余命10年のレビュー・感想・評価
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星、5つじゃ足りないです
生きてるって、些細なことでも幸せなんだって、当たり前のことをとても深く感じさせてくれました。
そして、切なすぎる話なのに、生きる勇気さえ感じさせてくれました。
死んでいく人と、残された人と、どちらが悲しいんだろう…
とにかく泣きました。
期待以上です。
原作者の小坂流加さんのメッセージが凄い。
小松菜奈さんと坂口健太郎さんの演技が美しすぎる。
黒木華さん、原日出子さん、松重豊さんの演技が凄すぎて、涙が止まりませんでした。
リリーさんの存在感も凄いです。
多くの人に観てもらいたい!
RADWIMPSに座布団2枚!
RADWIMPSのエンディングの歌詞に座布団2枚!
小松菜奈の稀有な美貌に座布団1枚!
リリーフランキーのさり気ない演技に座布団1枚!
ストーリーは予測通りの展開で10年を2時間強で描いてる割に短く感じずベタな展開で途中退屈したところもあったけど、後半は泣いていました。
RADWIMPSの曲で再びうるうる。
世界中の人から10分ずつ時間を貰うなんて発想も素晴らしすぎる想像力。
もし、あと1年しか生きられないとしたら何をするだろうと思いながら観ていました。
そして主人公の立場ならどうするだろうと。
自分なら坂口健太郎のカズに渡された指輪も受け取るし、籍は入れずに挙式かフォトウェディングするな。決して別れたりしない。
性格かな(笑)
それと、カズも別れるもんか!と漢気見せて欲しかった。そういう男気のある男が観たいな。
坂口健太郎と音楽は美しかった
泣きっぱなしでしたが見終わって何だかモヤっとした気持ちが消えず…
個人的には茉莉の気持ちにどうしても感情移入出来ませんでした。
どこかしら、どうせ私はあともう少しで死ぬし…と思いながら生きた10年間に思えてしまいました。
ただ病気になってから10年を生きただけ。若いからその10年を生きるだけでも辛かったね、頑張ったねと言う意味があるのかも知れませんし、若い一番楽しい10年を病気で奪われた本人にしか分からない感情なのかも知れない。そしてそれを描きたかったのだと思うのですが、その10年がとても残念。
楽しく生きるも10年、苦しく生きるも10年、同じ時を生きるならもう少しかずくんと共に生きて欲しかった。
ただただ切なすぎました。
これ以上一緒にいると死ぬのが怖くなると話していて、お母さんに死にたくないと泣きついていたのでこれ以上苦しみたくなかった、そう言われればそれまでなのですが…
人は必ず死にます。
そう思うと私なら悔いが残らないように今ある環境で一番幸せに生きたいと思うのは40代になった自分だから思う感情なのかも知れませんが。
ただただ相手も自分も傷付け10年が終わるのはとても悲しい。
そう思うとごめんなさい、茉莉を演じる小松菜奈が素敵に思えなかったです…
頼りない坂口健太郎の演技と雰囲気と音楽はとても美しかったです。
稀有な才能の小松菜奈
はい。よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。
実話ベースのお話です。多分ですが小松菜奈が主演じゃなかったらスルーしてたかもしれません。初めて観たのは「渇き」です。不良少女を嬉々と演じていました。唐突に笑い出すのが衝撃的でした。
その後、惚れた弱みと申しましょうか追いかけるわけですよ。「僕は明日、昨日の君とデートする」はぶっ飛びました。もうタイトルが超絶ネタバレ。つまり男性側が初め手を繋ぐ。女性側から見るとと最後なんです。
だから突然泣いたり先の事を知っていたり・・・奇想天外な話しなんですけど説得力がある。もうね小松菜奈じゃなきゃ成り立たない。凄い凄い。
神さま、仏さま、小松さま。雨、雨、小松、雨、小松。
小松の親分さん!
表彰状、あんたはエライ!
それは小松でも小松政夫じゃねえか‼️
さてと・・・この映画の感想に参りましょうか。
大体ね、余命10年ってタイトルからして難病ものでしょうが!わかるよわかる。泣かせに入ってるんでしょ。
よーし今回は泣かないぞ。そう決めました。そして・・
予告編の「バズ・ライト・イヤー」を観ていました。音楽がデビット・ボウイのスターマン。
あれ?あれあれ?私の頰が濡れている。泣いてないよ!涙は心の汗だ!
