かがみの孤城のレビュー・感想・評価
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悪くはないのですが、、、
引きこもりの中学生たちが鏡の中に入って期間と時間限定で共に過ごし、願いを叶える鍵を探す。始めは不登校の子たちが集まるネトゲの世界、まあSAOのような話かな〜、と思いましたが、最後のネタも「こりゃ、マザーズロザリオ、とおんなじやん!」と。
全員が同じ中学出身だ、ってことが分かっているから、スバル(金髪くん)→アキ→ミオ(リオンの姉)と、皆んながなんらかの痕跡を伝えていても面白かったな。本編では最後に喜多島先生が出てくるぐらいだし。結局、アキの仕草からも記憶は残ったまま、という設定だと思います。
それよりも、ミオは植物状態で最後は全てミオの夢のなかのお話だった、ってオチでも良かったかな〜。
アニメとしては、まあ普通ですね。作画はおやおやって感じですね〜、構図どころか女子部屋の丸テーブルなんてパースペクティブも狂っているような、、、。キャラデザは、まあ好みではあるが、普通。声優は、、、なにも言うまい。
良質な小説
弱き者たちの声なき声の代弁者
『ハケンアニメ』と同じ原作者❗️
しかも本屋大賞受賞作というのに、さしたる理由もなく未読のままでしたが、映画を味わううえではすべてが新鮮に感じられて良かったかもしれません。
原作者の辻村深月さんは、『スロウハイツの神様』を読んだだけでも相当な映画好き、漫画好き、アニメ好きなことが分かりますが、この作品で色々な謎が解き明かされていくテンポと伏線回収の納得感と感動は、まさに〝映画的面白味〟がガッツリ詰まっていると感じました。
このアニメを作った方々(もちろん、声優さんも含めて)の情熱と力量の賜物なのだと思いますが、元の原作自体の骨組みがしっかりしているからこそだとも思うのです。
辻村深月さんは、自分で声を上げるのが難しい立場の方々に、とても優しく深く寄り添う姿勢が素晴らしい作家だと尊敬してます。
『朝が来る』もそうでした。なかなか声を上げることのできない弱い立場の人たちは、なぜ自分が追い込まれなければいけないのか、ということも分からず、そもそも誰に対して何をどう訴えたらいいのかも分からないことが大半です(イジメ被害者の当事者には、訴えるべき相手は、加害者の同級生なのか、見て見ぬ振りの友達なのか、先生なのか、親なのか等を判断する精神的余力はありません)。
追い込まれた者たちの声なき声が、この映画を代弁者として、見た人の心に深く届いてきます。
帰りはこの原作本を購入するために、書店に寄り道します‼️
涙腺崩壊
かなりの色んな人の評価が高ったので…
せっかく年初めの元旦にえぇ作品を!なんて思いつつ,あまり私自身観無さそうな作品に手を付けてみた。
どっかの誰かが「ビックリする程の良作!」なんて台詞を訊いちゃったが為、観なきゃならんような気がして鑑賞してみた。
非常に勝手な上から目線で語っているかもしれない…。
シナリオ自体は非常に善い!と思えたのだが、私からの観方をすると,どうもいかんせんアニメにした事に寄って、子供っぽく?安っぽく?観えちゃい(アニメ全てがそうなっちゃう訳では決して無い事は強く云いたい処なので!)申し訳ないが,私的に作画?と言う言葉に値するのかな?の説得力に欠けていやしないかい?で何処かで損をしちゃい,何処かで評価自体が下がってしまう要因が有るように想われた!のだが…
実は土台?若しくはベース?素材?自体は非常に面白い筈なのに…⁉️,
良かった
さすが辻村深月さん…
なんとなく流れは予想していたが、ちょこちょこ裏切られたというか、びっくりさせられてさすが辻村深月さんという感じだった!
ちょっぴりの謎解き要素、伏線回収…ずっと集中して観ることができた。
声優陣も素晴らしかった!
北村匠海さん、「声優もできるの?」と思ってたけど、最後までどの役だったのか分からなかった位うまかった…イケボだな!!
あとは芦田愛菜ちゃん、大人っぽいけどまだあどけない感じの声が役にバッチリハマっていた。
高山みなみさんの「真実はいつもひとつ」も笑った!笑
星4.5にしたのは、個人的にどうしても気が散ったシーンがあったから…
皆でアキを引っ張るクライマックスのシーン、あそこで流れる音楽がどうしても気になってしまった。
良いシーンなはずなのに、あの音楽が流れたことでちょっと安っぽく思えてしまってそれだけが残念で…
他は全部よかったと思う!また観たい。
あ!入場特典も素敵だった。
あとエンドロールの映像も!
