スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバースのレビュー・感想・評価
全308件中、181~200件目を表示
重いストーリー、凄いビジュアル
前作に引き続き非常にハイテンション、そして今回はハイスピード(序盤は)
ビジュアル面はかなりパワーアップしており、流れる様なハイセンスなシーンが連続する
街の景色もかなり美しい
一方でストーリーはかなり重くなった
重いシーンが少し長く、上映時間も長いので中だるみしがち
気になるほどではないが、主人公達の成長したキャラの顔は少し微妙
前作のオマケで出てきたミゲルは明らかに声質というか、性格も姿も違い過ぎる(どう考えてもあんな高い声が似合わないゴリラ顔で、性格も厳格)、なんかの伏線を疑いたくなる
コミカルな会話は健在で、笑いどころは多い
大量の懐かしいスパイダーマン(や脇役)がでてくるので、それをどれくらい知ってるかでも評価が分かれそう
スパイダーマン達とわちゃわちゃするシーンは必見
しかし、トムホは次回作にお預け?
あと、ヴェノムの〇〇さんが真顔で出てくるシーンは腹抱えて笑った。そりゃあんだけの事目にしてたら、突然目の前に変なアニメの男出てきてもきにしないわな、と
残念なのは、1の仲間達があんまり活躍しないこと(ニコラス・ケイジのギャラの問題かノワールは一言も喋らない)
2024年に上映予定の3ありきなのでストーリーが途中で終わること
次回作を期待したい
そうそう、デイリービューグルの編集長が出てくるので+0.5点
視覚情報とスパイダーマン過多で疲れる〜マルチバース描写はフラッシュの圧勝
auマンデー『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
前作は、テンポもストーリーも分かりやすく面白かったので楽しみにしてた続編の前編
オープニングから何かマーベル作品のワクワク感が遠ざかって行く・・・
フラッシュのマルチバースの描き方が、分かりやすく面白く最高でしたが・・・
分かっちゃいたけど、スパイダーマンだらけで、情報量多いし目がチカチカ疲れるし・・・
話も進むようで進まず退屈で、何度か落ちそうになった。
マルチバース描写って事でなのか、アニメーションも雑に感じて、3Dメガネかけた方がいいんちゃうって感じ(^◇^;)
日本のアニメーターの技術が如何に凄いかを確信した。
インフィニティ・ウォーの時のような続きを1日も早く観た過ぎる衝動は全くなかったので、続編は配信にします。
カオスと躍動とスピードのバランス
リアルな3DCGアニメではなく、アメコミの絵柄が躍動する前作は、アニメの新境地を切り拓いたなと思える、とても印象深い映画だった。様々な絵柄のスパイダーマンが登場するイカれた世界観も楽しかった。
続編もいろんな絵柄の個性豊かなスパイダーマンがたくさん登場する。マルチバースの話はゴチャゴチャしすぎるとあまり好きではないが、本作はマルチバースのカオス感を出しつつ、ゴチャゴチャさせない絶妙なバランスで作られていた。マイルスの逃走シーンは、その象徴的なもの。あれは観るのに忙しいが、躍動感とスピード感が素晴らしい。
個人的には、脚本がとにかくよかったと思う。少年の成長物語の色が濃かった前作よりも、スパイダーマンが抱える宿命や家族愛の要素を増しているところが憎らしい演出。後半に明かされる事実についても、マルチバースの設定をうまく活かしていて、なるほど!と叫んでしまった(あくまで心の中で)。そしてあの終わり方。罪なことしやがる。別の意味で驚いたけど、物足りなさや不満はない。早く次を観たいと願うだけだ。
芸術点、大幅アップ!
自分が子供の頃に見てたテレビアニメは、今と比べるとずいぶん、絵がヘタクソだった。
でも、それでも見続けていると、たまに絵が綺麗だったり、よく動いたり、妙に迫力があったりする回に出会ったりする。
そうこうしてエンディングのスタッフロールに興味が湧き、「ああ、この人が作画監督だと絵が綺麗なんだな」とか「原画にこの人たちがいると迫力あるな」とか、だんだんわかってくる。
今のアニメは、みんな絵が綺麗で、もうスタッフを気にする事もなくなったけど。
それで、この『スパーダーバース』、初っ端から絵がスゲエ!
前回も確か「実験アニメみたいな作品だな」とは思ったけど、まだ落ち着いて観る事が出来た。
今回は、もうアニメの部分は残しつつ、絵画が動いてるみたい。
しかも全然、別のタッチの絵、あるいは実写が入り込んできて目まぐるしく動く。
情報量も多すぎ!
