劇場公開日 2022年9月9日

百花のレビュー・感想・評価

全197件中、61~80件目を表示

3.0・・・

2022年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ちょっと、入り込めませんでした。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
hkr21

3.5観賞後、母に会いたくなる邦画。 本年度ベスト。

2022年9月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

終始暗い映像で淡々と進むストーリー。
ぶっちゃけ満足度は低いけどメッセージ性のある作品だった印象。

ストーリーより映像に引き込まれてしまった感じ。
長回しのシーンが多め。
母の痴呆が進行している事を表現した、スーパーでの買い物やアパートの階段を上がる無限ループ的なシーン。
阪神淡路大震災直後の自室から外に出て行くシーン。
これらの長回しのシーンが印象的。

記憶を忘れていく母。
過去の記憶を忘れられない息子。
この親子の関係が観ていて辛い。

半分の花火の意味を知り少しだけ救われた感じ。

お気に入りの河合優実さん。
どこに登場したのか不明(笑)
見つける事が出来ませんでした( ´∀`)

コメントする (0件)
共感した! 4件)
イゲ

2.5新海監督に禁じた自慰行為を川村さんが行ってしまっていませんか?

2022年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原田美枝子、菅田将暉、長澤まさみといった役者さんは奮戦していたと思います。
似たトラウマを持つ人には、菅田将暉の嘔吐のシーンは共感できると共に不快感だけがこみあげてくるのではないかと思います

コメントする (0件)
共感した! 5件)
生馬

2.5見終わったあとなんの感情もわかない

2022年9月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

出演者は豪華で演技もすごく引き込まれるものがありました。私は川村元気さんの「世界から猫が消えたなら」を映画で見てすごく感動したので、今回の「百花」も期待していたのですが、最終的になにを伝えたかったのかが分かりにくい作品だと感じました。母と子供の愛の物語なのかと思っていたのですが、1回母が子供を捨てたことに納得もいかなかったし、認知症の話なだけであまり感動する部分はなかったです。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
も

3.5原田さんと同世代を生きてきて

2022年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

60代の自分が10代の頃観た原田美枝子さん  あんな役をあんな少女が演じるのかと思った「大地の子守歌」から約45年 今度は母親を演じ、親の介護に直面している私たちの年齢の者にとって、とても共感できるものであった  いつかは訪れるひとり親である母親の介護、その日が訪れない事を願いつつも、常に意識から離れず、一方新しい自分の家族である妻との間で揺れる息子
母親にも妻にもじっくりと向き合えないことの葛藤を共感している、特に「一人息子」は多かったのではないだろうか  進行していく認知症に、妻の理解があったとしても施設に入所させる選択をせざるを得ない姿は、日常の介護のできない「一人息子」ならば仕方のないものであっただろう、と思うと親の介護に直面している者には辛い描写でもあった
子どもが忘れているどうでもいいエピソードを、特に母親はよく覚えていて、いつか来る本当の母親との別れを前にして、残された時間が少ないからこそ母親との共有できた記憶はとても切ない
関西に住んでいるものとして、震災は忘れることのできないものであるが、多くの人の人生を変えてしまったことをまた意識をした
石橋静河さんが活躍されているが、母親の影響がとても強かったのだろうと思わずにはいられない原田さんの演技であった(9月23日 イオンシネマりんくう泉南 にて鑑賞)

コメントする (0件)
共感した! 7件)
chikuhou

0.5全てにおいて中途半端

2022年9月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ご都合主義と自己満足のオンパレード!
時間とお金の無駄です
菅田将暉の父親は?
スーパーの売り場の設定変
バスには何故いつも誰も乗っていない?
あれだけの地震で直ぐに飛び起きないのは何故?
永瀬正敏は死んだの?
家を処分するのにわざわざホームから惚けた母親を呼ぶのか?
半分の花火の謎解きだけの映画?
久しぶりに途中で帰りたくなった映画です
一人で観に行ったのならば、間違いなく途中で帰ったと思います
こんな映画のプロモーションで、いい作品です観て下さいと言わねばならない俳優さんも哀れです

