劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)のレビュー・感想・評価
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心の底からシティーハンター好きとして
心の底からシティーハンターを愛しており、それが故にシティーハンター像を勝手に確立させてる立場で評します。
簡単にいうと、
悪い所はいくらでも思いつくが良いところが少ない。
先に良いところを言うと、冴羽獠のスケベ具合!マッチングアプリやってるのは流石です笑 でも古典的な覗きも怠らずナンパしまくるのは相変わらずで。それが見れるだけでまあ価値あると思ってしまう。
あと、後半の冴羽獠の顔がかっこいい。
さて悪いところ、思い出せる限り述べてきますか!
・もうシティーハンターを出汁にしてない!?
カップラーメンのステマ、外国人向けの観光地巡り、新宿でやってくれよと嘆きまくったよ!
・前作の悪いところだけを引き継ぎすぎ!
キャッツアイ出さなくて良いよ、、ルパンも。そんなにシティーハンター一本じゃ勝負できないの?オールドファンに向けてるようで、それ以外の層に逃げてる感じがした。
・これストーリー丸々要らなくね!?
海原神との戦いが最後のシーンで、幕開けするんだけど最後すぎるし前半の話が後半に繋がる要素なさすぎ。まだ後半見てないから甘めに点数付けてるけど、面白くなる未来無いっすよ。ヒロインもなんかなー目新しさが一切なけりゃ往年の良さも無い。1番中途半端。てかエンジェルダストの箱めぐるストーリーの流れが分かりづらい上に面白く無い。あんなんもっと面白くできる簡単な要素なのに。
もう俺にやらせろ。頼む。
てかこれソフトリメイクで庵野監督のシンシリーズ的なのやらせてくれ。いっかい悪い流れぶち壊した方が良い。
まあ大人気なく散々書いたけど、ひとつの会社でやってるわけじゃないし、スポンサーからなんやら色々言われてシティーハンターを後世に残す最大限のことはしてくれてるのかもしれない。ただ、汚すだけであれば綺麗なままで終わって欲しいのもある。
続編はもちろん行くけど、今作を否定しまくってすまねぇ!と言えるような出来を期待してます
前作程では…
面白いが、どこか違和感のあるエピソード
しっかり「シティハンター」していて、それなりに面白いものの。
ちょっとお話としてはもったり、ところどころイライラ。
今回アンジーたちユニオンのメンバーを出してきましたが、彼女らは映画オリジナルのキャラ&展開なのかな?(ってあたりが。原作をところどころ忘れているから、断言できずですが)
『ドラゴンボール』で悟空とピッコロが自動車免許を取りに行くような、原作からすると違和感のあるエピソードで。
昔のテレビアニメシリーズでは、冴羽獠の元相棒で香の兄・槇村を死なせたのは「赤いペガサス」に変えられて、原作の敵組織「ユニオン・テオーペ」は描かれなかったので、獠とユニオンの因縁を繋げる映画を用意したという感じ。
アンジーの狙いが女心というにはブレブレすぎで、それによって(獠は常に本心をモッコリで隠すキャラだからいいとしても)香が何を考えているかわからなくなり、イライラするシーンがいくつかありました。
さらに、今回の選曲には物足りなさも感じてしまいました。
前作『プライベート・アイズ』で、過去作リスペクトのメドレーが完璧すぎたので。
前作がなかったら十分に受け入れられるレベルだったんですが、こちらがぜいたくさに慣れてしまった気がします。
原作ラストの展開をやるには、最低あと2~3作は必要じゃないかと推測。
そのためには、本作の大ヒットが必要のような。
神谷さんの声の老け具合がかなりキていたように感じたので、続編を作るなら早くやってほしいと思いました。
愛が足りない
SLUM DUNKの様に、脚本、監督は北条先生にやって頂き創って欲しかった。