ちょろい。予告編で泣きました。さて本編ですが・・・やはり泣きました。ちょろい。
が、その前に暫し個人的な話しを、約一ヶ月前にドライブ・マイ・カーを観てから囚われているんですよ。払拭しようと思い、違う映画を観てレビューして・・・
またドライブ・マイ・カーの追記をして・・・考えて考えて。もう身内なんですね。
そうしたら、この映画に三浦透子さん!多分身内じゃなきゃ忘れるくらいの小さな役。笑ってる私の透子が!笑ってる。頑張れ透子!
ストーカーか‼️
この映画は涙のずらしテクニックが抜群です。ヴィトリオ・デ・シーカ監督の「ひまわり」を思い出しましたよ。泣かせる場面かと思いきや泣かせず、最後にドーンって感じ。
いやあ映画っていいもんですね。
水野晴郎か‼️
豆知識のコーナー
江戸幕府、三代将軍の徳川家光が鷹狩りで小松川を訪れた時の事です。名産の葛西菜のお吸い物を提供しました。
うむ、美味であるな。今日からこれを小松菜と命名せい。
江戸川区の小松川から来ています。
泣きたい人も泣きたくない人も観ておいて損はありません。小松菜奈は一生見て入られますからね。オーラが違いますからね。
はい。この映画を面白く語れるのはこれが限界。
読んで頂きありがとうございました。
(大丈夫ですよね?)
日々のかけがえのなさと生きていくことの大切さ
泣かせよう泣かせようとしないから、ずっと泣いてしまう。
逝く者と残される者と、どっちが悲しいんだろう。
最初に葬儀のシーンで妻に先立たれた夫の悲しむ姿を見せられたから、茉莉が人と深く関わることをためらうのがよく解る。
辛い、辛いからこそ、一日一日のかけがえのなさが伝わってくる。
最後に思い出(録画)を消して、脳裏に浮かべるのが
持つことのなかった未来の姿。
辛い、辛いからこそ、生きていくことの大切さが伝わってくる。
この作品を観た人がみんな、和人のように生きることに前向きになってほしい。
そういう思いを込めて作っているから、悲しいだけのメロドラマになっていない。だからこそ余計に泣けてしまった。
観ている間は面白くても映画館を出たらすぐに忘れてしまう作品が多いけど、「映画観た〜」て思える作品でした。
丁寧に作られている映画は、画面の奥行きが違う(「シラノ」と今作観て気づいた)から、いつまでも記憶に残る。
テレビドラマの劇場版はいくらスケールアップしてても、、、。
小松菜奈はこういった役が本当に合うというか、顔見てるだけで泣けてくる。
NHKのドラマで警察の庶務課の女の子を演じた時のコメディエンヌぶりが好きだったけど、共演が小出恵介だったからもう見ることはできないのかな。
光る役者の演技力
本当に素晴らしいの一言でした。事前にほとんど情報を入れずに観に行きましたが、終始ストーリー展開も素晴らしく、そこに役者さんの素晴らしい演技も重なり、非の打ち所がない映画でした。過去一映画で泣いたと思うくらい泣きました。
いい映画だとは思う。
非常に良い映画であることは間違いない。
ただ、泣くほどではなかった。試写会でも泣いてる人はたくさんいたが題名からも予想できるし、所謂、恋愛と病気を題材にした映画通りの展開なのが途中で分かり、やや萎えた。
2人の演技は凄いし、周りのみんなの演技も良い。
この映画で一番萎えたのが2人の出会い。同窓会で再会して後日再開して呑んでそこから恋愛が始まるってのが無難すぎる。この点はもっと大事にして欲しかった。
来年のアカデミー賞のどこかには入ってくるレベルの話題作になってることは、間違いないので見たい人は是非見ることをお勧めします。映画の展開を考えないで見れば泣けるかも。
生きる大切さを教えてくれる作品です😊
いつまでも生きられると勘違いして、毎日をだらだら生きてきた自分が。
この主人公を見て、自分も後がない焦りのようなものを感じたのは何故だろう😨
一生懸命生きる大切さを教えてくれる、時間の大切さを教えてくれる、そんな作品です❗️
是非観てください😊
ベタながら、やっぱり泣かされる
小松菜奈、 上手い!