コメントする (0件)
共感した! 9件)
タキオン

4.5望外に良き一作

2022年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
LHM4000cc

3.5記憶を失うイコール不幸せではない

2022年9月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

原作が好きでした。母になりきれなかったであろう母、息子との距離感が独特な母を原田美枝子さんが美しく演じられてます。

そして、幼少期の傷つき体験を抱えながら、一般的な家庭モデルを持たない不安を抱え、それでもいま自らも親になろうとする息子を菅田将暉さんが美事に演じています。

川村監督が原作、脚本、監督もされてます。ワンカット、静かな作品で観た人の好みは分かれそうですが、監督が求めるものを創り上げるのに、菅田さんも原田さんも相当な戦いがあったように感じました。お二人の全てを出し切っていたのでは無いでしょうか。

物語にも出てくる一輪の花が朽ちていくように、綺麗でしっかりしてた母が記憶を失っていくこと、それを受け入れるのは本人も家族も本当にしんどいことです。
湖畔で菅田さんが原田さんに感情をぶつけているシーンは非常に胸に迫るものがありました。

記憶を失うこと、出来ていたことが出来なくなるということは健康な時から見たら不幸せのようですが、どんなふうになっても母は幸せだったんだと思わせてくれる作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
Uchi

3.0これは"半分の花火"の謎解き?

2022年9月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

登場人物が少なく…、菅田将暉演じる"泉"の父親も出てくることはなく…、原田美枝子演じる母"百合子"が一年いなかったのは、永瀬正敏演じる"洋平"とどこかにいたから?…と考えながら見ているが、ストーリーからしてまず理解できない。
抽象芸術作品としてみれば、よいのかもしれないが、ストーリー性を求めるとすると、これはまた、なかなかの難解さではある。
これはいくら菅田将暉と原田美枝子の演技力がどうこうといっても、なかなか演技も難しいところだろう。
私には、原田美枝子の演じる百合子がアルツハイマーには見えなかった。
菅田将暉と長澤まさみの夫婦もピンとこない。
結局、"半分の花火"の謎解きのために104分を費やしたのだろうか?
このスタイルの映画だと、アルツハイマーの裏側にある精神的な苦悩を描かなければ見ごたえのないものになるだろう。
この映画に「妄想的アルツハイマー日記」という副題を付けたいと思う。
「百花」の意味もわからなかったなぁ。
…芸術は難しい。
この路線でいくと、「彼女のいない部屋」の方が一枚上手かな。

#155

コメントする 1件)
共感した! 14件)
caduceus

3.0買い物ループ、階段ループの怪

2022年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 SFホラータッチにも思えたアンソニー・ホプキンス主演の『ファーザー』(2020)をまず思い出してしまった。アルツハイマー型認知症を患った人の頭の中。直近の記憶がままならないために同じ行動を繰り返す・・・さすがに階段での恐怖心は辛いと思うが、ループしてワープして、混乱する姿を見ると可哀想でしょうがない。個人的には『いつか読書する日』(2005)の認知症老人の映像も好き。

 卵が数パック。冷蔵庫を開けてみるといっぱいある。だけどまた買っちゃう。どこの家でも同じなんですね。そして汚れ物のたまったシンク。散らかし放題の部屋。ただ、素直にMRI検査も受けているし、本も読んでいる。まぁ、これはまだ初期段階なのでしょう。

 菅田将暉と長澤まさみの夫婦が母親・百合子(原田美枝子)をあっという間に老人ホームに入居させてしまった経緯はちょっと気に入らないし、認知症だとわかった段階でもっと対策を練らなければならないと思う。まぁ、母とのある確執があったからだとは思うが、手帳を見つけたときに逡巡する描写も欲しいところ。

 物語の大半は1995年の愛の逃避行について。どれだけきれい事を並べても、息子を置いていくのは大きな間違いだった。息子にとってもポッカリ空いたままの愛情。バス停で激しくハグをしたことだって、彼を浅葉(永瀬正敏)と間違えたからじゃないのか?百合子にとっては大人になってからの息子の記憶は消えかかってるんだし・・・母の愛よりは息子の愛のほうが大きく感じられた。長澤まさみに「変な親子」と言わしめたのもこれかな?