キャラクター
いつものメンバーは置いておいて、ヒロインは原作に忠実といっていい設定とデザイン。
及第点ではなかろうか。
ストーリー
問題はここだと思う。
まあベタで悪くないが、次作も観たい!心を震わせるストーリー!!とはならなかった。
最後の墓場のシーンは花束を抱えてハットとコートという出で立ちに義足で歩く効果音にグッときたが全般的にスクリーンに引き込まれるような事はなかった。
獠と香の本当の心の繋がりを描いたり、獠と海原の過去を踏まえた新しい描写や伏線の張り方。
依頼時は身体目当てのようにおちゃらけている冴羽に、最終的に依頼人が惚れてしまうが、香との間に自分が入る隙間のない事を感じとるシーン。
ウイスキーのオンザロックが夕立で水割りになってしまったり、スカートをまくって女の股からのショット。防弾ガラス越しのキス。シリアスで哀しげな表情になった獠の臭すぎるハードボイルド描写。
最後は獠と香の二人に心を捕まれスクリーンに引き込まれているところに、セリフに被せながら静止画で流れるGet Wild
シティーハンターの魅力はこのような部分にあると思うが、それらを描いていこうという余裕が制作陣に感じられず、最終章の始まりということに縛られすぎてしまい、エンジェルダストというテーマしか描けていなかった。
それも最後に海坊主が都度解説する始末。
これは、セックスで「気持ちいい?」と何回も聞く男の様で冷め切ってしまった。
ヒロインも殺すし。冴羽商事は女性へのアフターケア万全じゃなかったのか?原作読んだことあるのか?
「今日からシティーハンター」の方が断然面白いと思う。その理由は原作への愛だと思う。
今作の映画より、錦ソクラさんの方が原作を心底愛しており熟読し作者の真意や感覚を感じ取っている様に思える。
今映画の制作陣はシティーハンターへの愛が足りないように思える。愛しているからこその幸せや苦しみを経たうえで生み出された作品とは感じなかった。
原作やアニメが好きなので観たし次作も必ず観るが、自分の子供や原作の世代ではない友人に勧めることはない作品だった。
原作を愛しているので、一応次回作に期待したい。
次回作を期待できる終わり方
最終章ということで、これで終わりなのかな?と思って観に行ったが、明らかに次回作がある感じの終わり方だった。
私は世代ではないですが、付き合いで映画館で新宿プライベート•アイズを観てからシティハンターにはまり、漫画やアニメも全話観ました。
往年のファンの方にとっては賛否?あるようですが、私にとっては満足度高かったです♡
次回作も待ってます♪
ホントの決着への序章、か?
まず、物語はシティーハンターそのものでした。各々のキャラの特徴はそのままですし、アクションもシティーハンター独特の作りでカッコいいのです。BGMもシーンにマッチして、自然に心に響くほどでした。
でも、今回、あ、前作にも感じたのですが、痛々しい感覚を覚えるのです。辛いんです。ところどころ。レギュラー声優が36年そのままという貴重さは尊いです。でも、時間の流れや身体の変化は無常だなと受け止めざるを得ません。逆に、沢城みゆきの凄み、関智一、木村昴の安定感が際立ちました。
他、
・三姉妹はお約束だとしてもルパンと次元はいらんだろw
・ストーリー構成はパターン化というか鉄板の方程式なんで安心して観られる。
・背景音が細かくて、爆発音や発砲音は抑えめだけれども身体に響く。音響の良いところでの鑑賞をお勧めします。
続編、あるっぽい終わり方でした。ちゃんと締めないとお互いに成仏出来ませんので、最後まで責任をとって頂きたいですねw
懐古ではないことを示す意欲作でした。
変わらぬ姿で長年のファンを裏切らないことに定評のあるシリーズですが、本作はまだまだ現役の作品として新作を作るんだ、という気概を感じます。
