わたし達はおとな

劇場公開日:

わたし達はおとな

解説・あらすじ

「菊とギロチン」の木竜麻生と「のさりの島」「空白」の藤原季節が初共演した恋愛ドラマ。テレビドラマ「俺のスカート、どこ行った?」の脚本や、自身が主宰する「劇団た組」で注目を集める演出家・劇作家の加藤拓也がオリジナル脚本を基に映画監督デビューを果たし、20代の若者たちの恋愛の危うさと歯がゆさをリアリズムに徹底した演出で描き出す。大学でデザインを学んでいる優実には、知人の演劇サークルのチラシ作成をきっかけに出会った直哉という恋人がいる。ある日、優実は自分が妊娠していることに気づくが、お腹の子の父親が直哉だと確信できずにいた。悩みながらも直哉にその事実を打ち明ける優実。しかし直哉が現実を受け入れようとすればするほど、2人の思いはすれ違ってしまう。

2022年製作/108分/PG12/日本
配給:ラビットハウス
劇場公開日:2022年6月10日

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(C)2022「わたし達はおとな」製作委員会

映画レビュー

3.5身勝手な恋愛に苛立つのは、忘れたい記憶を刺激するからか

2022年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
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高森 郁哉

4.0よりリアルに。

2024年6月9日
iPhoneアプリから投稿

すぐそこにある物語を、ありがちな観せ方を一切せずに描いた作品

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はりねずみ。

3.0成瀬浮雲よりこっち。

2023年11月16日
iPhoneアプリから投稿

支持。花束みたいな恋なんて無い。
ちっとも互いに好きでない男女が延々憎しみ合う、だから恋愛映画。
で、ラスト、これも、否これこそがハッピーエンド。
もう世界の何もかもは女性に任せた方が良くないか。
ネトフリ初見。
劇場で見ねばだった。
成瀬浮雲よりこっち、と言おう。

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きねまっきい

4.5時間差を無視した冷徹な映像がすべて現実

2023年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「わたし達はおとな」という題の「達」だけがなぜ漢字なのだろう。
 そこにこの監督のこだわりがあるような気がしてならない。
 友だちという言葉一つとっても、普通友達とは書かない。逆におとなは、普通「大人」と書くだろう。
「私たちは大人」 普通はそう書くような気がする。
 この違和感は、過去と現在がめまぐるしく変わる映像で、さらに加速していく。
 最近の映画にありがちな、「1年前」「1年後」といったテロップがない。
 男と女の付き合い始めの初々しい笑顔の呼応と、子供を産む産まないの怒号と号泣。
 幸せそうなふたりと修羅場のふたりがせわしくオンオフする。
 ふたりでひとつとは思えない。大人のようで、実はなんちゃっておとな。
 時間差を無視した冷徹な映像がすべて現実。

 この現実は、避妊しとけばすべてすんだ話?
 この現実は、誰の子かDNA鑑定すれば、父親になってた話?
 この現実は、単なる夢見がちな男の逃げとリアルな女の現実直視の話?
 この現実は、彼氏以外の男と寝たという女の子同士の下ネタを軽く吹き飛ばす話?

 いや、白黒つけようとすると、男の言い分と女の言い分が、ただただ空中に舞うだけのような気がする。
 白黒つけようとすると、呪われた感覚に襲われるだけのような気がする。

 木竜麻生が妊娠した女子学生役を熱演。
「菊とギロチン」の純な相撲取りが、いつのまにか呪いを演じきる女優になっていた。

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ジョー