ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!

劇場公開日:

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!

解説

「スピード」や「マトリックス」でトップスターとなり、近年も「ジョン・ウィック」シリーズなど活躍を続けるキアヌ・リーブスが若かりし日に主演し、ロックスターにあこがれる高校生のビルとテッドが時空を超えた冒険を繰り広げる姿を描いたコメディ「ビルとテッドの大冒険」のシリーズ第3作。前作から29年ぶりの新作となった今作では、主演のリーブスとアレックス・ウィンターの2人が、ミュージシャンになった大人のいまも少年の心を忘れないビルとテッドを三度演じ、タイムマシンで新たな冒険に出る姿を描く。自分たちの音楽が将来世界を救うと予言されたビルとテッドは、曲作りに励み、その時を待ち続けて早30年。人気も年月とともに落ち込み、いまや応援してくれるのは家族だけだった。そんな彼らのもとに未来からの使者が現れ、時空の歪みによって人類滅亡まであと77分25秒しかないという驚きべき事実を伝える。ビルとテッドは世界の消滅を防ぐため、そして「世界を救う音楽」を完成させるため、伝説のミュージシャンを集めて史上最強のバンドを結成しようと、過去や未来を駆け巡る。監督は「ギャラクシー・クエスト」のディーン・パリソット。

2020年製作/91分/G/アメリカ
原題:Bill & Ted Face the Music
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2020年12月18日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

特集

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12

(C)2020 Bill & Ted FTM, LLC.All rights reserved.

映画レビュー

3.5無邪気な中年コンビに心をほぐされる

2020年12月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 そこそこ昔からキアヌが好きだが、過去のビルとテッドシリーズは未観賞。ざっくりと過去作の予習をし、頭を空っぽにして観た。

 そこには自由な地平が広がっていた…数か月前、「TENET」を真剣に鑑賞して頭を悩ませていた自分を一笑に付すかのようなお気楽タイムリープの世界。理屈っぽさと無縁な、堂々たるB級テイストに心の余計な力が抜けてゆく。
 過去作の設定を知らないとすぐにはぴんとこない部分もあるが、分からないなりに見ていくうちに何となくノリで理解出来るし、付いていけなくなるほど入りくんだ話でもないのでシリーズ初見でも十分楽しめた。もちろん見ておくに越したことはないだろうが。

 長いこと寝かされたシリーズものが復活する時、メインを張った俳優が旬を過ぎてイケてない感じになっていたり、ビジネス的裏事情があるのではと穿った見方をしたくなる場合が往々にしてあるが、本作にはそういう空気がない。
 キアヌは長いキャリアの中で、コメディも若い頃を中心にこなしているものの、当たった映画はアクションものが多い。近年もジョン・ウィックシリーズで一世を風靡し、来年にはジョン・ウィック4とマトリックス4の同日公開も控えている。アクション俳優としてキャリアハイの最中にあると言っていい。
 そんな50代にして今まさにイケてる彼が、何の説明もなく自然体で30年前のおバカ映画に戻ってきて、特に若作りもせず楽しそうにテッドを演じている。相棒のビルを演じるアレックス・ウィンターとは私生活でも長年の親友だ。何年たっても老けないと思っていたが、前作の映像を一緒に流されるとさすがに老けたなとも思う。そういったことまで含めて親近感と、間口の広さや自由さにキアヌらしさを感じ、尊敬の念すら覚える。どういう流れで30年前の続編を作ることになったか知らないが、ひたすら微笑ましい。

 中年でも時には理屈を投げ捨ててバカになっていいんじゃないか…?そんな幻想で観客を自由にしてくれる、愛すべきB級映画。

コメントする (0件)
共感した! 31件)
ニコ

3.5前作、前々作未履修

2023年11月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

とりあえず劇場公開されて良かった。
バカなのは承知で見たのでバカなのは気にならず。えアレホーミーなの? 『私をくいとめて』にも出てきた偶然に驚き。
『トイ・ストーリー4』を観て、またキアヌはバカ映画に出ないかなと思っていたので、ちょっと嬉しい。エアギター笑える。
シリーズ観てなくてもなんとなくわかりますので問題なし。まあ自爆ネタバレしちゃいますがね。
娘二人もいいですね。サマラ・ウィービングは『レディ・オア・ノット』がとても良かったですが、ちょっと中性的なブリジット・ランディ=ペインは『スキャンダル』のどこでてただろう。

2020年最後の劇場鑑賞ということで、この空前絶後の年を爽やかでハッピーに終えられた愛すべきバカ映画でした。エクセレント!

コメントする (0件)
共感した! 18件)
なお

2.5音楽要素2割、コメディ8割

2023年10月5日
Androidアプリから投稿

音楽で世界を救うという
明確なテーマがあるにも関わらず、
時空を移動し、ハチャメチャな
ことをするドタバタコメディ。

キアヌのコメディ部分が
みられる貴重な映画。

主人公の二人の娘たちの方が
個性的で今後の活躍を期待したい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
to

4.0大爆笑。最高!

2023年4月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

シリーズもので、最初の観てなきゃ用ないから観ないだろうし、そういう意味では「最高!以上!」でOKな映画だと思う。
老人のビルとテッドが震える手でロックサインを掲げるシーンで大爆笑&涙腺緩みましたよ〜。
ここまで緩かったっけ??と思いながらも、何にも考えずにゲラゲラ笑ってスッキリ。
最高!以上です!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
胃袋

「ビルとテッド」シリーズ関連作品