 「人間は忘れる生き物である」というのは誰の名言だったか忘れましたが、忘れることがあるからこそ人間らしいとも言えます。それを記憶の声を集めたデジタル・アーティストに歌わせるというエピソードが上手く絡んでいて、認知症の逆メタファーとなっている。要は、空白の1年の罪を赦して最期まで母親を愛することの美しさ。半分の花火にこだわりを持っていたことも浅葉、泉に対する愛だったのかもしれません。一輪ざしの花に関しては、なんだかつまんなかったし、全体的に綺麗に描きすぎだったのも難点。汚かったのは泉の嘔吐だけ。

 仕事から引退したり、脳を活発に動かさないと認知症が増えるのだろう。周囲の人の中に、コロナ禍で自宅待機命令の出ていた人がアルツハイマーを発症してしまったとか・・・見ていて可哀想だった。3分くらい話しただけなのに、同じことを3回も喋ってた・・・

コメントする 1件)
共感した! 27件)
kossy

3.0認知症のように大事な部分がドーナツの様にぽっかりと抜け落ちてしまった映画

2022年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

どんな真相があるんだろう
どんな真相があるんだろう
どんな真相があるんだろう
と、ずっと引っ張ってきて何もない映画です

・母親はなぜ子を捨て男に走ったのか?
それぐらい男が好きだったんだろうという強引な解釈をするしかない

・むしろ子を捨てた母親がなぜまた子の元に戻ってきたのか?
これは分かりませんし描かれません

途中までは4.0行くかもと思ってましたが
物語の評価は話の締めくくりが5割 というのを改めて感じさせる映画でした

評価 3.0

コメントする 1件)
共感した! 11件)
冬眠

2.5覚えていることと忘れていること

2022年9月21日
iPhoneアプリから投稿

認知症という重く身近なテーマを、丁寧にたっぷり時間をかけて描いた意欲作。
達者な俳優陣の演技も相俟って、母親が母親ではなくなっていく悲しみや、子どもを育てることで失うもの、変わっていくことが語られています。

作品全体としてはかなり間が多くとられているのもあって、かなり冗長ぎみで退屈に感じてしまいました。繰り返される「半分の花火」や、母がかつて泉を置いて去った理由も意外性はなく、結末もふわーっとしていてスッキリしない…。

正直面白くはありませんでした。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
まだまだぼのぼの

3.0嗚呼原田美枝子よ青春の美しい記憶を壊す勿れ

2022年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい映画で無いことは分かっていたし原田美枝子の演技を観るのが辛いというか恐かったしハナから期待はしていないがそういう歳になったということなのだろうでも撮影が「ヤクザと家族」「余命10年」の今村圭佑で全シーンワンカットで撮ったと聞いてしまったので観ずにおられましょうか冒頭からさあ来るぞと身構えているとその手法は役者の演技を引き出すためというよりも現実と非現実、現在と過去を行きつ戻りつしたり「ワンショット風に見せる」編集テクニックが優先していることが分かるがヒッチコック先生の「ロープ」のように背中に回り込んでロールチェンジしたりするのが割と好きなのでそれだけで楽しめたけれどリアルに義父が認知症気味でどうしても答えを求めてしまう部分もあり鑑賞の邪魔をする。主題歌をAIボーカロイドに歌わせ「人間の記憶とは」的に無理くりストーリーにからませ実際にCDデビューさせてしまうあたりはPとしての川村元気面目躍如なのであろう。最後の最後に「百花」というタイトルの意味が一輪挿しで伏線回収される展開は不意打ちを食らいちょっと泣けました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
たあちゃん