前作はまさに同窓会で、続編を世に送り出すことが目的とも言え、なんだかんだでシビアな展開はありませんでした。なのでget wildにも晴々とした気持ちで没入できたと思います。
本作でも同じことをするのか大変気になっていましたが、また違った形を取ったことを好意的に感じました。
ただ寅さんや水戸黄門を期待したオールドファンの中には受け付け無い方もいるでしょうね。
当然ツッコミどころはたくさんありますし笑
贅沢な話ですが、声優陣の高齢化の影は随所に見られます。また音楽も前作ほど効果的では無いです。(OP曲には大満足です)
それでも、自作への繋ぎの役割という前提に立てば良作だったと思います。
TM以外の過去テーマが流れないのも、
晴れ晴れとしないエンディングも、
次作で大団円を迎えるための準備だと思って待ちましょう。
良かった。
2023年15作目
まずはエンディングでの最終章始まりのカットで
大興奮でした。まだ続くことに喜びしかありません。
ゲストヒロインも可愛くて良かったです。
ただ、ラストでいくつか違和感を感じました🤨
今後も隔年ぐらいで続くと最高ですね。
キャッツアイも好きなのでこちらも映画化して欲しい‼️
スケベ❤️&シリアス・ アクション&昭和バブルの香り 健在❗️【「美味しんぼ」「巨人の星」入ってるような既視感がたまらない、しかし「タイガーマスクの最終回」は入ってなかった。
昭和バブル男子【この作品のアニメテレビ📺と大学時代が丸かぶり、しかし「キャッツ・アイ」は正直厳しい世代】
にとっては、お馴染み作品、スケベ&シリアスは 俺の夢だった。
冴羽獠 は男のロマン➕久々に Get Wild 聴きたくなって鑑賞【4年前の作品は未見】
スケベ❤️ もシリアス も健在だった。最高やね。しかも サイン色紙 と ポストカードのおまけ付き
イヤイヤ30年以上前に一瞬だが若返ったよ❗️
有料パンフでは 声優 神谷明さん がご謙遜されてたが
コレは クレジット的に出てくる 終わりの始まり
ですから、もう1、2作は神谷明さんに頑張って頂きたい それほど神谷明さん健在
覚醒剤のスーパー最上級 みたいなものを巡る争い
アクションも、背景も テンポも最高❗️
だが ヒロインと主人公の養父の3角関係的なのは理解したが
①ブツの行き先
②2人が戦う大義
3️⃣謎の犯罪組織3人組 と 謎の巨大犯罪シンジケート がごちゃ混ぜ
で少しだけ理解できず、自分が ジジイであること痛感した。
でも 喫茶店☕️ お台場 新宿 昔ながらのクルマ🚗って・・昭和バブル青年にはたまらない描写
モッコリスケべ❤️ と、シリアスアクション に 酔いしれた
本日 絶対 台風🌀外れるよ と予測して、前日に予約
【禁じられた遊び】と2本観たが 明らかに 観客動員力②比べて 空いてて楽チンだった。
「気象庁に勝った」と 独善的 圧倒的勝利感に酔いしれる ジジイであった。
【仕事の後、鑑賞、終電で余裕で帰宅 独善的🟰勘違い とも言う】
なんか、海原 って言うし 作画が 雄山と被る ので不謹慎にも 美味しんぼ 思い出した
あと、養子とはいえ、親子の葛藤ね🟰星一徹の影が・・
てっきり 革命を支援した元傭兵っていうから タイガー・ザ・グレート みたいに
【部下にも厳しいが、自らもリングに立てる 実力者のラスボス】かと思ったよ【劇場でご覧くださいネタバレ無しよ】
声優も旧メンバーの実力者が勢揃いだった。ただ異常にヘタクソだったのは
①南海キャンディーズの山里さん【🚃のナンパ男】
②日テレアナウンサー【船着場🚢の軽そうな男】 の2人で 見事に プロの声優の引き立て役 大役を果たしてた。
イヤ 星⭐️ 55️⃣でもイイけど、話と画面に少しついてけなかった 自分を見つめ直す謙虚なジジイであった。
やっぱ ルパンの声は山田さん❗️
どうしても
映画の制作上子供も観るだろうとのことだから、前半部のおふざけシーンは仕方がないと思います。
