劇場公開日 2022年3月4日

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余命10年のレビュー・感想・評価

全407件中、301~320件目を表示

5.0悔いなき人生

2022年3月8日
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余命10年という言葉を聞くと僕は「短い」と今まで感じていた。

というか余命という言葉を聞くと反射的に短いと思っていたかもしれない。

だがこの映画を観ると10年という数字が残酷に思えてしまう。
短くもなく長くもなく実に中途半端だ。

さらにこの数字は10年確実に生きれますという保証ではない、もしかしたら明日死ぬかもしれないし1年後死ぬかもしれないただ10年以上は確実に生きれませんよ。こんな事を言われて怖くないわけはない。
怖くないわけないよなぁと思いながらあるシーンを見ていて思い涙した。

藤井監督と脚本の岡田さんはゆっくりと時間をかけて茉莉と和人の出会いを描く。
それぞれが背負ってた苦しさ、お互いに心惹かれる瞬間、距離感の変化これらが実に緻密に丁寧に的確に描かれていく。
俳優さんの演技も皆さん素晴らしかった。
沙苗とタケルの結末は「現実だとそんなもんだよなぁ」と妙なリアリティを出していたり。

某チ○ちゃんよりよっぽど「ボーっと生きてたらダメだな」と思えた。

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よっちゃんイカ

5.0原作との比較

2022年3月8日
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原作と比較すると言っても、解釈の違いな訳で、藤井監督は自分には無かった解釈をしていた。話の内容がお涙頂戴系であるがくどくなく、美しく儚い映画だった

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パピコ

3.5ただ、見守る。。だけ。

2022年3月7日
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鑑賞方法:映画館

家族も、闘っているのだよね。

心配や不安を隠して、ただ見守る。

ただ愛する。

そして、愛しながら再生していく、人生を構築していく。

やはり、見守られながら。。

「辛いのはどっちなんだろう」

この言葉の残酷さ。。

不治の病と知らされてなかった、友達、恋人も彼女の10年に記憶される。

坂口健太郎さんの未来までも変えてしまえるほどのエネルギーがある彼女が、何故、逝ってしまわなければならないのか。

映画なのにとても悔しく、特効薬を待ち望んでいる自分がいた。

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ムーミン

2.5違う俳優さんでつくってほしかったかな…

2022年3月7日
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茉莉一家が、顔付きが違いすぎて家族に見えなかった。
父が松重豊さんで母が原日出子さんなら、娘が小松菜奈さんになることはないと思ってしまい、その引っかかりが最後まで拭えなかったです、私は…

茉莉を小松菜奈さんが演じる必然性も感じられなかったし…それでも小松菜奈さんを茉莉にしたかったなら、姉はたとえば市川実和子さんの方が良かったと思う。

黒木華さんそんなに良いと思えなかったからそう思うのかもしれない。

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くー

4.0安っぽくない・・☆

2022年3月7日
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鑑賞方法:映画館

予告編で、タイトルを見ただけで、良くあるお涙映画か・・とスルーしていた作品だったが、
「情熱大陸」の藤井道人の特集で彼がメガホンをとり、脚本に岡田恵和の名前が
あがっていたので、鑑賞することに。

やはり、今のっている監督の作品だけあって、とても良かった。
小松菜奈が理不尽な病気に向き合う姿も坂口健太郎の不器用さも良いが、
脇を固める俳優がそれぞれに素晴らしい雰囲気を出す。
特に男性陣、父親役の松重豊、焼き鳥屋店主のそのままのようなリリー・フランキー、
主治医役の田中哲司。

病気の家族を抱える父、母、姉の葛藤が胸に迫ってくる。
小松菜奈が、処方される大量の薬を飲む順番にケースに収めていくシーンが
何ともいえなく悲しい。

泣けと言わんばかりになりそうな物語を、へんな美談にもせずに淡々と
描きながら、美しい映像で紡いでいくところが素晴らしかった。

この手の映画で、見て良かったと思える数少ない作品。

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☆ムーミン

4.5同窓会に行かなきゃ良かった…

2022年3月7日
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泣ける

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不知火 氷河

5.0マスクの予備とハンカチ必須

2022年3月7日
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チロル

5.0初めて泣きました。

2022年3月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

この映画は、始まる前からずっと観たいと思っていて今日やっと観に行くことができました。私は初めて映画で泣いたと思います。二人の切ない恋愛がとてもうまく表現されていて、とても感動し、特に後半から涙が止まりませんでした。
すごく良い作品だったと思います!