3.5親子だからこそのわだかまり

2022年9月21日
スマートフォンから投稿

親と子供は互いに愛情を持っているからこそ、怒りや悲しみを忘れられないのだと思う。
子に対して裏切ったとしても、母親の情が無くなったのでは無いと思う。
それが理解できない自分勝手な行動や態度であっても。自分自身、認知症は嫌だけど、歳を取って人生を振り返って、親として子としてわだかまりの無い人生だったのか考えると胸が痛む気がする。
誰しも、何かしら思い出す事はあるんじゃないかな!?そんな事を思わせる映画でした。
菅田将暉さん大好きです。原田美枝子さんお美しい。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
myuw myuw

2.0半分の花火、湖畔から見るか?家から見るか?

2022年9月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

2022年映画館鑑賞48作品目
9月19日(月)イオンシネマ名取
ハッピーマンデー1100円

原作未読

原作と監督と脚本は数々の話題作の企画・プロデューサーを務めた川村元気
初監督作品

作品内容からして決して駄作ではないが自分には合わなかった
はっきりいってつまらなかった
眠くなる人も多いだろう
河瀬直美監督初期作品や『青いパパイヤの香り』によく似たカンヌ系の淡々とした流れが人によっては退屈に感じるかもしれない

『ちむどんどん』でヒロイン暢子の伯母でイタリア料理店のオーナー役の原田美枝子は今回の映画では認知症患者を演じた
原田美枝子がボケ老人の役をやることで改めて自分の老いを感じた

半分の花火とはそういうことか

生まれた頃から母子家庭で育ち幼少の頃に母から置き去りにされた経験を持つ葛西泉に菅田将暉
泉の母で認知症を患う葛西百合子に原田美枝子
泉の妻で妊娠中でやがて息子を産む葛西香織に長澤まさみ
泉と香織が働くレコード会社の上司の大澤哲也に北村有起哉
泉と香織が働くレコード会社の後輩の永井翔太郎に岡山天音
泉と香織が働くレコード会社の同僚の田名部美咲に河合優実
百合子を診る心療内科医の佐藤雅之に長塚圭史
香織を診る産婦人科医の関綾乃に板谷由夏
百合子の学生時代の友人の工藤恵に神野三鈴
百合子が移り住むことになった高齢者介護施設の職員に占部房子
大学教授で百合子の愛人の浅葉洋平に永瀬正敏

コメントする (0件)
共感した! 3件)
野川新栄

2.5小説向き

2022年9月21日
iPhoneアプリから投稿

W主演のおふたり(菅田将暉と原田美枝子)の繊細な演技が光る。
病気を相談しようと電話してきた母の電話を仕事の忙しさにかまけて無視したことを悔いたり、恋に入れ上げ失踪した母が阪神淡路大震災で我に返ったりと、内面を丁寧に描くタイプの作品でした。
と同時に、役者の技量が問われる作りなわけですが、見事に表現は出来ていたと思います。

ただ、文芸的過ぎるというか、小説でこそ生きる内容であり、映像化はいかがなものか?というのが率直な感想。
さまざまな失敗やすれ違いは、当事者同士の赦しか、自分の中で消化するものであり、嘆きや戸惑いを見せるだけでは軽く感じてしまって、作品の中に入り込めなかったです。

映画にしたかったのは予告にもあった「半分の花火」のビジュアルを見せたかったのかなとは思うものの、想像の範囲内のことで感動ポイントにはなりえませんでした。
「惜しい」の一言。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
コージィ日本犬