ただ作品としては話があちこち飛びすぎるし、途中、中だるみがする。
とにかく上映時間が長いよ!
いくら画面が工夫されてても飽きちゃうよ。
メイン以外のスパイダーマンたちも間抜けすぎるし。
あと、あのキャラが範馬勇次郎に見えて、仕方ありませんでした(笑)。
ごちゃごちゃしすぎ
マルチバースが大流行だが、こんなのは作者の都合でいくらでも適当に表現可能な手法だし、なんとなく複雑な感じにしやすくてそれで深みがあるかのように思わせることができる。しかし中身は空っぽで、まともに取り合っても意味がない。スパイダーマンたちの不幸が描かれるのも、くだらない物語の単なるネタとして不幸や死が採用されていて、よくない。その上今回は話の途中までで、もう付き合いきれない。
アクション表現は過去にないものに挑戦して、さらなる高みを目指している感じはとてもするのだけど、ずっとそんな調子なので飽きる。
スパイダーマンのバーゲンセール
マイルスが主人公かと思いきや、グウェンが軸に置かれていてびっくりした。彼女の父親が警察官という設定はマイルスや「スパイダーマンシリーズ」と同じだが、彼女が父親に自らカミングアウトしたことにより、次回作にどうマイルスに影響されるのか楽しみです。
しかし何といっても各アースにいるスパイダーマンがウヨウヨ出てきて、アクションというより物量に圧倒されました。中盤、アース928において、ミゲル・オハラに追いかけられる展開は前作の女性版Dr.オクトパスから逃れるピーター.B.パーカーとの逃亡劇と重なりますが、今回は1人で逃げるマイルスを見て、1人のスパイダーマンとして成長しているシーンともとれる場面でした。
ドラマ性においては「親と子の確執」が色濃く描かれていました。家を出て自分の人生を歩みたいマイルスと、子離れができないモラレス夫妻の対立がシリアスに演出されていました。グウェンもスパイダーウーマンを逮捕する父親と自らがスパイダーウーマンである自分との葛藤がとても印象的でした。
ハリウッドのアニメーションの最前線が観れて感無量の気持ちですが、単体作品として考えた場合、同日公開の『ザ・フラッシュ』には劣る気もします。
展開が早すぎる。終盤は面白くなるが、、
前作が星5なら、今回は3
良かった点
・映像はすごい!前作の革新的な映像に、さらに磨きがかかり、描き込みや迫力は前作以上でした。
・終盤から、何か違和感あるかと思いきや、まさかの展開があり、面白かったです。
悪かった点
・序盤から展開が早すぎて、ついていくのが大変。少しでも注意を逸らすと、もうわけ分からん。未消化のまま場面が次々と切り替わり置いていかれる。
・わけ分からん展開が長々と続いて、スパイダーマンが集まる世界に来たあたりから、ようやく話に理解が追いつく。ただ、そのあたりではもう飽きてきました。
・パンクなやつとか、エキゾチックなやつが登場するも、前作と同じパターン。いやむしろ、インパクトで言えば前作の方が良かった。
・終盤、ようやく面白くなってきたあたりで、まさかのエンド。次回に続く。モヤモヤする終わり方でした。
結論
前作の方が、一作でスッキリまとまっていて、起承転結も分かりやすく、笑いも驚きもあり面白かったです。それだけに今作は、期待していたほどではありませんでした。まあでも、そのうち何度か見返して次作も観ると思います。
ヒーロー映画におけるトロッコ問題
本日、朝一の回で観てきた。
ネタバレかもだけど、これだけは言っておきたいのは「続くんか――い!(。・д・)ノ)´Д`)ビシッ」と。
前作では、マイルス版スパイディのオリジンを描き、続く本作で扱うテーマはいわゆる「トロッコ問題」だった。
それを、マイルスと彼を想うあまりつい過干渉になってしまう両親との関係、グウェンと父親との関係という、『子供と大人』の関係性に重ね合わせることで、イコール、ヒーロー論にもなっている構成が素晴らしい。
もちろん、アクションなどのビジュアル面もエンタメとしても前作以上に楽しめる。
PUNK!
過去作を観てない人は置き去りになるかもだがそこが良い!