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コツメカワウソ

3.520代という人生の輝くべきときを死と隣り合わせで過ごした原作者の想いを、感性豊かにくみ取り、繊細に表現した作品

2022年3月7日
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鑑賞方法:映画館

まず、何度も繰り返される満開の桜のシーンが、
藤井道人監督の原作者を優しく見守る眼差しのように感じられ、印象的だった。
圧倒的な美しさで咲きほこる桜の力強さと、
はらはらと風に散るはかなさが、茉莉に重なる。
そして、茉莉の時間が止まっても、
桜は春がくると同じように満開に咲き、時を刻み続ける…

主演の小松菜奈と坂口健太郎もよかった。

最初、二十代の女の子がこんなにも達観したように
過酷な運命を受け入れられるものかと思ったが、
終盤、こらえきれず「死にたくない」と母親に泣きじゃくって押し殺してきた感情をぶつけるシーンには、泣いた。
小松菜奈の繊細な演技は素晴らしかった。
坂口健太郎も10年という時間とともに人間として成長してゆく和人をうまく表現していた。

RADWIMPSの野田洋次郎も、彼の鋭い感受性で、見事にこのストーリーを1つの曲として表現していた。
エンディングが沁みたー

余命を知らずに生きることを許された者たちは、だからこそ、1日1日を大切に生きる責任があるのかもしれない。

美しい映画だった。

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ぴーちぱい

5.0実話が良かった

2022年3月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

凄く良い映画でした!
また観ても泣けると思います!
感動🥲

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落合愛実

5.0二人の人生の差異が化学反応を生む名作!

2022年3月7日
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この二人のポジションが全く違います。ヒロインは生きたくても10年しか生きられません。坂口は人生に生きることを放棄したいと自殺未遂をします。逆の境涯がぶつかり合って、人間らしい化学変化を起こしていきます。まさに成長物語の典型です。ヒロインは20歳で100万人に一人しかかからない難病に見舞われます。過去映画の「10万の一」に似たシェチューションです。そして余命10年ですから、その悲壮感はズシリと迫ってきました。それでも、私たちの人生を考えれば、健康であっても若い人は余命60年と言えるし、高齢者だったら余命20年かもしれません。ですので、作品を見る方は、自分に置き換えられる部分もあると感じました。ただ、10年は人生を凝縮しているという意味では、より濃密で美しいのかもしれません。いつも思うのは早死にする人は、80年生きる人よりメンタルが強く生まれているということです。でなければ、早死の人生に耐えられるわけがありません。スタートは鮮やかな桜が見える病室から始まり、ラストも桜のシーンでエンドします。まさに桜の艶やかさを、人生とクロスさせているような気がしました。登場する役者さんたち、全員が見事に顔だけで演技しているのが、この映画の見どころでしょう。一番泣けたのは、ヒロインが「生きたい。もっと生きたい」と叫ぶシーンです。小松の真骨頂でした。