正月最初の映画がこれでよかった
前評判に釣られて見ました!
結局このストーリーは、病床のお姉さんがお城を見ながら全て頭の中で思い描いていただけの話だとすると…
切なくも刹那な話ですね♪
それを踏まえた上でも、胸が痛くなるような内容でした♪
見てよかったです♪
年内ラスト
投稿は年明けですがw
話的には不登校が話の軸なので、これまた重いテーマ。
ただ、キャラの関係性などを上手く使い、暗くなりすぎず、良い話としてまとまっていたかな。
親や先生(学校じゃなくて)がしっかりと味方の立ち位置になることで、これまた絶望感もそこまで無く。
一部のキャラ以外もしっかりと立っており、背景もみえ、見て良かったと思います。
ただ、途中で展開が読めてしまったのはちょっと残念だったかな。
後、個人的に声優がいまいちでした。
本職と俳優?新人?が混じっていて、差があるのに違和感があったかな。
Eテレでやってそうな
今でも遅くはない!
でも、もっと自分が若い頃に観たかった。
知りたかった。
そうしたらもっと強い自分になれたんではないか?と思ってしまうほど。
実はこの作品全くしらなくて、レビュアーさんが下調べしないで観にいったほうがよいとコメントされてたので素直にその状態で観に行きました。
…ありがとうございます!
ほんとなんにも知らなくてよかった!
声優陣も、忖度なしに選んだ感じしましたね。
キャラクターと雰囲気が合ってました。
物語は現実だけどファンタジー、違和感なくはないけど、ストーリーが進んでいけば入り込めます。
入り込めたがゆえに、途中怒りが込み上げたり涙が出たり、自分の感情を揺さぶられ続けてホント大変(苦笑)
エンディングに向けても中だるみすることなく話は進み、なんとなくわかってたけどそうだったんだぁとか思いつつ終わります。
ただ、
ちょっと映画だけでは不明な箇所、疑問?が多々あったので、原作を読んで補正したいかなぁと思いました。
声優さんがちょっと…
なんて思ったけど、声優に成り立てな人だから「他人との距離感を掴めず、いじめられ、不登校に成らざるをえない子、らしさ」が出たかもしれない。
不登校児同士でも、露骨にならないだけで、無意識にいじめに近い構図ができてしまって、その事への本人からの拒否が出るまで(自分も含めた)周りが気づかない辺り、「いじめ」は人類の本能なのかも。
「鍵を見つけたご褒美に、他の6人の不登校の原因を見せてあげる」と言わんばかりの他人の人生の追体験はキツすぎだって。
自分の分だけでも手一杯なのに。
そんな事を一度に見せられて心が壊れなかったこころちゃんは凄い。
アキのルーズソックスとか、スバルのヘッドホン、時計は分かったけど、おおかみ様の言う「分かり易すぎるヒント」が何なのか分からない。
特典の仕様上、複数回見る事を意識して造ってるのかも?
なかなかよいのでは。
原恵一監督ということで観てみました。
結構、後半がヤバい。
内容が内容なだけに派手さはないですが、
ささる人にはささると思います。
2回観ると物語のつながりや発言や細かい演出にも気づけると思います。
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1/28
ポストカードが追加された影響か、上映回数が減っている中、地元では動員が増えているようで7割くらい席が埋まっていて驚いた。
親子連れ、小学生も多かった。ジワジワ伸びている感じ。異質なんじゃないかと。
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結構繰り返しみました。
こころの部屋で一瞬取りかけた本は、
The Wolf and the Seven Little Kids
これを取りかけて、本棚に戻してから赤ずきんちゃんの本を取っている。
結構細かいところにネタを散りばめてます。
良作だけど、ちょいモヤモヤ
不登校の中学生7人が小さな孤城に隠された願いごとが叶う鍵を探す1年の話。
ファンタジーなんだけど、根はしっかり現代っぽい題材の話だった
ラストなぜ孤城に集められたか、と主人公たちの伏線回収はきっちりされるけど、他の登場人物の部分はなんとなく語り部分でしか回収されないのはちょっとモヤモヤしたけど、良作でした。
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