ふとした表情や仕草で想いが伝わります。
これぞ女優。
日本アカデミーとった有村架純よりもずっと上手いと思いますが。
この映画を観て、あらためて、今与えられてる命のありがたみを感じました。
最期まで生ききらんとあかん。
恋人役の坂口くんも、とても良いです。
大切な人ができたことで、どんどん前向きに、いい顔になっていく。
父役の松重さんも好き。
とにかく監督が「新聞記者」「ヤクザと家族」の藤井さんなので。わたし的には必見でした。
涙腺が崩壊したのであります
涙腺がすごい事になります
そんなに映画をみて泣く事は
少ないのですが
涙腺がすごい事になったのであります
泣かせに来てるし
泣きに来てるのであります。
この作品が実話をもとにして
作られたと知り
謹んでご冥福をお祈り申し上げます
俳優陣の演技は一つ一つ素晴らしかった思う。 原作は読んでおらず、映...
俳優陣の演技は一つ一つ素晴らしかった思う。
原作は読んでおらず、映画という枠組みで全てを詰め込むことは難しかったと思うが、10年という明確に死を意識した時間を生きた主人公、共に過ごしたご家族、恋人、周りの友人たちの生き様のようなものをもっと感じたかったかなと思った。
小坂 流加さんが実際に生き抜いた姿は映画には及ばないと思うため、低評価とする。
劇中、鑑賞後もずっと涙が止まらなかった。 小松菜奈演じる茉莉が20...
劇中、鑑賞後もずっと涙が止まらなかった。
小松菜奈演じる茉莉が20歳の時に不治の病に侵される。その時点から10年を家族、友人、彼氏の変化、茉莉自身の変化を藤井道人監督が繊細かつリアルに描いた本作。
なんと言っても本作の小松菜奈が演じた茉莉の病に打ち勝とうと懸命に生きながらも徐々にやつれ、疲弊していく演技には胸が痛くなった。
また、脇を固める茉莉の家族、友人の表情、茉莉に寄り添う姿は切なく、自分の家族や友人がこの映画のような病に侵された時同じように向き合い続けられるか問い掛けられたかのように感じた。
茉莉を取り巻く中で坂口健太郎演じる和人の変化には多くの人が共感でき、自分に希望を抱くことができるキャラクターだと感じた。祭りと出会うことで自分の人生、命に真摯に見つめる過程は観客と最もシンクロしていたと思う。和人を支えるリリーフランキーとの関係性にもグッときた。
茉莉が人生をかけて病と向き合う姿に呼応して和人、家族、友人が自分と向き合い一歩踏み出す悲しさだけでは終わらない本作ら自分自身を見つめ直すきっかけとなった。
原作とは別物かな?
原作とは終わり方など違いました。やはり2時間で終わらす映画の難しさを感じました。
今回の映画で満足されなかった方、物足りなかった方は是非、小説の余命10年を読んでいただきたい。
ただの泣ける本ではないです。
色んなことを思って泣いた
この病気のことはよくわかりません。
でも娘が「もっと生きたい」と言って泣いたりしたら、親としてはたまらない気持ちになる。
特に悲しかったのは自分の思い出のビデオを消去していくシーン。消す気持ちも消せない気持ちもよくわかる。無理に消さなくてもいいんだよと言ってあげたくなった。和君とは旅行以後、会わなくなったのだろうか。和君、別れなど納得せずに「最後まで一緒にいよう」と言ってほしかった。エンドロールのRADWIMPSの音楽も良かったけど、私の脳内には荒井由実の「ひこうき雲」が流れていました。坂口君も小松奈々さんもとても良かった。見れて良かったです。
優しい物語
まつりちゃん、和人くん、まつりちゃんの家族や友人、医者。それぞれがお互いを思いやる優しい物語。
病気で余命宣告されているだけのお涙頂戴物語ではない。でも、始まって1分で涙止まらなくなる。
藤井監督のファンとしては田中哲司と山中崇が悪い人じゃなくて、ホッとした。
松重さんの静の演技に引き込まれた。
切なくて重たい作品です
余命10年というタイトルであらすじの予想はつきましたが切なくて重たい作品でした。坂口健太郎くんが小松奈々ちゃんに想いを寄せ交際を申し込むのですが、自分が不治の病であることを言えずに交際を始めるくだりは奈々ちゃんに共感出来ませんでしたが自分の死がせまり健太郎くんとの想い出のビデオを消していく奈々ちゃんの切ない演技は涙が出そうになりました。ストーリーに納得出来ない部分があるものの出演者皆さんお芝居が上手くて感心いたしました。
良かったケド・・・・
良かったケド・・・・
思った以上に全然泣けなかった・・・
何故と考えてみた・・・・
小松菜奈演じる茉莉、坂口健太郎演じる和人、人生に諦めを感じていた二人だが、お互いの出会いによって生きたい、生きようと、愛する人への思いの描写がもっと強くても良かったのでは・・・・?