前作は必修。観てない人には難しかったかも。
でも続編なんだからそりゃそうだろ。
制作側は気遣わなくていいからガンガン過去作必修にして欲しい。
さらにスパイダーマン(無印)、アメイジングスパイダーマン、トムホランドスパイダーマンも観てる人はさらに楽しめたと思う。(MCUとソニー・スパイダーマン・ユニバースも)
マルチバースについての理解があると一層楽しめる作品。
まず前作に続きアニメーションがとても素晴らしい。
日本のアニメが世界トップレベルなのは言うまでもないが、
海外アニメーションの本気がここまで凄いとは、、と感動。
ディズニー、イルミネーションとは違ったアニメで切り口も新しく2000年代のポップアートっぽいアニメだったり色んな手法が使われている、おしゃれ〜。カメラワークもカッコいい。
もしかしたら慣れてない人は画面がうるさく感じる人もいるかもしれないが、そういう物だと割り切った方が楽しめる。
アニメなのでどれだけ多様性を入れ込んでも違和感がないのが良い点でもある。
マルチバースと多様性の相性良いよね、何やっても「そういう世界線もあるか」で納得できる。
要するにグウェンが可愛い。
とても複雑な気分
とりあえずスパイダーマンのマルチバースの世界観を表現するのが上手すぎる。
カオス感を表現するために画面の情報量がとにかく凄いが、ギリギリ処理できる範囲で出来ており、何よりどんなに入り組んだシーンでも何が起こっているのかがちゃんとわかるように作っているのが素晴らしい。この映画を見ていると情報が整理されすぎて、わかるのが当たり前のように感じるが、シンプルなアクションシーンでも何がどうなってるのかわからない映像作品は沢山ある。
それからキャラのアートディレクションも凄すぎる。あれだけ多くのキャラが登場しているのにも関わらずキャラが明確に簡単に区別できる。これも簡単にやっているように見えるが、高度な技術の結晶であることは言うまでもない。
また上手い具合に風呂敷を広げ、伏線を張り巡らしながら次作へと繋ぐ構成は圧巻。
しかし一つ言いたい。さすがにそれはないんじゃないの?仮にこの続きが一か月後に見れるならいいよ。でも調べたら来年らしい・・・。別に2部構成でもいい。でも、だったらもう少し一つの映画として上手くパッケージングしてくれないと・・・。エンドゲームなら主人公側の敗北という形で上手く区切りをつけることが出来ていたが、今作は本当に、さぁ来週はどうなるでしょう?のテンションで区切っているので、作品としては素晴らしいが映画としては正直あまり評価できない。
エヴァの一番最初の映画を劇場で見た時のような気分。
「吹替いい」
カノンは撹乱されて新たなロマンに至る、はず
前作は公開時に見ていますが、今作の情報はなるべく入れないで見に行きました。
マルチユニバースの映画が多すぎて、私も「ザ・フラッシュ」と二夜連続になってしまいましたが、しかしその意味は作品によって異なっていますね。
今作も前作に続いて異質な絵柄を一つの画面に投入してしまうという方法で多元世界を表現していますが、絵柄の違いはそこに至る歴史や発想の違いでもあるわけで、それらが渾然一体となっている姿とは、つまりこの世界のありようそのもののことですね。
つい「多様性」などという雑な言葉で言ってしまいがちですが、無限の個性の集合体としての世界。
それは近年やたらと合言葉のように指摘されるようになる以前から、ただ当たり前に存在してきたものです。
(今作が自由すぎて疲れると書いてる人がいて、思わず笑ってしまいました。大笑い。当たり前です。世界とはそこにいるだけで疲れるものです。今作で疲れるとはそういうことですね)
ただし、今作の凄さは、そうしたアニメーション技術の極北(今回はダ・ヴィンチのスケッチまで絵柄の一つとして出てくる)としての映像の素晴らしさだけではなく、そうした技術を動員してまで描かれる物語が、まさに多元性多様性とは何かを問い返すものになっていることです。
絵柄は多様で多元で一つ一つ歴史と発想の異なる個性を発揮してしていても、それぞれの絵柄で描かれる物語がみんな知らず知らずに同じものになっていたら……?
まさしく作中でも、「カノン(=規範、聖典)イベント」をどう阻止し、新たなる物語(=マイルズの言葉では「運命」)を切り拓き得るのかという点に焦点が絞られていきます。
過去の人間の発想の限界を今いかに乗り越えるかという、メタレベルのメッセージがそこにはあります。
それを全力で阻止しようとする人が多数派なのも現代らしい。「あなたのためなのよ」という気持ち悪いセリフがまさかあのキャラから聞かれるとは……。
物語は、常にカノンと化したものをどう撹乱し、新たなものへと脱皮するかという問いにさらされているものです。
その時には一見して荒唐無稽な物語がカノンに対抗するために必要とされると言います。(しかしその荒唐無稽な物語も次世代にはカノンと化し、また別の荒唐無稽によって塗り替えられる)
「スパイダーマン」の物語自体がすでにカノン、古典と化している今、「スパイダーマン」の歴史自体を脱構築するような物語が展開するはず……ですが、それを目撃するには続編を待たなければいけなかったとは。
たくさんのスパイダー、楽しい!!!
