復讐は私にまかせて

劇場公開日:2022年8月20日

復讐は私にまかせて

解説・あらすじ

インドネシア発の異色恋愛アクション。

ケンカなら誰にも負けないアジョ・カウィルは、過去のトラウマを引きずりEDに悩んでいた。そんなアジョが出会ったのが、伝統武術のシラットを駆使する女ボディガードのイトゥンだった。2人は激しい決闘の末、恋に落ちる。EDのアジョはイトゥンを幸せにできないのではと悩むが、イトゥンのピュアで一途な愛によって2人は結ばれ、穏やかで幸せな時間が流れる。しかし、アジョはイトゥンと幸せな結婚生活を送るため、裏社会の殺しの依頼を引き受けてしまう。

インドネシア映画界の俊英エドウィンが監督を務め、「トウキョウソナタ」「岸辺の旅」などの黒沢清監督作品や、「南極料理人」「わが母の記」などを手がけた芦澤明子が撮影を担当。2021年・第34回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「復讐は神にまかせて」のタイトルで上映。

2021年製作/115分/PG12/インドネシア・シンガポール・ドイツ合作
原題または英題:Seperti Dendam Rindu Harus Dibayar Tuntas
配給:JAIHO
劇場公開日:2022年8月20日

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映画レビュー

3.0 【ムッチャ、不思議テイストのアクション&エロティック&バイオレンス、インドネシア映画。珍しいモノを見たなあ。】

2025年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

幸せ

■1989年、インドネシア。
 喧嘩に明け暮れるアジョ・カウィルは、クールで美しく男顔負けの強さを持つ女ボディガード・イトゥンと決闘の末に恋に落ちる。
 イトゥンはアジョから勃起不全の原因となった秘密を打ち明けられ、愛する夫のために復讐を企てる。

◆感想

・という内容のストーリーなのだが、何処かノンビリとしており、一方で16ミリフィルムで撮影したからか、手作り感が満載である。

・妙な所で、エロティックなシーンが挟み込まれている所も、コメディの様である。例えば、部屋の中にある水槽で飼っているミル貝が、ペニスの様な水管を水面に出して、水をぴゅぴゅっと出しているシーンなど。なんだこれは!

<何処か、昭和の日本映画の様でもあり、タランティーノ監督の映画の雰囲気も漂わせた映画である。
 一番驚くのは、今作のフライヤーに記載してある”第74回ロカルノ国際映画祭最高賞受賞!”と言う惹句である。で、調べたら本当だったよ。マジっすか!>

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NOBU

未評価 もはや不条理劇

2025年9月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

2.5 変な映画

2023年7月10日
Androidアプリから投稿

冒頭の対決からのなぜかの恋、そしてイトゥンの熱烈なラジオリクエストあたりは異様に面白かったけど、最初は愛らしく見えていた作りの雑さも話が進んでくるとやっぱり見づらくて、ん?今の誰?とかもあるし、暗殺頼まれたのにどうしよっかなーみたいにのらりくらりしてて、お手好きの際の暗殺しておいてくださいみたいな依頼なのかね?国民性?なんだかいろいろ分からぬまま終わって、結局面白くなかったかと問われるとそうでもないんだけど、と腑に落ちない感。これをタランティーノとかが撮れば超絶娯楽映画になる気もするけれど。

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柴犬泣太郎

4.5 業と愛の話

2022年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

シラット出てくるって言うし《ザ・レイド》のイメージかなと思ったら違ったね。
深く愛し合っているのに、肉体を交わすことができない。そこで生じてしまう業。人間ってそういうもんだからしょうがないんだよ。それでも愛。

ストーリーはけっこう無茶なの。訳が分からない。
そのぶっ飛ばし方がいい気がすんの。

ラストに向かっていってね、ハッピーエンドになりそうな感じなんだけど、この話でハッピーエンドはないだろうと思って観てて、納得の終わり方だったな。バスっと切っちゃうのもいい。

面白いのでパンフレット買ったら、コメントを寄せているのが深田晃司監督、斎藤工、仲野大賀、伊澤彩織の四人で、この顔ぶれで「面白そう」と思った人は観たほうがいいよ。

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Scott