映画のテンポ的には後半になるにつれ、スピード感がある戦闘シーンになるので見やすいと思います。
世代的に言えば、30歳以上の方がアニメ世代に当たるので、大人の立場で見れば、どうしても単純明快なものに加えて、少し内容を深掘りしたものを求めてしまうが若い子にはわかりやすいアクションシーンを増やす方が受けが狙いやすいともあるので、表面的に見れば、ちゃんとできています。
少しネタバレになりますが、
モブのエスパーダとピラルクーのやりとりの中に、日本の車は古くても燃費の良い車が多いとピラルクーが発言した後に、エスパーダが日本は古いものほど良いものが多いと日本の文化を褒める一面もあったり、何気ない会話の中にもしっかりと心に残るようなセリフがあったりしたことが高評価の一番のポイントでした。
予告詐欺
時代錯誤なスタッフとキャストの自己満が過ぎる・・・けど、ファンが喜ぶならいいのかな
不本意ながら、本シリーズが好きがゆえの酷評となってしまいます
往年のファンだけに向けた作品?
これで本当に良いの?
と問いたくなりました
私も高校生の時に週刊少年ジャンプで本作の連載が始まり夢中で読んで楽しんでいた世代なので、本作を楽しみにしてましたが、正直かなり期待外れでした
作品全般的に80年代風のレトロ感、この雰囲気は意図的に出したくても出せないテイストだと思う、これはスゴイとは思います
オリジナルキャストにこだわったせいで、キャラクターの声がヒドい、当然 皆さん今や年寄りですからね
そのせいでセリフ回しにキレがなく、セリフ中の変な間もあって、すごく違和感がありました
槇村香も野上冴子も来生三姉妹も皆んなすごく綺麗なのに声が全く合ってないキャラクターが多く、何をおいてもそれが一番 苦になって残念でした
どんな世界でもそうですが、世代交代というのをしていかないと傍から見てみっともない状況に陥ってしまう好例だと思いました
”モッコリ”と香のハンマーが懐かしかったけど、あまりの多用に引きまくりで萎えた、やりすぎ、あれはちょっと馬鹿みたいすぎた
今どきアニメも技術革新で傑作が多い中、本作の映像はあまりにも古ぼけ過ぎている、好きな人にしか受けなさすぎると思います、ある意味これで勝負できると思った製作陣に感心しました
〈少ないけど良かったところ〉
来生三姉妹のキャッツ・アイがウィングスーツでヘリからビルに滑空してくるオープニングがメチャクチャカッコよかった
あのままのスピード感とキレの良さでラストまで走り抜けてほしかった
TMネットワークの”GET WILD”はやっぱり名曲、二十歳前の青春時代の日々が走馬灯の様に脳裏に蘇ってきて、とてもいい気分になりました
どうやら本作は”終わりの始まり”の様なので、次作はもうちょっと改善してほしいところですね
王道な面白さ❗️
やはりこれは似て非なるもの
シティーハンター
既に「キャッツアイ」で
ヒット作家だった北条司が
週刊少年ジャンプで
1985〜1991年に連載していた
コメディ・アクションシリーズ
累計5000万部を売り上げ
サンライズが手がけたTVシリーズは
新進気鋭のアーティストをOPEDに
起用しメディアミックスの
成功例のひとつであった
連載当初は少年誌にしては
あまりにハードボイルド過ぎて
人気が上がらず
北条司特有の清楚な美人に
遼が「もっこり」するなど
コメディ要素を盛り込んだところ
一気に人気が爆発したという
自分も小学生の頃から
平日18:00と言えば
シティーハンターの再放送
馴染みのあるシリーズです
リバイバル劇場版は前作は
配信で観ましたが
正直作画が劇場版?というクオリティ
に感じてしまったのと
やはり声優陣の加齢による辛さが
ありありという印象
TVシリーズをやらなくなった
ルパンの代わりにこれを持ってこよう
といった感じはわかるのですが
リメイクしたいのか
ノスタルジーでいきたいのか
ハンパな印象がありました
では今回はどうだったのか?
