竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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シノブは良い男だった
今年34本目。
時をかける少女のチアキも同様だが、主人公スズが想いを寄せている幼馴染のキャラクターであるシノブがイケメン過ぎた。
Uというメタバース上でのもうひとり自分となるアバターasという設定はサマーウォーズとほぼ同じだが、やっぱり良い設定だなと思う。中高生の内気で夢見がちな女の子はこの映画でいくらでも妄想できそうだ。
〈U〉と竜は、まぎらわしい…
細田守監督が、この業界に残るきっかけとなった「美女と野獣」を現代風にアレンジし製作したという作品。
CGを多用した美しい映像と、美しい歌声に魅了される2時間でした(^^)b
すず役の中村佳穂が、初演技とは思えない演技で、1番の不安要素を吹っ飛ばしてくれてました(^^)b
もちろん、幾田りらもね(^^)b
ただ、すずがベルになったいきさつなどが、ちょっと分かりづらかったなど、イマイチよく分からないところが所々あって、ちょっとモヤモヤ…
中身は昭和臭いおじさん構文
この物語の世界にはUという仮想空間が存在する
このUはアカウント数が50億という世界人口の半数以上を占めるユーザー数を獲得している
今現在、世界のSNS人口は40億人と言われている
この数字を見比べてもこのUが大衆に支持され人々の生活に溶け込んでいるかがわかる世界となっている
まさに、もうひとつの世界と言って遜色ないだろう
そんなUはアズという自分の分身となるアバターを作成し、もう一つの世界Uでもう1人の自分として生きていくのだ
『もう一つの世界なら何度でもやり直せる』
まさに、今世間を騒がせているメタバースであり
間違いなく近い将来訪れるであろう近未来だと思う
そんなデジタル、未来、メタバース、SNSをテーマに掲げた作品である
テーマも面白そうだし映像も凄く綺麗
だが何がこの映画の評価を下げたかと言うと他のレビューを見れば明白、脚本なのだ
自分的に評価が下がった原因は
結局いつもの人間はこうあるべき
だから人間は美しいみたいな
懐古的な視点が心底しらける
せっかくメタバースとデジタルな今風のテーマを出してきたのに蓋開けたら結局アナログ作家が書いたデジタルとは程遠いアナログ物語
何度も見てきた人間賛歌の作図はもう見飽きたんだ。
美女と野獣
主人公には少し重めの背景があり、それが語られたあとはよく分からないままにストーリーが進んでいく。
ベルという名前といい、仮想空間で踊るシーンといい、ほぼ美女と野獣。
結末も微妙で、疑問が残る展開が多かった。
とにかくファンタジー
ファンタジーにファンタジーを描いたアニメならではの作品。
このアニメに何か含蓄や気付きを得ようと思い見たとしたらガッカリだろうが
ファンタジーを楽しめたらそれで十分と割り切り観たら、それで十分だろう。
とは言えこのファンタジー&アバターな映画とのコラボもあったアンリアレイジが
コレクションをNFTで売出成功した。と言う事実はファンタジーの枠を超えた
本作の傑作点だと思う◎
よいのではないでしょうか
けちょんけちょんにおっしゃる方も多いようですが、わたしは悪くないと思いました
主人公の鈴ちゃん bellが歌ってばかしなのでミュージカルみたいでしたが
最後の大観衆のなかU空間で歌う場面は素晴らしいと思いましたよ 大画面でみたかったかなと思いました
母親の死が鈴の精神に大きなダメージを与えて、しかしそういう母親の子だからこそのラストの展開はなかなか感涙ものです
正直 今どきこんな見ず知らずの他人に命かけるような人がどれだけいる?としらけかけましたが、いやそういう時代だからこそのせめて物語なかだけでも描くべきなのか、とも思ったです
しかしながら気になったのはネット上で繰り出されていく悪意に満ちた言葉の数々ね
友人の眼鏡の子もかなりの毒舌だし
はじめはこの主人公は細田監督自身をある程度描いてるのかとか思ってまった
前作がかなり微妙な評価をされてそれまで
細田作品かなり絶賛されてきたのに
そう思っちゃうほど出てくる人物たちの物言いがひどいのなんの
たぶん新海作品にも多大に触発されてこういう最新作になったかんじもしますが
ちょっとストーリーにあまり深みを感じられないなあとあえて言えばその分減点と
