フラ・フラダンス

劇場公開日:

フラ・フラダンス

解説

福島県いわき市に実在するリゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」を舞台に、通称「フラガール」と呼ばれるダンサーになることを決めた主人公の夏凪日羽の成長と、周囲の人々との絆を描いたオリジナル劇場アニメーション。福島県いわき市に暮らす高校生の夏凪日羽は、卒業後の進路に迷っていたが、「東北のハワイ」こと「スパリゾートハワイアンズ」のポスターを見て、フラダンスショーで踊るダンサー=フラガールの採用試験に衝動的に応募する。未経験ながらも採用となった日羽は、鎌倉環奈、滝川蘭子、オハナ・カアイフエ、白沢しおんという個性的な同期たちとともにフラガールへの道を歩み出すが、なかなか足並みがそろわず、初めてのステージは大失敗。周囲からも「史上最も残念な新人たち」と呼ばれてしまう。落ち込む日羽たちだったが、良いことも悪いことも分かち合いながら、次第に絆を深めていく。子役時代から俳優・歌手・声優と幅広く活躍する福原遥が主人公の夏凪日羽を演じ、同期のフラガール役で美山加恋、富田望生、前田佳織里、陶山恵実里が共演。そのほかの声の出演にディーン・フジオカ、山田裕貴。「鋼の錬金術師」「機動戦士ガンダム00」の水島精二が総監督、「劇場版アイカツスターズ!」の綿田慎也が監督、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の吉田玲子が脚本を担当。

2021年製作/108分/G/日本
配給:アニプレックス
劇場公開日:2021年12月3日

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映画レビュー

4.0東日本大震災から10年の節目に公開、新人フラダンサーのお仕事ドラマ

2022年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

東日本大震災から10年の節目に、被災3県を舞台にしたアニメを製作するプロジェクトの1作。福島県いわき市が舞台の本作のほか、「岬のマヨイガ」(岩手県大槌町ほか)、テレビアニメ「バクテン!!」(宮城県岩沼市)の3作が2021年に公開・放送され、このプロジェクト自体がとてもいいなと思いながら見ていました。3作がひとつのプロジェクトであることを強く打ちださないところにも好感をもちつつ、あまりにこのことが知られていないことが歯がゆくもあり、3作のあいだに何かしらの連携をさせてもよかったんじゃないかとも思いました。
「アイカツ!」でスーパーバイザーを務めた水島精二総監督が、同作のやぐちひろこ氏をキャラクターデザインに起用。新人フラダンサーのお仕事ドラマのなかに、アイドル要素も巧みに盛りこんだ物語にほっこりさせられます。

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五所光太郎(アニメハック編集部)

3.5一度生でちゃんとフラに触れたくなる

2024年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

採点3.7
フラに魅せられた少女たちの成長物語。
ハワイアンリゾートの奥深さと彼女たちの情熱を知りました。
分母的に宝塚まではいかないのだろうけど、その情熱は変わらないのでしょうね。
作画に演出も結構淡々としていたのですが、終盤からの盛り上がりは本当素晴らしかったです。
一見ミスマッチな楽曲も、終わってみるとすごいフラとマッチしてました。
一度生でちゃんとフラに触れたくなる、そんな作品です。

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白波

4.0思った以上に素敵な話でした

2024年4月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

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tatananaka

4.0王道アニメな物語

2023年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

脚本が吉田玲子さん、水島精二さんが取りまとめるということで鑑賞。
・主人公、夏凪日羽を中心にしたストーリー展開なので、各キャラの背景は薄めだけれども、変に物語が拡散しないので物語に集中できました。王道の青春モノ、ダメな子の成長物語でしたね。
・常磐興産、いわき市関係がかなり協力したんだろうな、と伺える背景に、いわきに行ったころを思い出しました。
・声優陣は良かった。福原遥はアイ歌に続いて感情表現がとても上手く、キャラの顔しか見えてこない。そして何より早見沙織の破壊力が卑怯なまでに凄まじい。ただ、ディーン・フジオカだけはどうにかならんかったのか・・・・。
・画像、特にキャラのモーションは好みの分かれるところじゃないかなあと思う。フラの指先の動きとか丁寧だったのだけれど、ひきになるとちょっと残念感というかリカちゃん人形でのマリオネット的な印象。
・風の音、雨音だったり細かい音が丁寧に表現され、映画に没入できる作り。 結構、手間暇かけたんじゃないかなあ。
いろいろと喜怒哀楽があり老若男女に刺さる良い作品だと思います。

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