4.0すべて忘れてしまうんだろうな

2022年9月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

忘れてしまいたくても忘れられないこと。
忘れたくないのに忘れてしまったこと。
忘れていたけど思い出したこと。

スーパーや階段の繰り返しシーンは、「ファーザー」を思い出した。いつか親が、自分が、ああなったらどうしようと思うと恐ろしい。

自らが監督して作ったんだからよほど思い入れがあるのだろう。コメントを寄せて、協力もしている山田洋次がベタに普通に撮っていたらどうなっていただろうか。普通に泣ける作品になっていただろう。普通がいいのにな。

河合優実、北村有起哉、岡山天音の無駄使い。
河合優実目当てで観に行ったから残念だった。

コメントする (0件)
共感した! 28件)
大吉

3.0敬老の日に

2022年9月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 22件)
またぞう

3.5決着つかないことも多けれど

2022年9月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

認知症で色々なことを忘れていく母と、どうしても忘れられない出来事が引っかかり続ける息子の話。

全体的な印象としては劇中に出てきた謎AIキャラのように色々詰め込んで詰め込みすぎた重い話を、放置したり白黒はっきりさせないことで母と息子の愛の一点突破で終わらせたって感じ。

でも人は色んなカタの付いてないことから取捨選択して忘れたり後悔しながら、生きていくものだからなぁとも思った。震災がなかったら息子の元には戻らなかったのかも?という疑問は残るけど、案外親子でも何でも家族の問題ってそれぐらいの大きなことがないと前に進まなかったりしますしね。

震災によって大切な人を失うという描き方が多いところだけど、震災で大切な人を取り戻すという視点も新しいなと思った。

そして、息子から見れば絶対許せない酷い行為も、出産によって人生が変わる大きさは男の比じゃないことを身をもって体感してるであろう妊娠中の奥さんがすごくあっさりと捉えてることがスカッとした(でも出てくのは良いとしても息子放置は虐待だからな)。この奥さん、子供できた時そんなに嬉しくなかった、とサッパリしている潔さが好きだ。

『ファーザー』のように認知症体感映画な部分もあって、同じところをグルグルまわったりいないはずの人がいたり、時間と空間の不思議がワンショットで流れるように表現されてて綺麗だった。あとはちょっと不謹慎かもしれないけど、認知症の記憶が混濁してる様子って伏線に使えるから割と謎解き要素あって楽しいのよね。

少し余談で、冒頭明らかに様子がおかしい母親と向き合わない泉が、自分も去年母を亡くしているのだけど、自分と被って辛かった。泉の場合は自分の知らない不倫相手に重ねられるのが辛いというのと、半分はまさか自分の母親が認知症だなんて思いたくもないからという理由もあると思う。自分も、亡くなる1年前ぐらいからなんだか母すごく疲れやすくなってることを気づいてたけど言わなかった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
せつこん

3.5なかなか皆さん手厳しい。

2022年9月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作未読です。

まずは技術的な話から。
これだけの量の原田さんの若作り顔修正は気が遠くなる作業だったろう、どのカットもカメラか役者が動いてるし。関係者の皆様お疲れ様でした。
カメラは殆どハンディ?ステディカム?長回しで
回り込むカットが多くしかも合成絡みが多い。凄く綿密な撮影設計におどろきました。
地震のシーンのカメラワーク、合成、セットもシームレスで非常にリアル。あと認知症、アルツハイマーの映像表現が卓越していた。私の父もアルツだったが、グルグル同じ事繰り返す感じや、突然思考がジャンプする感じ違和感なかったです。おそらく頭の中こんな状況なんじゃないかな。
現場では監督と主役2人ぶつかったようだけど役者の皆さんも気合い入ってたって事だと思う、隙がなかった。

私は説明的じゃない映画が好きです。
出来るだけ映像で伝えようとする姿勢と技術に拍手したいと思いました。
ただその分、盛り上げる部分を明解にしてあげる必要性と、そのための助走の重要さを感じました。あのシーンがもう少し盛り上がれば、泣ければ、、星あと一個半付けたと思います。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
masayasama