しかし、サマーウォーズからの一連の作品のなかではいちばん屈託なく自然に観られました
感動した。
"ベル"という名前や物語上でもちょいちょい
"美女と野獣"要素が見られたが
最後、皆んなの前にありのままの自分を曝け出して
歌う姿や歌で皆んなを巻き込む姿は
サマーウォーズを思い出す部分であり
ネットの中というバーチャル上の
自分のアバター的な
"もう一つの世界"での
"もう1人の自分"を思わせるところは
細田守監督らしさを感じた。
最終的にはバーチャルを超えた
現実での人を救うというところが
私的にはよかったなと思えた。
子供に見せたくない差別的内容
そばかすを持っている方々に謝ってほしい。
外見差別以外にも田舎へ対する差別や年齢差別もあります。
また、虐待問題を軽く捉えた描写もあります。
本当に気分が悪くなりました。
作品として世に出すなら責任を持って年齢制限をかけて欲しいです。差別的な内容をもつアニメーションを子供向けに宣伝しないで欲しい。
ひどい
私はいわゆるメタバースの住人であり、サマーウォーズに絶大な影響を受けたので、かなり期待して見に行った。
が、かなりひどかった。
特にほぼ見ず知らずの男を探し出すために家出をする主人公。
生々しい虐待描写。
「おい顔晒せよ」と言うためにみんなで大合唱。
曲が良かったので涙が出そうになったが、途中で我に返った。
いわゆる感動ポルノでサマーウォーズのような本当に感動できる映画ではない。
何より気に入らなかったのは、「バーチャルよりリアルが大事だよね♪」といった感じのコンセプト。
たしかにそれがマジョリティだが、我々のような社会の爪弾きには明らかにケンカを売っているようなコンセプトだった。
監督の業とテーマが解離してる
今までの細田作品を見ていると、細田守は「小さな男の子に憑依してお姉さんによしよしされたい」というある種のオネショタ願望に突き動かされていると私は読んでいる。
しかも、自分が憑依するショタキャラの方の造形にどうしても力がはいりがちであるように思う。
今回、その細田守の業ともいえる部分が、とってつけたような児童虐待によって描かれているので、なんだか体重ののったパンチが放てていない感じがする。
背景のうつくしさや、ディズニーの美女と野獣に真っ向から喧嘩を売る3D作画とか、ものすごく力が入っているしスピードもある。歌もいい。オシャレ。歌オシャレ。
でも、作品を通して体重がのってない。
ノックアウトされなかった。
お父さんとお母さん
お父さんとのギクシャクした関係、人を助けようとしたお母さん、足を怪我した飼い犬、大きな屋敷に住む理系の親友、美しい女友達、すずを見守るしのぶくん、一人でカヌーを操る男友達、すずを見守るおばさんたち、虐待されている兄弟、Uの世界で自分勝手な正義を唱える輩、そして何よりベル…訳ありで魅力的な登場人物が多いのに一人一人の背景がぼんやりしていて物足りない。
深読みせずに流して鑑賞できれば良いのですが、それぞれの目線からのスピンオフ作品を観てみたくなります。
映像美、歌唱は圧巻。ただ詰まらなくもなければ面白くもない。
細田守版「美女と野獣」
流石に映像、キャラクターのディテールは美しく、劇中歌も天才、プロ達が奏でるだけあって圧巻。
ただやや脚本がこれまでの細田作品と比べると粗が目立つかなという印象。
ベル/すずが竜を気にかける理由があまりよく分からず、心を通わせる描写もちょっと薄い。終盤にかけて何かと説明が足りないので
もの足りず感じる人にも同感。
頭がお花畑な人におすすめ!
2021年7月16日公開。
「未来のミライ」に続く細田守監督作品の第六作です。
結論からしてよく分かりませんでした。
サマーウォーズで見飽きたバーチャル空間のアイディアに、どこかで見たようなキャラクターやストーリー、世界観、棒読みのセリフ、全てが退屈でした。
ファンタジーが大好きで頭がお花畑な人々にはおすすめでしょう。最高傑作を語る方々に、面白さ、そしてこの監督の良さを聞いてみたいです。声優の感情の籠らない渇いたセリフ読みも個人的に苦手です。
良かったとすれば、中村佳穂さんの歌ですね。これはサラウンドに包まれたので映画館で観て良かったですね。
画質、カット割などは二の次で良いので、ストーリーにもっと重きを置いた方が良いのではないでしょうか。
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