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三輪

0.5いまいち。

2022年3月7日
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kazu565

5.0心疾患の当事者です。

2022年3月7日
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知的

難しい

どうしてもレビューが書きたくて登録しました。
原作は以前読んでいて、原作よりもさらにリアリティあふれる作品になったように思いました。特に主人公の気持ちや表情はそれ相応の病への知見がないとあそこまで表現できないと思います。時々主人公が漏らす嘆き以外に心の声がないため、曖昧な部分や登場人物たちの感情の揺れが理解し難いところがあると思いますが、逆に10年をスッキリと2時間に収め、それでいて考え深く纏めていると思います。現実に近づけた結果なのではないでしょうか。また、時の経過を1人一役でやり遂げるメイク、映像の技法も素晴らしいです。薬や病院の器具も主人公の病で実際に使用される物で、それを知っている身としてはゾワゾワしました。
私もまだ20代ですが長くは生きられないようです。命の宣告はされていなくても、情報にあふれる世の中で自分の病を調べ、落胆しすぎるわけでもなく、終わりが見える人生をただ必要最低限の人との繋がりで完結させようとしていました。色々あって結婚も就労もしていますが、術痕さえ見えない服を着てしまえばまだ社会に溶け込めるので、病のことは本当に必要な人にしか告知していません。映画がただのフィクションではなく、現実にこのような人もいるんだなと、この作品がいろんな人の心に少しでも残ってもらえたら嬉しいです。

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かみなり

3.0これも連ドラの様にじっくり観たい作品

2022年3月7日
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ラストは亡くなったと言うこと?坂口 小松はこう言った役が定番みたいだが これも糸と同じで長い期間を短い時間で総集編的で描きちょっと感情が伝わらない いつもこの手の作品観て思うのだがそんな簡単に男女は深くつきあえるものなのか?

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ゆたぼー

5.0健康なからだを持つ私たち

2022年3月7日
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泣ける

悲しい

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よしくん

4.0普通の人生がどれほど幸せか

2022年3月7日
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年号を追っているわりには、コロナ渦はないのだなと、ちょっとしたツッコミを入れてみたいです。

好きな人が出来て、楽しい日々を過ごし、時には喧嘩して別れの危機があったり。結婚して子どもが生まれ、子どもに育てられて親になり、そんな普通の人生が、どんなに幸せな事かを改めて感じる映画でした。
映画のストーリーは、一直線に主人公の死に向かって行きます。心が元気でないと、耐えきれません。
寿命を知る若者のストーリーですから、大体は想像がつきます。想像どおりに映画は進み、終わりを迎えますが、それでも見て良かったな思える映画でした。

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へなもん

4.0ありきたりな難病恋愛映画かと思いきや…

2022年3月6日
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といぼ:レビューが長い人

3.0新海誠かよ

2022年3月6日
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音楽良し、画良し、でも中弛みとストーリーの詰めの甘さが目立った

完全に新海誠。中身がツッコミどころ満載
藤井監督らしく無い作品だった
あと小松菜奈が大泣きしてるはずのシーンで涙一筋しか出てなくて一気に作品から冷めた

あと個人的には、なんで男別れちゃったんだよぉぉ
病状落ち着いてる時だけ付き合って、小松菜奈がサヨナラしたらなんでそれに従ったんだよぉぉなんで死ぬまでそばに居てあげなかったんだよぉぉ

原作がそうなら仕方ないけどオリジナルでそうなったなら腹が立つぞ

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xiangxiang617

4.0どの視点からも観られる

2022年3月6日
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主人公の視点、家族の視点、友達の視点、彼の視点、どの場面でも共感できるところがあったり、ぐっと気持ちが揺さぶられる場面がありました。
小松菜奈さんの表情がとても繊細で引き込まれました。

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ぼんじり

3.5不治の病という、ありがちなテーマだが、期待をはるかに超える、美しい作品に仕上がっている。

2022年3月6日
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桜がひらひらと、艶やかに、そしてはかなく散るように、“まつり“の命も散っていった。
しかし、彼女の心は永遠に和人の心の中に残り続ける。
まつりは和人との別れを選択した。
きっと、病に倒れる前の、美しい思い出を心に抱いて、旅立ちたかったのだろう。
結婚という選択肢は選べなかった。それは、和人の幸せを願う気持ちだったのではないだろうか。
まつりはベッドの中で夢を見た。自分の果たせなかった夢を見て、最後に和人の手を握り、微笑みながら、あの世へと旅立った。
彼女の美しい心は、永遠に人の心に残り続けるだろう。
永遠に、いつまでも…。

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caduceus