わたしの幸せな結婚

劇場公開日:

解説

顎木あくみによる大ヒット和風ファンタジー小説を、映画単独初主演となる「Snow Man」の目黒蓮と映画版「東京リベンジャーズ」の今田美桜共演で映画化。

明治・大正期を思わせる架空の時代。ある宿命を持つ家系に生まれた斎森美世は実母を早くに亡くし、継母と義妹に虐げられながら暮らしていた。そんなある日、彼女は名家の当主である久堂清霞のもとへ嫁入りを命じられる。類まれな美貌を持つ清霞は冷酷で無慈悲な性格で知られ、これまでにも多くの婚約者候補が逃げ出したと噂されていた。美世も初対面ではつらく当たられるが、辛抱強く接するうちに彼が評判通りの人物ではないことに気づき、2人は次第に心を通わせていく。

「コーヒーが冷めないうちに」の塚原あゆ子が監督を務め、「陽だまりの彼女」の菅野友恵が脚本を担当。

2023年製作/115分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年3月17日

スタッフ・キャスト

監督
原作
顎木あくみ
脚本
菅野友恵
製作
堀内大示
市川南
安倍純子
藤島ジュリーK.
川村龍夫
池邉真佐哉
岡崎剛之
緒方寛治
長嶋潤二
Hide
五十嵐淳之
企画
椿宜和
上田太地
渡辺信也
プロデューサー
今安玲子
稲垣優
加藤章一
松本桂子
スーパーバイジングプロデューサー
那須田淳
撮影
江原祥二
照明
杉本崇
録音
加藤大和
美術
佐久嶋依里
加藤たく郎
装飾
堀口浩明
衣装デザイン
宮本まさ江
ヘアメイク
千葉友子
荻野さおり
CGアーティスト
早野海兵
VFX
小坂一順
カラーグレーディング
齋藤精二
選曲
遠藤浩二
音響効果
花谷伸也
編集
森本大輔
音楽
立山秋航
主題歌
Snow Man
スクリプター
森本順子
助監督
森裕史
監督補
府川亮介
制作担当
松岡利光
皆見栄伽
ラインプロデューサー
塩村香里
アソシエイトプロデューサー
天馬少京
本多航大
水木雄太
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(C)2023映画「わたしの幸せな結婚」製作委員会

映画レビュー

3.5良き

2024年9月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

萌える

最近、ドラマ『海のはじまり』で目黒蓮さんが熱い✨✨と思い、こちらにも出演なさってるな、と確認し鑑賞。。。普段はアイドルグループの方はスルーしがちですが。

何となく話の筋はざっくりと知っていたので、今田美桜さんがヒロインと聞いて、もう少し弱々しい感じの子の方がいいんじゃない?と、ミスキャスト感が自分の中ではあり、公開当時は余り興味がありませんでした。