前作の続き。見てないとあんま楽しめない気がする。逆に見てるととても楽しいし面白い!
最初にチョロっと出てきた敵がまぁ強い。その敵が生まれた理由がマイルスと関係あって、、、色々と伏線をしっかり回収していて内容的にもかなり良かった!
あとは、スパイダーウーマンことグエンが可愛い。てか好きです。なんというか魅力的よね!マイルスとの絡み好きです!ただ、マイルスがまぁ理想論の子ども、、、
悪くないし好きなんだけどね、、、上手くいくこと祈る!
今回は、前回の倍以上スパイダーが出てきてテンアゲ!4スパイダーとの所長救出ら辺とか、スパイダーバトル(逃走)とか見ていてテンション上がってた!楽しい!
次作続くのが納得いかないけどラストのチーム組むところ
ワクワクしないわけないよね!それにまたペニーと会えた喜びは大きいね!
強敵スポットとどうなるのか、グエンとの関係、家族に本当のことを明かすのかどうか、マイルス(悪)とのバトル?、チームスパイダー(仮)はマイルスを見つけられるか等々楽しみが絶えない!早く見たい!!!
もちろんペニーの活躍も待ってる!次作はよ!!!
前作復習で魅力倍増です!
いつものように、見たはずなのに全く記憶にない前作をPRIME VIDEOで復習(というか予習)。これが最高に効いた!これから見られる方、前作は必修です。
冒頭からかなりの熱さで語られるグエンの自分語りと前作で語られなかった背景。このボリュームでしっかりとインプットされるがゆえに、中盤そして後半のグエンとマイルス両家のストーリーが響くのだ。途中、アクションシーンは続くものの正直中だるみが無かったとは言えない。これでこの回は終わりかな?と思ってから更に深い展開が続く。そしてラストに、冒頭を受けた形のグエンが熱く燃えるシーンで、見たかった奴らがようやく登場、こちらも爆アゲ。
しかし日本のアニメが漫画の発展とすれば、この作品はグラフィック・ノベルの発展形と言えるほどの美しい絵の連続。どこを切り取っても美しい。またグエンと父の会話など、同じ画角で色合いを次々変えていく、実写にもアニメにも見ないCGアニメならではの美しいシーンとなっていた。
吹替版でもう一度見に行こうかな。
資本主義のメタファー
グウェンの絵のタッチが素晴らしい。前作に引き続いて映像表現の高さは比類なく、どの絵を切り取っても額縁に納めたくなる。逆さでマンハッタンを眺める2人が美しい。世界観により細かく描き分けてくるので、しまいにはメインのタッチがアニメであることを忘れてしまう。不思議なアンサンブル。
いきなり現れる新キャラから前作から引き続きのキャラ。手数多く仕込まれるジョークの数々、そのうち満漢全席。気の利いたのも、お約束も入れてくる。打席は増えたが、アベレージは下がったかもしれぬ。ペニーあんまり活躍しないし。
マルチバースの考察に頭が取られ、敵キャラのキャラクターが複雑。そのうち、焦点がそこから外れていく。いまさら改竄するには無理も感じる。また、エモーショナルな部分、マイルスの家庭環境にグウェンの家庭環境。2つも似たような設定、重いしうざい。話の推進力にこちらもなっていない。次作の公開までこの設定を覚えていられるか不安。
ラストの急な舵のきり方は思い切っていて、ツッコミたくもなるが、今作のウダウダしたところを御破算にしてくれる一手であればそれも良し。どのみち次作含めてどうかという作品かも知れぬ。
アニメだからこそ
多様な表現ができる。
色々な世界が繋がって、その世界に応じた表現がなされる。それが面白い。
前作より映像表現がさらにパワーアップしていたかな。
グウェンの世界の親との会話のシーンがすごく印象的だった。背景がそれに応じて変わっていくのがねー。会話も良かったし。
ストーリーはまぁまぁかなー。
前作が色々と衝撃的だったので、今回は期待値も高かった分、少し物足りない感も。
しかも続きものだったのね。
前情報入れてなかったから、ここで終わるの!?と。
最後に、前作のキャラも集まったのは胸熱でした。
どう話が展開されるか期待かな。
全308件中、181~200件目を表示