竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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あまり考えずに観れば(聴けば)星5
ストーリーにはツッコミどころしかないけれど、
映画館でのスクリーン映像と迫力のある音楽を重点おけば
星5つでもいいのかなとおもえるくらい、
主人公の声優の歌が心に響く。
ストーリーにうるっとくるというより、
その時その時の場面と歌と映像が美しくて泣きそうになる
…ただ、ストーリーという現実にたびたび戻されるので
涙はひっこんでしまうけど
途中しんどい
話は酷いと思うの
二人の男を弄ぶ女になってんじゃん
映像と音楽と声優は◎
これが、細田守。
細田守は個人的に好きな監督であるが、本作『竜とそばかすの姫』は特に力が入っていると感じた。
細田守といえば、やはり細かい部分まで描かれるアニメーションが定番である。劇場で見ると改めてそれがどれだけ素晴らしい力であるかよくわかった。
脚本も退屈させない、型がしっかりしていたと思う。インターネットの世界と現実世界は繋がっていて、大切な人はすぐそこにいる、そんなメッセージがまっすぐ自分に伝わった。
中村佳穂の歌声には驚いた。私は中村佳穂を名前しか聞いた事のないような人間だったが彼女の歌声は間違えなく私たちを震えさせた。
ストーリーが公開された際、『サマーウォーズ』と被っているなどの意見が多くみられた。が、それは違う。新たに『歌』という新たな感動を詰め込み、日本のアニメーションを『映像』『音楽』『脚本』という3つの柱で細田守が固めた、そんなふうに思った。
細田さんに社会問題を求めてない。
ありのままの姿で勇気を持って立ち向かうこと
ネットの中とリアルの社会でのギャップを抱えながらも、勇気を持って立ち向かう主人公の姿に好感を持てた。
リアルとネットで2面を持つことは必ずしも悪いことではないが、face to faceでのコミュニケーション同様、相手を思いやる心は持ち続けるべきである。
スクリーンでこそ見るべき
『サマーウォーズ』で細田監督の作品を知り、本作品も仮想世界が描かれていると知り、
それ以外の予備知識はなく鑑賞しました。
印象的なシーンが多くて、綺麗で、感性に訴えかけてくる映画でした。
見る価値はあると思います。
既視感のあるストーリーだなと思いながら見ていたのですが、それもそのはずで
ヴィルヌーブの『美女と野獣』がモチーフだったんですね。
そういう意味では大筋のストーリーがディズニーでもお馴染みのお話なので、
あらかじめそれを知った上で、現代の日本作家が作る『美女と野獣』として見ると面白い作品だと思います。心が揺さぶられる展開も多く、繊細な『美女と野獣』みたいな世界観というか。(表現が難しいですが…)
細田監督ならではの素晴らしい作品だと思います。
圧巻のオープニングから始まり、視聴覚がばっちり刺激されました。
ということで、これは映画館で見る方がいいかなあ。
最後、周囲の大人が
面白かったけど置いてかれた感もある
私にとって泣くところはありました
素直に心震える
前置きしておきます。
僕はあまりディティールとかつじつまとか伏線にこだわらずわりとバカ正直に映画を観る人です。
評論家を気取るつもりもありません。
素直に感動した。
1人の少女の成長を描いた物語。
地方の高校でトラウマで歌えなくなった高校生がネットの世界で世界的有名な歌姫となりそこで出会った嫌われ者に寄り添いトラウマを克服した話。
アニメでしか表現できないであろう映像美。
シンガーソングライターを採用した本格的な歌と楽曲。
サマーウォーズにも見られた世界的な事件が起きてるのにこぢんまりとした終わり方。
うまく言えないけどもネット世界で大騒ぎだけども現実は意外とこんな物という感じが好きなんです。
ネットで大騒ぎするほど現実はもっと普通というかそういう感じが。
ネットで情報が溢れているこの時代ですが、ネットでどんなに大騒ぎされてようと知らない人もいっぱいいるわけでネット世界が全てなんて思わない方がいいと思うのです。
批判的な意見も多数みて思ったのは批判している人の多くは
ネット世界のディティールが弱いとか
現実感がないとか
伏線がないとか
話のつじつまが合わないとか
ですかね。
おーなるほどーって思いました。
僕はあまり深く観れてないなぁと感心しました。と同時にそこまでつっこむ所かなぁなんて。
たぶんそこを突き詰めると説明的な冗長さが出てきて面白くないなって逆に思ったんです僕は。ホンマ単純ですんません。
この映画の面白さは
1人の少女の心の成長していく姿
歌と映像の素晴らしさ
広い世界でたまたま出会えた人の心の支えになれてお互い強くなれた感動
それを現代風に描いた映画だと思うのです。
だから深く考えたり伏線とかディティールが気になる人は楽しめないんだろうなぁ。
賛否両論は仕方ないのかも。
僕は単純なんですね。
普通に感動して涙腺がゆるんでしまいました。
開始5分の映像&音楽美で心を鷲掴み。
夏に金曜ロードショーの細田守作品3連発を観て、よっしゃ観に行こう!と思って劇場へ。メディアの狙いにバッチリハマる。
正確にはサマーウォーズ放送日の朝のモーニングショー、つまり公開初日にチケットを購入。
我ながらそんな早く行ってどうするんだ?という感じだが、どうせ乗るなら流行りにとっとと乗りたいタイプなんだよ。
多人数が出てきてテンポ良く進むのは事前に観たどの細田作品の観ていて感じた事だが、二時間ちょっとではそれぞれの掘り下げをするには少し足りないのかもしれんな。
主人公すずと親父、または竜の正体と家族との関係だったり、幼馴染のしのぶ君と友達以上になれるかだったり、もっと推し進めて欲しい部分でそのまま終わってしまうのがもったいなくも感じた。
しかし開始5分くらいのところや、合間にベルが歌う場面での映像美と音楽には心を鷲掴みされたね。あそこだけを総集編にしたMVが観たいくらい。
ベルと竜が心を通わす場面は非常に『美女と野獣』に近いが、後日バラエティ番組で細田監督が影響を受けた映画として挙げていたから思いっきり意識して入れたんだろうね。
個人的に一番好きなキャラはすずの友達のメガネのヒロちゃん。
ベルがバズりまくっていくところテンション上がってやたら巻くしたてるところが何か可愛かったよ。
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