ですが目黒蓮さんが引力となり、引き寄せられました。。。

 ………鑑賞。

…え、いいじゃん。。。
ちょっとびっくり。

これが美桜ちゃん?普段ドラマで見る勝ち気なキャラクターがお似合いの彼女が、まるで別人。

とっても可愛い元気のいいタレントさん、と思っていました。
虐げられるイメージ、一切ないなぁ…

これは…!ちょっと、脱帽。

話の筋も、異能の設定も面白かったです。
目黒蓮さんは特別ファンでなくとも、まあ!長髪!?新鮮!!一目瞭然、カッコイイ!!でした〜

なんだか続編もありそうな終わり方でしたね。

お休みの日に、楽しめました😊

コメントする 5件)
共感した! 13件)
ホビット

5.0タイトルからは想像しにくいファンタジー×アクション×純愛の大作映画。目黒蓮と今田美桜の演技が光る力作。

2023年3月17日
PCから投稿

本作は、タイトルやメイン写真だけを見ると、割と落ち着いたテイストのラブストーリー映画のように思えますが、実際には、かなり盛りだくさんの作品となっています。
まず時代背景は「鬼滅の刃」と同じ大正時代あたりで「異能者」という特別な能力を持つ人たちが描かれるファンタジー作品です。
斎森美世(今田美桜)が、「異能者」の家系である斎森家の長女でありながら「異能」を持たないため使用人のような扱いを受けています。
そんな美世(みよ)が、「異能」を持つ名家の当主で陸軍の隊長・久堂清霞(目黒蓮)のもとに嫁ぐことになる、というのが軸にあります。
このようにベースは、美世と清霞(きよか)の「ラブストーリー映画」です。
ただ、「異能者」という設定から想像できるように、特別な能力を使う「アクション映画」にもなっています。
本作で注目すべきは、何と言っても映画単独初主演となる「Snow Man」の目黒蓮の演技と存在感でしょう。
フジテレビ系列の「silent」(2022年10月~12月)で大ブレイクし、「Snow Man」の人気も相まって、存在感がかなり高まっています。
そして、その期待以上の演技を見せていて、本作でさらなる飛躍をしているのです。
この実写化が非常に困難な作品を見事に仕上げたのは、映画デビュー作「コーヒーが冷めないうちに」(2018年)がスマッシュヒットを放ったTBSスパークルの塚原あゆ子。本作が監督第2作目です。
一つ一つのシーンが丁寧に演出されていて独自性のある「和風ファンタジー」の世界観を描き出しています。
今田美桜の演技も存在感があり「美世」という難しい役柄を見事に演じ切っていました。
設定が盛りだくさんな作品が115分で終わるのは事実上、無理な話で、本作がヒットすれば続編映画があると思うので期待したいです。

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共感した! 73件)
細野真宏

3.0捨て難いラブストーリーには仕上がっている

2025年1月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
古着とも呼べぬ粗末な着物に、あかぎれだらけの手。とても名家の令嬢とは思えない。
いよいよ本格的に、おかしな娘が来てしまった。

火を操る異能の久堂家と風を操る異能の齊森家ー。
本来であれば美世も(齊森家の血を引く者として)異能を発揮できるところだったのでしょうけれども。

しかし、風を操る異能の血を受け継ぐ斎森血を引き継ぎながら、その才を発揮できてはいなかった美世は、斎森家では、とかく虐げられてきていた-。

異能の家系に生まれながら、美世にはどうして異能が発現しなかったのか。

その伏線が回収される終盤には、評論子は、深い感慨を禁じ得ません。
愛娘の本当の幸せを願う母親の深い深い、もっともっと深い愛情があったればこそのことだったとでしょう。

しかし、美世が初めて久堂家の敷居をまたいだその時から、清霞が、美世のただならない素性には薄々ながら気がついていて、後に美世の母親の素性が分かって初めて、それが確信に変わったといったところでしょうか。
それも、清霞自身も優れた才の異能者であったが故のことだったのだろうと、評論子は思います。

清霞の上掲の映画のことばには、決して美世に対する否定的な評価ではなく、むしろ美世のただならない素性を、あたかも空(くう)でも掴(つか)むかのように、真実・真相を掴みかねている清霞の困惑が表されていたと受けとるのは、果たして、独り評論子だけの管見でしょうか。

若くして陸軍の異能部隊を率い、帝都の治安維持には重い責任を負わなければならない宿命の清霞にしてみれば、帝都に放たれた蟲(むし)が引き起こした混乱の只中にあっても、否、そういう極限的な混乱の火中にあってみればこそ、清霞の美世に対する思慕も、また炎々と燃え上がっていたのではないかと、評論子は受け止めます。

本作は『コーヒーが冷めないうちに』が素晴らしかった塚原あゆ子監督の手になる作品として鑑賞することにしたものでした。
「王道も王道のど真ん中」という、掛け値なしの直球勝負とは言えないにしても。
なかなかどうして、捨て難いラブ・ストーリーには仕上がっていたと思います。評論子は。

むしろ、内容的には決して「薄口」とはいえないラブ・ロマンスものを、ある種さわやかとも言えるタッチで描き切るためには、「異能者の世界」という架空の世界に設定したことは、本作では充分以上に利いていると、評論子は思います。

ファンタジックなラブ・ストーリーの一本として、佳作として評価が適切と思います。

(追記)
自在に火を操るという異能の久堂家に当主として生を受けた清霞-。
陸軍異能部隊の隊長として、「いざ鎌倉へ」という局面ではその異能が遺憾なく発揮もされる訳ですけれども。
しかし、平時の日常にあっては、その才を活かしてお風呂を沸かすのだけが久堂家のご当主の役目というのは、いささか寂しいような気も、評論子はしてしまいました。

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共感した! 10件)
talkie

2.5惜しい。

2025年1月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

原作を知らないとわかりにくいし原作を知っていると物足りなさを感じてしまうようなちょっと惜しかったかなぁ。このストーリーを2時間ちょっとに詰め込むのは難しいですよね。連続ドラマにした方が面白いかもと思いました。

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マッシュぽてと