです。
兄貴がほんとに良いやつで、、泣いちゃうよ。
個人的に気になったのはUFOをガチで撮ろうって作戦会議のときに食卓に出ていた「麒麟一番絞り」のビール。
なんで麒麟なんだろ、監督が好きなのかな…
あと最後のAKIRAのバイクオマージュは笑っちゃった
(カッコ良すぎて)
雄大で美しい自然の描写と、得体の知れない未確認飛行物体の迫力、カッコ良すぎる音楽、もうIMAXで観てよかった!!
可能であればIMAXで観た方がいいですよ〜!
コントロール
ノープ失礼ながらあまり期待しないで観たらかなり面白かった。なんで評価低めなのか意味がわからない…
自分の解釈的にはやっぱりこれも寓話系で、生き物を私利私欲の為にコントロールしたら痛い目に合うって事だと思った。
どこにフォーカスするかで面白い詰まらない別れると思う。
アレそのものに目が行くとガッカリしちゃうのかも。
だからこそ、ああいったデザインにワザとしたんだと思う。
そこじゃないんだわ。
以下ネタバレ
あのアジア人は過去にコントロールされていたチンパンジーのストレスが爆発した時、自分だけは危害を加えられなかった。おそらく子供で純粋だったから。彼は大人になりその危機を乗り越えたにもかかわらず自分の私利私欲に走ったから最後はああなった。
馬をアレに食わせるのをショウにしたり顔をグチャグチャにされた元共演者の女性も商売の為に利用してたり結構エグい奴なんだよね。
主人公は生き物をコントロールして生計を立ててはいるが馬を家族と考えており生き物ファーストだからが本人が嫌がる事はしていない。
そういった動物的本能がある人だったから、アレの生態もある程度見抜く事が出来た。
あのカメラマンのフィルムは撮れていたと自分は感じた。若い白人が食われそうになった時、有刺鉄線が絡まって落っこちて生き延びた時に一緒に落ちてきたフィルム缶が撮れてるって事だと思った。なのにあの爺さんが1人で自分を犠牲にしてまで撮りに行ったのは男の死に場所探し的な事で奇跡の瞬間を撮る為。その辺は西部劇チックで良かった。
あとジーザスリザードのTシャツがナイスでした!
評価低めなのが謎。感性は大事ですな。
筋は割と明快。
ジョーダン・ピール監督の過去2作は恥ずかしながら観てません。観てみたいとは思ってますが、なかなかご縁がなくて…。
で、ようやくこの作品を劇場で観ることができました。
タイトル通り、筋は分かりやすいですね。空を飛ぶものの正体は何なのか。それを兄妹で映像に収めようとする中で、家族として再生していく。
映像表現は主人公目線で描かれるので、空から来る物体の恐ろしさがしっかり伝わるものでした。
ただ、要所で挿し挟まれる馬の名前とか猿の名前とかは…「章」としての区切りでいいんでしょうか?
分かりにくかった。
それと、チンパンジーの話。冒頭と中盤で顛末が描かれてましたが、あれは何のために?飛来物体との関係は?この点も分かりませんでした。
もう一度観れば多少分かるかもしれんけど、もう一度観ようとは思わんかな…。
NOPEでした!監督ごめん!
観ていくと、「ハハ〜ン、これはあれの暗喩だな」「フフ〜ン、これはあれの風刺だな」そんなのが次々と用意されていて、チンパンジーのエピソードも、動く馬のエピソードが不可欠なのもよーく分かった。分かりましたよ。
でも分かった上で、私にとってはNOPEでした!ごめんなさい!
予告編を観て…中身ないな、観たら後悔するヤツやコレ。と直感。
しかしその後、『ゲットアウト』の脚本/監督と聞いて…なんだ、B級映画に見せかけて、すごい切り口の展開が用意されてるのか!あの監督ならね!うん!期待!
という感じで観に行きました。
決定的なモノを出さずに怖がらせる演出(映像の良さ、編集、音の構成など)はさすが一流。『ゲットアウト』の時の体験を思い出しました!
これは良かった点!!
「雲がずっと動いてない」ことの怖さとか、、初めてでした!すごい。
それと妹のキャラクター設定がチャーミングで良かった。
性格、動き、ファッションなどなど。
同性愛者という設定の伝え方はチョットわざとらしい印象でした。もうちょっと自然に伝えれたと思う。
最もNOPEだった点。
捕食者の形状。ラストで変態するのだが、その形状も意図が伝わらないデザインと思った。
制御なんて不可能なんだと伝えたいならもっと生身の感じとか生物としてのグロさを表出させて欲しかったし、
左右対象の羽根のような形は天使にも見えたので、もし美しいモノとか天上のモノとして描きたかったのならもっと神聖な見え方にして欲しかった。
なんと言っても最期、あんなイージーな2頭身の人形に騙されて、パンッ!って。。
謎が残った点。
チンパンジー事件のスタジオで、標的にされた子役女児の脱げた片っぽの靴が、まるで重力に反するような垂直な状態で立ってましたよね?
その後テーマパークの隠し部屋に展示品として飾られていましたが、あの靴はなぜ直立していたのでしょう?
個人の解釈では、チンパンジー事件では子役男児のグータッチ体験(その経験ゆえの過信で後に大きな失敗を犯してしまう)が重要と捉えていて、
あの事件の時点では、まだ人知を越える生物の存在は介在してないと思ったので、分からなくなりました。
どなたか!教えてくださいませ!
宇宙人か神か
ホラーよりもSF感覚?
ホラーかと思いきやそれほど怖さを助長することはなく、ちょっと違うテイストのSF物語。
牧場を営む親父さんが降ってきたものに当たり死亡することから始まる物語。徐々に違和感だったものが認識出来るようになり、その特異性がキーになってる。
こう言う視点もあったのか?と思わせてくれた。
徐々に判明していく過程、またその後対峙する理由は丁寧に描かれて理解できるけど、その実行により導かれた結末はちょっと弱く感じられた。もう少しインパクトがあっても良かったんじゃないかと思いました。
タイトルなし(ネタバレ)
序盤の子供三人いたずらとカマキリあたりでもうライフ1/3くらい削られた
ハリウッドの映画事情しらないとなかなか難しい内容だった。パンフ見てすこし理解できた気がする
エイリアン2のクイーンかと思ったらエヴァだったり、
それにしてもアキラのブレーキングくるとは思わなかった。
降参です。
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