(やっと今作の話かよ)
予告等から作画クオリティはだいぶ
アップしているように感じましたし
原作でもキーポイント
だった「エンジェルダスト」を
持ってくるあたり本腰路線かな
という印象は持っていました
で実際観てみると…
①相変わらず劣化しか感じとれない声優陣
②TVスペシャルどまりの作画クオリティ
③コメディ・シリアス・ノスタルジー・お祭り
どうしたいのか中途半端で緩慢な展開
④キャラの性格変わってません?
という前作でも感じた違和感は
変わっていませんでした
①最近原作者総監修ってのもありますが
声優陣を刷新して大ヒットを飛ばした
「SLAM DUNK」を観ちゃったんで
おじいちゃん声になってる神谷明
ナレーション声になってる伊倉一恵
モヤモヤしっぱなしです
正直ここまでくると声優を替えても
批判は無かったのではと思ってしまいます
アンジー役の沢城みゆきさんら
新起用のキャラはすごかっただけに…
②前述通り向上こそしていますが
鬼滅やチェンソーマンのぶち抜けた
クオリティとは比較は厳しいところ
ミニのエンジン音がたぶん実車取り込み
なんじゃないかと思ったり
こだわりを感じるところはありますが
TVスペシャルならいいけどねって感じ
まぁ昔ならそうだったんでしょうが
劇場版じゃないと予算出ないんでしょうねぇ
③中盤ですごく意外な存在に遼がトドメを
刺されるシーンは笑いましたが
この作品はリブートの続編ですから
方向性を定めなきゃいけないと
思うんですがじつに中途半端
某天下の大泥棒出て来る必要
何かありました?
冒頭のキャッツアイといい
出しとけ感しかなくこういうとこも
TVスペシャルっぽいんですよね
④これは前作からですけど
自分からガンガン喋る海坊主に
違和感しかありません
香もあんなにのめり込むタイプでは
無かったと思いますし
冴子もお色気で遼をそそのかして
利用する定番キャラだったはずですが
全く使い切れていません
遼がもっこりもっこり言ってるだけに
なってしまいます
アンジーもイマイチ何がしたいのか
よくわからないし
ピラルクーとエスパーダも
特にエスパーダはクスリ使って
完敗してるのにまた戦う理由が
サッパリ分かりません
ほんっとキャラを使い切れてない
総監督は昔と同じこだま兼嗣さん
なのは分かっていますが
さすがにこれは熱量が
追いついていないと感じざるを
得なかったです
なんか…
忘れちゃってます?
