竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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素直に心震える
前置きしておきます。
僕はあまりディティールとかつじつまとか伏線にこだわらずわりとバカ正直に映画を観る人です。
評論家を気取るつもりもありません。
素直に感動した。
1人の少女の成長を描いた物語。
地方の高校でトラウマで歌えなくなった高校生がネットの世界で世界的有名な歌姫となりそこで出会った嫌われ者に寄り添いトラウマを克服した話。
アニメでしか表現できないであろう映像美。
シンガーソングライターを採用した本格的な歌と楽曲。
サマーウォーズにも見られた世界的な事件が起きてるのにこぢんまりとした終わり方。
うまく言えないけどもネット世界で大騒ぎだけども現実は意外とこんな物という感じが好きなんです。
ネットで大騒ぎするほど現実はもっと普通というかそういう感じが。
ネットで情報が溢れているこの時代ですが、ネットでどんなに大騒ぎされてようと知らない人もいっぱいいるわけでネット世界が全てなんて思わない方がいいと思うのです。
批判的な意見も多数みて思ったのは批判している人の多くは
ネット世界のディティールが弱いとか
現実感がないとか
伏線がないとか
話のつじつまが合わないとか
ですかね。
おーなるほどーって思いました。
僕はあまり深く観れてないなぁと感心しました。と同時にそこまでつっこむ所かなぁなんて。
たぶんそこを突き詰めると説明的な冗長さが出てきて面白くないなって逆に思ったんです僕は。ホンマ単純ですんません。
この映画の面白さは
1人の少女の心の成長していく姿
歌と映像の素晴らしさ
広い世界でたまたま出会えた人の心の支えになれてお互い強くなれた感動
それを現代風に描いた映画だと思うのです。
だから深く考えたり伏線とかディティールが気になる人は楽しめないんだろうなぁ。
賛否両論は仕方ないのかも。
僕は単純なんですね。
普通に感動して涙腺がゆるんでしまいました。
開始5分の映像&音楽美で心を鷲掴み。
夏に金曜ロードショーの細田守作品3連発を観て、よっしゃ観に行こう!と思って劇場へ。メディアの狙いにバッチリハマる。
正確にはサマーウォーズ放送日の朝のモーニングショー、つまり公開初日にチケットを購入。
我ながらそんな早く行ってどうするんだ?という感じだが、どうせ乗るなら流行りにとっとと乗りたいタイプなんだよ。
多人数が出てきてテンポ良く進むのは事前に観たどの細田作品の観ていて感じた事だが、二時間ちょっとではそれぞれの掘り下げをするには少し足りないのかもしれんな。
主人公すずと親父、または竜の正体と家族との関係だったり、幼馴染のしのぶ君と友達以上になれるかだったり、もっと推し進めて欲しい部分でそのまま終わってしまうのがもったいなくも感じた。
しかし開始5分くらいのところや、合間にベルが歌う場面での映像美と音楽には心を鷲掴みされたね。あそこだけを総集編にしたMVが観たいくらい。
ベルと竜が心を通わす場面は非常に『美女と野獣』に近いが、後日バラエティ番組で細田監督が影響を受けた映画として挙げていたから思いっきり意識して入れたんだろうね。
個人的に一番好きなキャラはすずの友達のメガネのヒロちゃん。
ベルがバズりまくっていくところテンション上がってやたら巻くしたてるところが何か可愛かったよ。
現実問題を取り扱った割に…
結局の所Uの世界観が深掘りされてないから補完のしようがない所がある。
そこに目を瞑った上で深掘りしてみても、現実描写の場面なのにご都合主義辛いという箇所が割と見受けられる。
特に目立ったのは主人公周りのキャラクターの心情描写。Uではなく現実描写のターンのはずなのに
「この心情は絶対ありえないだろ」とツッコミを入れたくなる場面が多かった。
自分はそこで「現実問題を取り扱ってるのに幕引きがファンタジーじみてる」っていう細田作品の悪いとこが如実に出たような気がして2回目行こうとは思わなかった。
大まかな要素として、
「ストーリーの主軸の考察はある程度の伏線描写から補完可能だが、不確定要素が多すぎで納得がいかない」
「主人公の周辺人物の心情描写が雑、不可解」
「舞台設定に含みを持たせてるのが逆に迷走を招いてる」
「ストーリーの作り込みが甘い」
この4点よりストーリーには没頭出来なかった。
ここら辺補完した書籍でも出たらまた見方が変わるのかもしれないが、ストーリーに高評価は出来ない。
音楽・表現・挿入歌の点で+1。これは素直に没入出来る。
<結論>映画館で見たら2回目はいいや。
例えて言うならパフェのような作品
映像美や圧倒的な音響のこだわり、日本アニメーションらしい細微なCGディティールから入り、作品世界への没入感一瞬にしてある。
現実生活や過去のトラウマからくる現実逃避と成功する仮想空間の二面性を交互に進めていき、終盤になるにつれそれが、一つのストーリーへと束ねられシンクロしていく構成であり、感情移入しやすい作りになっていると思います。
パフェと例えたのは終盤になるにつれ、作中に溜まった疑問やあるであろう答え合わせがなく、コーンフレークのようなやや、肩透かしというか、あれはどうやった?感のある転結だからです。
合唱のメンバーやリアル同級生などベルの素性を知る人々のアズは作中出てきて、「こんなキャラクターなのか!」と思えるのですが、キーとなるのかな?と思ったアズとリアルの人々の答え合わせがなく終わる点、すずは付き合うのか!?など、パフェでいうと最後の底のちょっとのところにスプーンが届かないモヤモヤ。
ただ、終わって思い返すとあれはああいうことなのかな?あれはそういうことなんだろうなのような余韻のマジックはすごいです。
結構しっかり記憶にのこる作品です。
最初の圧倒的な彩り豊かな美しいところから底細りが少しこのモヤモヤさに拍車をかけます。
この伏線回収だったり、答え合わせというところはBlu-ray発売のOVAなどで収録されてたりすると、作品世界のひとつのピリオドが打てるので、期待したいところです。
ポイントポイントで美女と野獣のオマージュカットや曲を入れるところなど飽きさせない工夫、考えながら観てても話の主軸がスッと入ってきやすいところは大人から小学校高学年くらいまで楽しめるのではないかなと思いました。
ちなみに場所を特定しようとしたシーン。
二子玉川で観てると「ここらへんじゃん」と思えるので違った没入感がありますよ!