好きな人との出会いはとても素晴らしく、その人の事を考えると胸が張り裂ける思い、一緒の時間を過ごすと他にはなにもいらない位な描写があれば泣けたのかなと思う・・・
うるうびと
原作者の方が実際に病気を患っている最中書かれた作品というのもあり、自伝に近い作品だと自分は考えています。そのため、「死」を扱う作品の中でもずば抜けて説得力のあるものに仕上がっていました。
・背景の撮り方が抜群にうまい
和人と茉莉が和解し笑い合うシーンで桜吹雪が起きるシーンを筆頭に、日本の四季の場面はどれも美しく、日本という国の色とりどりな景色を堪能できました。この描き込みは新海監督作品の様なアニメ的な美しさがそこにはありました。藤井監督は「DIVOC-12」内の作品でもMV的な美しさを体現していたので、そのシーンが節々に詰め込まれていてとても良かったです。
・役者陣の熱演
小松菜奈さんは病気を患う女性を演じる事が多いですが、それらや過去の作品含めて1番の演技だったと思います。背負っているものは多いけれど、それを感じさせない明るさとそこはかに潜む暗さの演技分けが素晴らしかったです。作中の食事シーン、「糸」でもカツ丼を食べていた時になんか凄いなと思いましたが、今作は短いながらもそのシーンが記憶に強く残っています。暴飲暴食なのですが、病気や人間関係に詰まった鬱憤を晴らす様に、忘れる様に食べる姿はとても生々しく人間らしいなと思い感動しました。病院でのシーンのために体重をしっかりと落とすなどの努力も並々ならぬ力の入れっぷりを感じました。坂口健太郎さんは序盤こそ痩せこけて自分に自信のない様に見えましたが、茉莉と出会ってから前を向き、徐々に自分に自信を見出してきて人を思いやれ、自分の店を持つという2時間の尺で成長をたっぷり感じる事ができました。優しさというものが滲み出しているというか具現化している様な柔らかな表情に惚れ惚れしてしまいました。他の役者の方々も隙のない優しい演技に魅せられ、人間関係のギスギスも少なめだったのも好印象です。
・劇伴で語る物語
RADWIMPSが今作の劇伴を担当している事もあり、耳馴染みがありとても落ち着ける音楽が物語を包み込んでくれています。挿入歌のポジションをピアノに置き換えてダイジェストで物語を進めるシーンもありますが、これがダイジェスト感をあまり出さずにしっとりと物語に引き込んでくれてとても良かったです。主題歌の「うるうびと」の歌詞も野田さんの哲学的な言葉がふんだんに散りばめられていて好きです。
この手の作品は邦画ではかなりある部類であり、差別化は難しいと思っていましたが、役者陣の演技×撮影技術の卓越っぷり×心地良い劇伴と隙のないクオリティの邦画が出来上がっていました。映画のために端折った部分はちょくちょく垣間見えましたが、それでも総合的には感動できる良い作品でした。製作陣、役者陣の皆様お疲れ様でした。
鑑賞日 3/12
鑑賞時間 12:15〜14:30
座席 J-12
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