前作新宿プライベートアイズが
ヒットしたことで続編が決まったのは
わかりますがなんだか終盤が急に
シティーハンター完結編みたいな
展開にしようとしてるのは
正直ポカーンでした
やりたいことと見せてるものが
ちぐはぐすぎやしませんかねと
熱心なファンではない自分でも
いやこうではなかったよねと
すぐ気付くレベルでした
前作がヒットして予算が出たのなら
いっそ全面リニューアルしてしまえば
良かったと思います
まあでもそんな勇気は
無いんでしょうねぇ
入場特典の北条先生の色紙風
イラストがもう昔のシティーハンター
どうだったっけ的な絵柄だったのが
皮肉でしたね
どことなく予想通りの出来でしたが
半年後くらいにやり出す
配信で観ればいいでしょう
【ネタバレ注意】あるいみ君たちはどう生きるかだった
私のレビューはこれから映画を見る人向けでは無く、映画を見た人にわかってほしい(理解してほしい)気持ちがあるので投稿します。
とりあえず最初に言わせてください。何故FOOTSTEPSが挿入歌に無いの・・・
アニメ再放送で育った世代です。アニメ・前作の新宿プライベートはすべて見ています。
端的に言うととても残念な映画でした。やはり多くの方が仰っている通り、ストーリーに無理があるという点がとても目立つ作品です。起承転結にのみ焦点を当て、途中の過程やキャラクターの心情と言う、映画を見る上でとても大切にしなくてはいけない肝の部分がまるっきりと言っていいほどおざなりだった。
中でも特に酷いなと思った点をピックアップすると
・香の心情が破茶滅茶
今回の主役であるアンジーを巡って物語が展開していくわけですが、あるきっかけでそのアンジーが暴走してしまい、その様子を見ている香、美樹の情緒不安定感が見ていてとても違和感だった。香は二人で殺し合わないで!と獠に懇願していましたが、なんだかあっけなく早く楽にしてあげて!!!さっきと言ってることちゃうやーん!と思わずツッコミたくなりました。
・ラストのアンジー戦での演出やセリフ、行動が謎
ADMで覚醒したアンジーのシーンですが、ADMで覚醒した状態で獠を倒したところで結果、意味はないというのはわかるのですが、悶え方や台詞に全く感情移入できなかった。おそらく悶えるシーン割の回数と、台詞自体に原因があるのではないかと思った。多分沢城さんは悪くないと思うんだ。しかもその間獠は一切の反撃も回避もしないでフルボッコにされるだけ。アンジーを手に掛けたくないと言う気持ちは若干わかるが、それにしてもやられすぎじゃないか、冴羽獠。おそらく多くのシティーハンターファンは冴羽遼のクールでワイルドな射撃や近接戦闘、負傷しながらも最後は1発の弾丸で相手を撃破する、そういったシーンを求めているはず。相手が女性だから獠はやり辛いんだ、と頑張って思い込もうとしましたが、しっかり胸に3発撃って戦闘不能にしています。急所は避けてましたが。
あとはラストの獠が床を落として垂直落下し、いつの間にかあったプールにダイブするシーンです、これは言わずもがな「違和感」の塊でしかありませんでした。戦闘能力が爆発的に向上して、眼の能力自体もコンマ何秒か先を見れるほどの覚醒を遂げたアンジーが、ただの垂直落下に対してクソエイムするとは思えません。垂直では無くもっとトリッキーに動くべきだったのではないか、そう強く思います。
プールから上がるシーンもあの場面的にミスマッチでしたよね。。。
・謎のコラボ強調
はい、ルパン・AKIRA・鴨出汁中華そばの事です。なんじゃこりゃ・・・・・・
・君たちはどう生きるか
アンジーがボートに乗ってどっかに行くシーンです。ボートに乗ったかと思ったらいきなり陸に上がり、エスパーダはパルクール的なことをしながら何処かに向かい電車に飛び移って合流したかと思えば工場に居る。ピラルクーは何故あんな高いところに居たのか。全く持って理解が追いつきませんでした。観てるときに既視感を覚えました。これは君たちはどう生きるかだ、と。何故アンジーVS冴羽獠がいつになっても開戦しないのか。ADMを何故渡したのか、クーパーの盗聴器に最初は気づかないフリをしているんだと思ったのだけど、本当に気づいていない冴羽獠。しかも盗聴器をつけられた位置が左右逆になっていた。(多分)
?????と思いたくないんですよ大好きな作品で・・
最初と最後に、私が一番許せないのはなんといっても劇中に「FOOTSTEPS」を挿入しなかった事、これが一番納得いかなかった!!!何故!!TMNETWORKの新曲っぽい曲は正直作中挿入としては微妙でした。シティーハンターと言えばFOOTSTEPS、異論は認めない・・・ぞ
結論:オンデマンドを待ちましょう。
もっこりリョウちゃんの大ファンですが…
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