劇場公開日 2022年9月9日

百花のレビュー・感想・評価

全197件中、41~60件目を表示

4.0忘れていたのは…

2022年10月15日
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鑑賞方法:映画館

ずいぶん前に亡くなった母を思い出し嗚咽。
忘れていく母 …身近に同様の境遇があったためか、痛いほど沁みました。

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つもろう

4.5最終的には全て納得の物語

2022年10月15日
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後半にかけて点と点が線になっていく。

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マイケルボブダグラス

4.0同じことが反復する世界には意味がある

2022年10月14日
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鑑賞方法:映画館

2022年。川村元気監督。認知症になっていく母について、幼いころ一時母から捨てられた経験をもつ息子が複雑な感情を持って接していくという話。
まず、認知症の世界が「反復」として描かれる。同じものを何度も買い物し、過去のできごとを何度も思い出す。そしてその「反復」にはそれぞれ過去の出来事が関係する「意味」があるのだ。卵を何度も買うことも、息子を誰かと何度も間違えることも、過去に起こった出来事に起因している。認知症の母は衝動や偶然では徘徊しないのだ。また、母だけでなく息子が思い出す過去も同じ場面ばかりなので、「反復」は認知症を描くためだけではなく、観客の分かりやすさも考慮されて導入されているし、物語の面でも、例えば不倫は主人公の母だけでなく、たまたま出会ったその友人にも「反復」的に起きている。さらに、映画の撮影手法として、部屋のなかの同じ場所を同じ角度から何度も描く。これはわかりやすさとともに経済的な事情(お金の面と説明の省略の面)があるだろう。つまり、この映画は「反復」の映画であり、そのすべてに異なる「意味」があるのだ。(ちなみに、「意味」がないと説明を省略されてしまう。主人公の会社の仲間は有名な俳優揃いなのだが、顔もよく見えない。著名な役者の扱いとしてはとても珍しい)。「意味」に満ちた少数の映像や物語が「反復」するので、とても濃密な映画経験となっている。古い映画を見ているような。
物語としては一人称的な物語で、相互理解が問題になるのではなく、主人公の視点からの理解とその最終的な誤解の解明、反省という流れでできている。「半分の花火」が「反復」する過程で、「意味」の誤解に気づく場面では、主人公はむしろ「反復」に気づいてほしかった。

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文字読み

3.5嫉妬の連続

2022年10月10日
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鑑賞方法:映画館

僕は川村元気が、嫌いだ。これは一方的な嫉妬である。東宝でプロデューサーとしてヒット作を連発し、小説を書けばベストセラー。今度は映画監督で賞をとって、枚挙にいとまがない。
長澤まさみのファンなので彼女を目当てで行ったけど、まあまあな脇役だった。脇役もできるまさみちゃん、良いです。
原田美枝子とすど菅田将暉のダブル主演というふれこみだが、これは原田美枝子の映画である。演技が素晴らしかった。若造りのメイクがちゃんと若く見えたからこの映画の勝利の一つである。
ストーリーは普通だったけど、丁寧な撮り方が好感を持った。映画を観てちょっと心に引っ掛かりがあって、今でも違和感がある。それは好感からくるものなのだが、
私情を挟めば、それほど優秀な作品ではなく、普通の映画だったということである。初めて撮った映画でこんな作品を見せられると何も言えなくなるのが正直な気持ちである。

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やまねっと

2.5半分の花火

2022年10月6日
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tuna

3.5忘却が、哀しみを産みます。

2022年10月5日
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認知症を扱う作品は、撮り方が難しい題材ですね。
親子の関係のすれ違いをどう説明するのか?が一番苦労するところですね。

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酒呑童滋

4.0切ない映画😢

2022年10月4日
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泣ける

悲しい

難しい

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ちゃん

3.5よくわからなかったところが残った

2022年10月3日
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1985

3.0重いテーマ

2022年10月2日
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まったく内容を知らずに飛び込みで鑑賞。菅田将暉、長澤まさみはいつもながら素敵で、人型AIとか面白そうだったが、話がだんだん重いテーマになっていったのが予想外で残念だった。母親役の原田さんの怪演は見事で、認知症の苦悩と恐怖がひしひしと伝わってきた。どこまでが現実でどこからが回想、妄想か区別のつかない演出も見事。ラストはホラーのような震え上がるカットもあった。テーマ自体はあまり興味が引かれるものでなかったが、刺さる人には刺さりそう。

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Yuichiro

5.0強い作家性、鳥肌が立った!!!

2022年10月1日
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興奮

知的

難しい

これほど完成された映画にはあまりお目にかかれません。想像していた作品と270度以上違っていた作品で、今からでも遅くないので近くで公開してる方は是非見るべき作品。
最後のエンドロールで気が付いたのだが原作者がそのまま脚本書いて監督してる・・こんなん初めてでしょ?
これから詳しく調べてみたいと思うけど衝撃の一作。あとこれは是非書いておかなければならないけど音楽の使い方がメチャクチャすごい。それも含めてメチャクチャ映画をよく知っている。この作家のこの作品が処女作であることに衝撃を受けざる得ないのである。