アニメでしか表現できない世界観に感動
中村佳穂のMV
こうゆう起承転結がうまくいかない映画は物語ではない。見た後から消化不良がとまらん。気分悪くなる。
良かった点は、絵、音楽、パートごとの演出部分、高知県の仁淀川、校舎の作画
特にネット世界の美しさ広大さ、主人公の歌の素晴らしさに目を見張った。
そこだけは良かった。
久しぶりに映画で見て良かったと思ったが、、、、、、、
悪かった点は、無駄に多い登場人物がほとんど伏線がない点。
主人公のなろう系の自己中心性。なんで周りがあんなに協力的。展開が唐突すぎる。
途中からどこに向かうか意味不明になる。
多分、別の映画を3つ強引に繋げて作ったと思ってしまう。
場面の演出に凝りすぎて最後に伏線があるかと期待したが、全くなかった。
見たあとずっと消化不良気味。
オリンピックの開会式閉会式のよう。
初めの方は演出に感動してネット世界が凄い事になってきたと興奮するが、途中からずっと疑問符❓が止まらなくなり、竜と主人公の関係が本質的に全くない、世界の人達との繋がりに具体的な意味がない。登場人物に伏線がない。要するにドラマがない。カタルシスを全く感じない。未だに消化不良が止まらん。高評価な人は、多分想像力で補完していると思う。
10年前に見たマドマギは、同じぐらい素晴らしい映像で、
ちゃんと物語を完結させたが、これは中途半端すぎる。
見るんじゃなかった。
ストーリーが残念
映像美!
低評価は気にせず、驚異の映像と音響を映画館で楽しむべし。
「竜とそばかすの姫」をTOHOシネマズ日比谷で鑑賞。細田守作品は、傑作「おおかみこどもの雨と雪」以来。実は、映画.comのユーザーレビューがいまいちなので、どうしたものかと思って躊躇していたが、凄く良かった😍‼️
ホント、低評価のレビューなんかに乗せられずに、映画館に行ってよかった!元々、日本の映画評論家の批評は、褒めてるのか貶してるのかわからないので参考にならないが、日本の場合は映画サイトのユーザーレビューも当てにならない、特にアニメはマニアの感情が入るので(トイストーリー4のレビューとか典型)参考にならないことも多く、映画を観に行くときの指針がないので困ってしまう😔
ネタバレは勿体ないので、細かくは書かないが、「おおかみこども」が大好きな私としては、本作もテイストの似ているところがあって、うるうる😭💦
主人公の「ひたむきに頑張る姿」、胸を打たれるものがあった。
確かに、ストーリーに突っ込みどころはいくつかあるが、映像と音楽のパワーで十二分に押し切っており、観る価値のある作品。こんなパワフルな世界観、なかなか映像化するのは難しいはずで、まさに、marvelous❗️驚嘆させられる。
アニメでは新海誠作品が大好きな私だが、細田守作品もさすがのcreativity(想像性、創造性)。個人的には、宮崎アニメより、こちらのほうが好き。
確かにストーリーにやや難があるので、ホントは甘めで星4.5くらいが妥当だが、3点前半とかありえないので、あえて星5つ⭐️
映像と音響が大変素晴らしいので、前後左右一席空いている今こそ、人が少ない時間帯にぜひ、映画館のスクリーンで観るのをお勧め。
歌と映像は良かったです
稚拙だが絵が綺麗 以上
映像と音楽は良かったので+1点
映像と音楽は良かったです。IMAXで見てよかった。
でも長尺のシーンは見続けるのが苦痛になるところが時々ありました。特にライブの前座みたいなシーン。
脚本は残念でした。宣伝にあった「この出会いは偶然ではなかった」は何だったんでしょうか?展開がなかなかに無理矢理でしたが、美女と野獣のオマージュがやりたかっただけですね?
話の締めは監督の倫理観の薄さを感じました。社会問題の扱い方が気持ち悪すぎて不誠実にも程があります。本当に脚本のネタでしかないんだろうな。論外です。映画は脚本あってこそだと思っているので、今後細田監督はMVとかにでも注力していただきたいです。
まあ、批判も含めてもっともっと盛り上がれ!ですものね。次回作はもう映画館で見たくないです。苦痛。
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