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mark108hello

3.0好き嫌いが分かれる映画のような気がする

2022年9月30日
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ぷぷぷ

5.0涙が止まりませんでした

2022年9月30日
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泣ける

軽度の認知症の母を持つ者として、状況や心境が重なり、始まりから終わりまで涙が止まりませんでした。こんなことは初めてです。
母も綺麗な顔立ちをしていて(原田美枝子さんにはかないませんが)、認知症が進んでいく時の表情の変化や様子がとてもよく似ていました。
また、泉の立場での思いは私の気持ちとどこか似ていて、事情はあれどそっけなくしていたことが、これではいけないと気付かされました。家にいる間はできるだけ一緒に過ごそうと心動かされました。
もうすぐ施設に入るのであまり会えなくなります。
とにかく他人事とは思えなくて、、
そんな状況でもピアノが優しく美しく癒されます。俳優の皆さんの演技も本当に引き込まれました。
私にとってとても意味のある映画でした。

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オパール

2.5うーん

2022年9月29日
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小説読まないと
よくわかんないのか?
俳優陣はすごいんだけど。

幻想的に作り込み過ぎ。
まあ、最後は何となく感動っぽくなったけど
芸術? まあ、売れんないよな。

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まえあき

3.59×9、川村×川村

2022年9月29日
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泣ける

悲しい

単純

評価が悪めだったのであまり期待していませんでしたが、面白かったと言えるようなストーリーではないのですが、映像作品としてすごく美しく、そして何より菅田将暉がまた好きになってしまう作品でした。

他のレビュアーの方も仰っていますが、この映画、かな〜り脚本が粗いです。原作者でもあり、本作では脚本も務めている川村元気監督。これ、小説の方もこんな感じなんでしょうか。ビックリするぐらい中身ないし、結局何が言いたいのか分からない。勿体ぶるような演出をするから衝撃的な真実が明かされる系の映画かと思いきや、全然そんなことも無くエンドロール。もし、小説もこんな感じなら読んでられないよ。

何故か。この映画の最大の魅力は菅田将暉だからです。彼じゃなかったら、★3.0?いや、★2.5だったかもしれない。菅田将暉に救われてます。近年は「花束みたいな恋をした」「キャラクター」で素晴らしい演技を披露し、日本アカデミー賞で男優賞を獲得していますが、今年も今作でまた候補に上がるのではないでしょうか。今までで1位2位を争うほどの、繊細で美しい演技を魅せてくれました。感情を抑えようとしながら認知症の母に必死に訴えかけるあのシーンには、「流浪の月」の松坂桃李で感じたのと同じようななんとも言えない気持ちに襲われ、すごく辛かった。圧巻です。日本映画界にはこんな逸材がいるんだぞ!と世界に発信してもいいほどに。そういう面では、非常に価値のある映画かもしれません。

認知症ってこんな感じ...?と疑問に思ってしまうシーンがあったり、文学的要素が強くて何が言いたいのか分からなかったり、正直私の苦手なタイプの作品。だけど、「半分の花火」を初めとした映像、そしてピアノで演奏されるクラシック音楽が言葉に出来ないくらい美しくて、重いテーマを扱っているにも関わらず、すごく居心地が良かったです。主人公の妻が長澤まさみってのも、作品に上品さを与えていてGood。中身は無いけど、印象に残る映画でしたね。

好き嫌い分かれる映画だと思いますが、菅田将暉というとんでもない俳優の凄さを改めて実感させられる、そんな映画ですので、ぜひ。「半分の花火」の美しさも、劇場ならではかと。
あと、同じ9月9日公開日には川村壱馬が主演の「HIGH & LOW」がありますね。なんか被るね、最近笑

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サプライズ

4.0涙を止められない

2022年9月28日
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母子家庭になって12年になるが、実家や息子の父方と疎遠になるので、それを覚悟して生活しないと、社会から遮断された孤立した世界になってしまう。
その現実を、泉の幼い頃の回想シーンとして何度も繰り返しているので、その度に心の中で自分の息子に詫びながら、流れる涙を止めることも出来ず観続けた。
観終わってから、自分のことながらどうしようもない事なので、「認知症になりませんように」「息子にこれ以上辛く寂しい思いをさせませんように」と、神に願った。

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高林夕子

3.0思ってだ内容と違ってて

2022年9月28日
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原田さんのアルツハイマーの状態が
とってもリアルでした!

さすが経験されたかたは、違いますね。

半分の花火の意味がわかりました。

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花丸

5.0監督おめでとう

2022年9月26日
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国際映画監督賞ですか❓川村元気監督が賞をとられました❗。百花よかったです。期待以上のお話でした。原田さん、菅田君の演技の上手さもあって、涙涙のリアリティー満載の感動映画でした。今いる20代行半から30代が50年後には半分以上が認知になるかも?と怖くなりました。

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Cinemaオタク女

4.0人にとって記憶ってどんなもの❓

2022年9月26日
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“記憶”がテーマ、人にとって記憶ってどんなもの❓ どんどん忘れてゆく母を献身的に支える息子、切ない親子関係。母が「半分の花火を見たい‼」と訴えた真実はラストシーンで判明する。

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浪花のしんちゃん

4.0身内が認知症になる

2022年9月26日
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泣ける

悲しい

認知症になった母の記憶と
それを見守る息子の記憶とに生じるズレ
どちらの言っている事が正しいのか?
物語の最後になって考えてしまう

身内が認知症になったら?と
考えてしまう作品であり、飽きるストーリーではない。

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nobu

2.0おもしろくない!

2022年9月25日
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それが嫌だとか良いとかいうわけではなく
賞に合わせて作ったみたいな映画だった

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22歳®︎